Bootstrap's Bootstraps (2003) 映画音楽 投稿日：2003/08/08 18:16
〔アーティスト名〕 composed by Klaus Badelt, score overproduced by Hans Zimmer
〔どんな時に聞きたい？〕 やる気を出したい時
〔ここは良かった！〕 ORIGINAL SOUNDTRACK「PIRATES of the CARIBBEAN～The Curse of the Black Pearl～」(avex, AVCW-12343)
※このジャケット記載のスタッフ名一覧の書き方がみんな「海賊ごっこ」して遊んでいる（笑）。乾杯。Zimmer氏って体デカいのかな。
〔ここはいまいち・・〕
○ＴＤＬに一度も行ったことがなく、行きたいと思ったこともなかった。この映画を見て、一度くらい行ってみてもいいかも＾＾と初めて思った（現金な性格）
○いまいちなのではないが、この映画の縁で買ったキネ旬８月下旬号のテレビ時評「ドラマのパラダイム変換～」に、今期の連続ドラマの「情けない男たち」中心のドラマ、という分析で『元カレ』にも言及。東次のイラストがシンプルだが似てる。
〔このＣＤの価値は？〕 2000円～3000円
ジャケット☆☆☆☆ メロディー☆☆☆ 総合評価☆☆☆☆
〔コメント〕
めざましＴＶのインタビューを偶然見て映画の存在を初めて知り、事前知識は「J.Deppが出ている事」以外は皆無。行こうとは思ってなかったが、これも偶然友人に誘われて「J.Deppなら見よう」（←ありがちなパターン）とあまり期待せずに映画館に同道するという、自分としては極めて珍しい経緯で観覧（この時「キャンプファイヤー」ＣＭを見た）。…その程度の安易な動機で見に行っても大丈夫です（爆）＾＾。
エンドロールに「Hans Zimmer」の字を見て（がははは♪）爆笑。BadeltにZimmer、Bob Badami、Glennie-Smith…ジャケットに並ぶお名前の数々といい、西洋コスチュームプレイ的典雅な「泣き節」のふんだんに入った大仰な音（※全く予期せずついに初めて映画館で聴くことに。腰の骨にまで響きますぜ＾＾）といい、“Zimmer組”以外の何ものでもないのですが、この音だけ聴いたら普通もっと、Ｒ．クロウとかＳ．コネリーとか「筋骨！」闘魂系が画面で大真面目な表情でがーっと来るはず、と思うでしょ？
違うんですよ。この「どこどこどっどんどん」で、なんと「らりらり」「ゆらゆら」ほんとは“脱力系”のはずのJ.Deppが出てきてすてっぷすてっぷ（爆）＾＾というギャップの段階で、既に完璧ギャグ。これは、Bruckheimer流“いかにも愛と感動”大作英雄映画（※ＴＶ吹替「The Rock」以外見たこと全然無し）そのもののパロディなのか？好戦的愛国主義への揶揄なのか？ばかにしとんのか？＾＾等等と最初思ったくらい。難しいこと考えなければ笑う小ネタつっこみどころ満載。きったない海賊メンバーに至るまで脇役もインパクト大でした。大作っていうよりマニアのリピーター好きそうな感じ。
この夏休み映画で久々に一般ミーハーDeppファン人口は低年齢層へ拡大されるのだろうか。オーリー君ならまだしも平成生まれの小中学生女子が自分の父親くらいのおっさん船長にもめろめろになっている（ましてや隣の友人ですら目に星が☆）というのも気持ちはわかる。頼もしい。がんばれわかぞー。へんなおじさんにだまされるなよ（笑）。
この夏のＢＧＭの一つとして、とりあえず格闘系Ｍ１２を上記タイトルに選んでみましたが、メインぽいＭ４とかＭ１５とか、他にも、全編この手の音なんで例によって様々に利用できそうなＢＧＭです（秋口からＣＸのトリビアあたりで使ったりしないかしら＾＾）。Ｍ５で必死に床のお掃除（爆）するのもいいかも。
