ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

カップヌードルにラーメンの具を入れる不思議

2009-03-29 12:50:06 | 日記
僕の少年時代に2つの実験的食品が誕生した。 1つはボンカレー、もう1つはカップヌードル。 でもって今日はカップヌードルの話。

カップヌードル・・・昔々その昔(37年前?)、そいつは突然TVからやってきた。

時代はフラワームーブメントのテイストを色濃く残したまま突入したフォークブームの真っ只中。 画面に映るちょっとサイケでヒッピーな男女がプラスティックのフォークで美味しそうに食べてる姿に少年だった僕は興味津々。 CMに外人が登場したことで「海外発?」と勘違いしたまま、ほどなく近隣駅前大型スーパーの外壁に自動販売機が設置された。

前面にカップヌードルが大きくプリントされた自動販売機はもちろんカップヌードル専用。 ボタンを押すとお湯が出るし、あのフォークが押し込まれた取り出し口もあって、その場で食べることができた。 でも食べてる姿は見なかったな。 田舎だったしね。

「インスタントものは身体に悪いから・・・」が口癖だった母上は新しいもの好き。 ある日台所にはカップヌードルの雄姿が。 袋麺しかなかった時代、某機内食のパックを見本にした(10年程前に伝記本で知ったんだけどね)という包装容器に世界の風と未来の足音を感じながら食べたそれは、やはりラーメンとは全く異質のモノ。

「またカップ麺食っちまったよ~」という後ろめたさを超越した味、独特の生臭さが残るエビ、人工的で組成不明のブロック肉は、今や僕のお気に入り。 ラーメンとは異質なモノだからこそ競合品がない特別な存在なのさ。 そんな人工的で組成不明のブロック肉が、4月20日からチャーシュー肉に変更されるんだって。 これはちょっとショックかも。

僕のお気に入りを奪ってしまうのかい?(笑) ラーメンとは全く異質の食品にラーメンの具を入れても意味ないんだけど。(爆) 一番のリスクはカップ麺に入ってるチャーシュー風の具が不味いのばかりだという真実。(大爆)

2007年から天国に住所を移された安藤百福さま。 旧タイプも「CLASSICS」とかで何とか残してもらえませんか?
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