ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

またAIG・・・だからAIG(笑)

2009-03-21 21:22:49 | 日記
AIG幹部400人に対し 1億6500万ドル ≒ 約161億円 という多額の賞与を支給する問題は、米下院でスピード可決された課税法案(税率90%)で既に収束に向かった感がある。 この課税法は40億ドル以上の資金援助を受けている企業で25万ドルを超える報酬を得ている輩が対象となっているそうな。

「破綻の建て直しに注入された税金を貪る幹部(患部?)は許せない」といった意見が大勢と思うが、僕は他所に潜伏している悪性の癌に注目したい。

この支払いのモトとなったのは契約書。 「2008年分の賞与は2007年分と100%同額とする」更に「保有資産を時価評価したことで生じる損失などは賞与支給に影響しない」などと書かれた契約書の硬直性が滑稽な茶番を演じさせている。

役者は脚本家が書いたシナリオに従って踊ってるだけ。 本当の癌はAIGの脚本家・・・つまり法務担当者ということになったりする。

視野が狭い? 情報過疎? 実はパー? 予測される変化・リスクが盛り込まれていない契約書などありえんでしょ。 この異常さこそがレビュー能力の稚拙さの証明。 まー、組織が歪(いびつ)でラインからの独立性が確保されていないのかも知れないけどね。

73人は100万ドル(約1億円)以上の特別賞与で、最高支給額は650万ドル(約6億3700万円)だったとか・・・正に “負けに不思議なし” 。

ドタバタ喜劇の脚本家よ恥を知れ!
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