俳諧の世界で「よもぎ」といえば春の季語らしいけど、アクアリウムの世界では晩秋である。
もっともヨモギに冬の訪れを感じるアクアリストがどれだけいるかは知らんけど(^^;
と、いうわけで、今夏の異様な暑さに耐えて無事にヨモギホンヤドカリたちがおめざめになった。
と、なれば、今宵のメニューは鍋しかない!
と、心の決めていそいそと出かけたスーパーで見つけた出初めの鱈350円!
はい、まずは昆布だしの味を決めて、内緒の濁醪とアラを投入。
丁寧にアクを救いながら旨みを煮出したら、あとは具材を炊くだけ。
合わせる酒は、先週「岡村本家」の蔵開きで仕入れてきた「富之尾 純米 生原酒」。
ラベルに書かれているように、多賀町富之尾の米で仕込んだ「地酒」というから、めっちゃピンポイント、地酒の中の地酒である。
万石クラスの酒造メーカーのいわゆる「銘酒」に比べれば洗練されていない「田舎酒」なんだけど、そもそも日本の酒とはこういうものではなかったのか?
考えてみれば「地酒」と銘打った酒が日本中どこの酒屋でも買えるってのがおかしくないか?
と、いうわけでみーばい亭は声高に叫ぶ!
「ワシ、こうゆう酒好きや~!」
ま、いわゆる「銘酒」も悪くはないし、常々売り上げにも貢献してるんやけどね(爆酔死)。