ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

危険な大阪出張 ( 続編 )

2013-09-29 19:41:48 | 日記

見学会開催企業が手配したバスで新大阪駅へ戻った。 新幹線の改札前には蛇行した長い列と大勢のひと。 嫌な予感は的中し、台風の余波で富士川が増水し、全便静岡止まりに変更されていた。 オマケにダイヤは大幅に遅れている。 僕らは、予約した便 ( 228 号 ) よりも 1 時間前の便の到着を待ち、これに飛び乗った。

臨時で全席自由席扱いになっているけど、有り難いことにグリーン車は優先的に座れる。 僕らは一先ず落ち着き、「 静岡まで到達できれば、在来線でも何とかなるだろう 」 などという楽観的イメージングが始まる。

ちなみにグリーン車両にもグリーン予約しなかった客が立って乗っている。 彼らだってグリーンではないが座席指定だったはず。 まったくもって大迷惑だ。 そんな車内に絶望的な放送が流れた ・・・ 「 この列車は行先を変更し、名古屋止まりと致します 」 ・・・ 何ということ ! その後、やってきた客室乗務員に訊いたところ 「 静岡行きとなっております 」 ・・・ これに対し、放送された内容との矛盾を伝えると、「 確認してまいります 」 と言ったまま、二度と戻ってはこなかった。 ( 笑 )

一方、ネットで調べると、あと 30 分ほどで富士川を渡ることができるようになるとか。 こりゃ名古屋に着くまでに状況が激変して、何とか東京まで行くんじゃないか ? そんな希望を胸に、列車は京都を発車した。 そして、望みもむなしく、名古屋で全員降ろされた。

僕らは通常の新幹線下りホームへ移動し、列を作った。 ひとで溢れるホーム頭上では、電光掲示板が刻々と情報を変化させている。 不思議なもので、東京までの運転再開の目途が立たないとはホームから駅員の姿が消え失せるが、いざ運転再開が発表された途端にウジャウジャと湧いて出てくるのは、どういうことなんだ ? ( 笑 )

結局、僕らは 1 時間以上並んで待ち、並んだ列の反対側ホームに到着した臨時便 ( うち 1 便は名古屋始発 ! ) を恨めしそうに 2 回も見送りながら、ノロノロと到着したのぞみ 230 号東京行きに晴れて乗車し、ここでもグリーン車の空席に座ることができた。 もちろん、周囲には大勢の客が立っている。

途中、トンネルで停止した車内に 「 富士川の安全確認をしています 」 というアナウンスが流れた。 その後、トンネルを抜けて渡った鉄橋の直下には増水した富士川の激しい濁流が見えた。

そんなことで、予定よりも 90 分ほど遅れての帰宅。 まー、帰れただけいいか ・・・ 。

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