いつの間にか、日が長くなった如月最後の週末。
明るさの残る庭先で、サクラビールを片手に、のんびりと火を熾して、湖国の春告魚もろこを焼く。
走りだから、まだちょっと骨が触るけど、この時期ならではの脂のり!
娶せるのは、もちろん「初桜」。
昔、三重まで貝掘りに通っていた頃、鈴鹿の麓の道の駅で「晴」に出会って以来、春には欠かせない定番酒。
蔵元の安井酒造場さんは、めでたく息子さんが酒造りに参戦されたそうで、さっそく平成生まれの若者が仕込んだ「生酛太郎 生酒 吟吹雪」をゲット。
さっぱりとした吟醸酒なんだけど、どこか懐かしい感じがする微妙な味わい。
生酛造りというと、管理人のイメージではそれぞれの味がもっと力強く出る感じなんだけど、この優しさは今時の若者気質かな?
それにしても、アル添なしでこれだけの香りが出せるとは!
良い仕事しましたね、太郎くん。
もちろん片贔屓にならないように、お父ちゃん仕込みの純米酒も飲み比べ。
これ、某ドライビールの激似ラベルで、一部の愛酒家の間で物議を醸したシリーズなんだけど、ずいぶんファンキーなラベルになったこと(笑)
ま、ラベルはともかく、中身は褌一丁で日本海の荒波に立ち向かう「男酒」!(鈴鹿の麓だけど)
魚を焼きながら飲むんだったら、こっちの方が好みかな。
まず生酛太郎でおなかを温め、魚が焼けたらがっつりと純米で!
昭和平成の父子鷹。
R2BYも期待してるからね、太郎くん。
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