フォトは、8月25日に 〝吉田拓郎さんのブログ〝ラジオの青春〟〟 というタイトルで紹介したオフィシャルHP のブログに10月3日付で投稿された内容の一部。
その投稿は、こんな言葉で始まっている。
「去年くらいから?だったか・・・夏のイメ-ジが完全に変わったように強く感じる」
僕も7月21日に 〝夏本番 2024〟 というタイトルで、夏の雨の様変わりを、こう書いた。
・・・ 梅雨は、かつてザ・タイガース〝モナリザの微笑〟の歌詞に使われた「しとしと…」という表現のような、或いは吉田拓郎さんの〝ある雨の日の情景〟に描かれた世界のような、鬱陶しい中にも趣あるイメージではなくなり、昨今は「豪雨をもたらす期間」とでも表現すべき激しい姿に変化しつつある ・・・
・・・ そして、ここ2~3年ほどで不可逆の異常気象が顕著になった ・・・
・・・ 梅雨明け後も含め、地元住民が「長く住んでいるが初めて」と驚く冠水が毎年全国各地で当たり前に起こっていて、今後も冠水エリアは拡大するはず ・・・
幸い冠水とは無縁の土地で暮らしているが、雨の異常について、都心(港区?)で暮らす拓郎さんが、都心からやや離れた街で暮らす僕と同様の感覚で捉えている事実は嬉しくもあり、「どこも同じなんだ」と恐ろしくもあり、である。
だから、再度書く。
長く住んでいて離れ難かったり、「やむを得ず」「仕方なく」ならともかく、少なくとも これから転居先を決めるケースで選択の余地があるなら、標高や地盤安定性、治水が十分ではないエリアには住まないだろう。
ネットで簡単に確認できる地域のハザードトレンドを調べもせず、「水辺の近くがいいから」「景色がいいから」「便利だから」などといった理由で危険地域や危険地域予備軍を選んで移り住んだ挙げ句、日々の仕事や生活に加え、わざわざ自然災害による不安や労苦、散財を背負い込むなど馬鹿のやること、時代錯誤だ。
住む場所はしっかり選ぼう。
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