○(京都の近代化遺産のお散歩より・その3)
三条通の続き。すぐ数軒先の高倉通の角が京都文化博物館別館(旧日本銀行京都支店)[明治39年(1906)]で、辰野金吾・長野宇平治設計の煉瓦造り。これまた絢爛な威容を誇る、福岡でもおなじみ得意の「辰野式赤煉瓦」であろう(似ている)。こっちの方が中京郵便局より色が濃ゆいめに見えるか。しかし写真で大写しにすると、実は激しい雨が斜めに叩きつけているのが映っている…(汗)
斜め向かいにファミマがあるのでその前でちょっと休憩。キイロイトリ「ハクリョク アルネ」道が狭い上に、洋館風が立て続けに建ってるのが原因か。※それにしても撮影しながらトリも濡れてだんだん湿ってきた(爆)
この手の明治頃の近代建築が普通の地方都市の街中にあると「おお、古くて歴史的だ」となるわけだが、京都は「千年の古都」だからもっと古くからあるものはたくさんあり、100年か150年前などというと比較的「こんなのはまだ新しいもののうち」なのかもしれないのである。しかし近代にいたるまでに長い間「破壊と建設を劇的に繰り返してきた」街だけに、「いざ新しいものを作る」となれば中途半端でなく「田舎者には考えられないような」都会的に立派なハイカラなものを造る、という大胆な心意気に満ちている、ということなのだろうか。それも「何もなかった所に造る」んじゃなくて、ぎっちり「昔からいろいろ因縁のあるはずの」所に造るんだから、なんかすごい感じがする。
すぐ近くに分銅屋足袋店(幕末頃創業)もあり、こっちは近代建築でも日本的な町屋だが、後ろのマンションみたいなのがまた現代的だったりするし。町屋建築が渋く黒っぽいのに対して、そうかと思えばいきなり赤煉瓦(爆)だったりする三条通を昼間歩くと、なかなか眩惑感を味わえるのであった。
(おまけ)昨日の中京郵便局付近、天気悪いのになんか若者たちの人だかりが…と思ったら、隣が河合塾で模試の学生が集まっていた。こんな感じでえらく日常的な空間が連続してるのも眩惑感の原因かw。
本日のBGM:
今日も見たい番組だけ予約留守録しておく。それしか見ない。
・瞬き /堂本剛 (Space Shower TV 9/10 12:00~「BIG HITS!」)~ハルカナウタ from「KinKi Kids Concert -Thank you for 15years- 2012-2013」(同、15:00~「BIG HITS!」)
半沢直樹の友達の近藤さんの脳内もやもやのようなインク(爆)が流れるPVと、15周年LIVEの映像。ちなみに、ひょんなところでようやく「天魔さんがゆく」#1話を初めて見た(2か月程、世の中から遅れている)。いっそんが大活躍だべw。なぜふなっしーw(←2か月位遅れでわろた)
・洋楽LIVE伝説~SONIC MANIA 2013 (WOWOW LIVE 9/10 21:00~、22:00~)
いきなりトーキング・ヘッズの1980年のライブをやっとる。エイドリアン・ブリュー先生もいるだ。さすがにOnce In A Lifetimeのイントロは有名だから久しぶりに聴くと昂揚する。
その後で、「サマソニ行かずにワーハピ行って奇特よばわりされた(笑)」ずぶんは1か月遅れで、卓球先生と無頼寿司のピエール瀧先生の電気グルーブも紹介に来たソニックマニア2013総集編のPet Shop Boys(こっちは1か月ぶりだ)とStone Rosesを見るべす。
前回生中継は「いつ出てくんだ??」的に待ってる間の雑談が多くて困ったが、今回は音楽重視の「各グループのもりあがってるナンバーのとこ」を中心に編集されているみたいだからストレスがかからない感じだ。なお、こういう種類の番組は「何かで聴いたことあって曲は記憶にあるのに、歌っている人名と曲名を知らなかった音楽」がよく判明するので、インデックスのような利用法ではあるが結構勉強になる。(20130910)