
やっぱり我慢できなくて購ってしまった。
お値段は・・口にすれば味ない味ない。
でもまあ、秋刀魚だと思うからお高いわけで、ぐじやのどぐろだと思えば十分の一以下か。
とはいっても、今年お初の秋刀魚。
焦がさないように慎重に焼き上げる。
このところズボラこいて火熾しや焼き物には、女子高生御用達のハンディファンを愛用していたのだけど、やっぱり瞬間的に火を叩いたり煙を払ったりするには荷が勝ちすぎる。
昨夜の鮎もそれでしくじったしね。
やっぱり、カンテキには渋団扇がよく似合うのだ!
はい、焼きあがった秋刀魚に箸を入れ、まずはハラワタを口に入れる。
味蕾がほろ苦さを感じたところで、すかさず背中の身をパクっ!
すると、あら不思議。
口中いっぱいに甘みが広がる・・そのタイミングを逃さず純米酒をグビっ!!
フクースナ!デリソーゾ!エクセレント!デリシャス!ノスティモ!アメイジング!セボン!レッカー!ゴッツ!キゾリ!ハオチー!ヤミー!エナッ!スタプ!キズリ!マーサン!ウマイ!
これはまさに文化や国境や宗教を超越した地球レベルの美味ですな。
秋刀魚の塩焼き!世界の平和!
箸休めは、冬瓜の含め煮。
庭からもいできた柚子の皮がいい仕事しております。
続いてこの季節、なくてはならない無花果田楽!
締めは昨晩食べ切れなかった栗ごはんに、酒と醤油で炒りつけた紫蘇の実をトッピングして風味アップ!
秋の宴。
飲めや歌えの三連休。
ほろ酔い機嫌で口ずさむのは、やっぱりこの歌。
♪秋刀魚だけを愛してたのよ・・・苦いわ
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