みーばい亭ブログ

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鮎の塩焼きで杣の天狗をのむ!

2015-08-22 23:45:44 | 新・ほろ酔いキッチン

地球温暖化による日本列島の熱帯化。
それに伴う集中豪雨などで各地に甚大な被害が出ている・・というのは、報道で見聞きしているのだけど、自分自身が直接被害を蒙っていないので、正直「対岸の火事」的に楽観していたことは否めない。
が、いつも夏のはじめに若鮎を調達している川が、土砂崩れだか氾濫だかの被害を蒙ったらしく、緊急護岸工事だとかで河川閉鎖になってしまった。
で、そろそろ店頭にサンマが並びはじめたというのに、未だ鮎が食べられないという事態に陥ってしまったわけだ。
ま、外食では何度か鮎の塩焼きを頂いて、それなりに美味かったのだけど、やっぱり鮎は・・・、
①カンテキに火を熾し
②香ばしい煙の匂いをアテにラガービールを飲み
③焼きたての鮎を「杣の天狗」と共に頂く
・・・と、云う三段活用のステップを踏まなければ食った気がしない。
ちなみに「杣の天狗」とは、地元湖西の上原酒造さんの限定薄にごりの純米吟醸酒。
京の料理屋などでは鮎の塩焼きをビールで食わせるのが定番化しているようだが、管理人の知る限り、鮎の塩焼きに一番合う酒は「杣の天狗」である。
鮎は日本を代表する魚であり、日本の固有種。
鮎にビールという組み合わせは稀有な「出逢いもの」で、管理人も否定はしないが、ここはやっぱり国産の山田錦で仕込んだ「酒」で合わせるのが、日本人の心意気っちゅうもんやろ。
と、いうわけで、なにがなんでも鮎を食べないと夏がはじまらない(って、すでに終わりかけてるけど)。
背に腹はかえられないとこだわりを捨てて別ルートで調達。
ま、錆びてはいないけどこの時期だから育ちすぎは仕方がないか。
小ぶりの若鮎なら頭から丸かじりするのだけど、このサイズだとさすがに頭と中骨は食べられないので、当然食べ残しはオカヤドカリの餌に。
身の良いところをちょびっとだけ琴絵さんにもおすそ分けしたけど、さすがに上陸したばっかりじゃ、この味はわからないだろうな。
早く大人になって、一緒に美味い吟醸酒をのもうね。

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