みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

ファイヤー!

2016-09-10 21:48:20 | 新・ほろ酔いキッチン

という、掛け声で変身するのは往年の円谷ヒーロー「ファイヤーマン」。
一応、断わっておくが「消防士さん」ではない。
幼少の管理人は、その虫っぽい顔つきが気に入っていたのだが、あまり人気はなかったようで・・。
ま、虫顔の本家本元「仮面ライダー」全盛期だから、陰になるのは仕方がないか。
それはともかくとして、虫と言えば今日庭先で面白い虫を見かけた。

真っ白なハサミムシ。
脱皮直後なのかアルビノなのかは知らないけど、なんとなく瑞兆!
この夏も楽しく遊んで旨い酒もいっぱい飲んだし、来たる秋にもいいことがあるかな。
と、言ってる先から、秋の味覚第一弾登場!
亭主が庭で秋刀魚を焼き、女房が台所で大根をおろす。
このささやかな幸せも、白いハサミムシの御利益かな。

こんがりと焼きあがった秋刀魚に合わせるのは「萩乃露」の特純。

先週のきき酒会のブラインド審査で、意外な高得点だったのが「松の司」と「萩乃露」。
どちらもみーばい亭では今までノーマークの銘柄だったので、味覚や好みが変わったかなと思ったのだけど、浅茅生や初桜など好みの定番酒にも相変わらず高得点をつけているから、そういうわけでもなさそうで、新たに好みの酒が増えたということで、めでたいめでたい。
で、さっそく仕入れてきたのがこの特純。
採点シートには「後味に酸味が残るもバランス良し」という記載が残っているが、微かに感じる酸味が爽やかさを醸し出して、ややすればくどくなる秋刀魚の脂臭さを中和してくれる。

さて、ここでお集りの皆々様!
管理人が若い頃、酒の師匠から伝授された「秋刀魚の食べ方」を、酔った勢いで大公開!
まず、焼きたての秋刀魚の腹に箸を刺し、ジュワっと立ち上る湯気の香りでまず一杯。
お腹がポっと温まったところで、おもむろにハラワタをパクっ。
ジワっとほろ苦みが口中に広がったところで背肉をむしってパクっ!
すると、あら不思議、肉の甘みがお口の中いっぱいに広がりますね。
そこですかさず純米酒をグビっ!
甘露甘露。
ハラワタをパクっ、身をパクっ、酒をグビっ!
と、半身を食べ終わる頃には、すっかり冷めて生臭みを感じるようになるので、すだちをジュっと絞ってパクっ。
本来ならば庭の柚子を使うのだけど、先日知り合いの知り合いが四国のご出身とかでおすそわけのおすそわけを頂いたので、今回はすだち。
柚子よりもくせがなく、純米酒との相性も〇。
持つべきものは気前のいいご近所さんである。
あれっ、大根おろしは?

ちゃんと、厚揚げ焼きに使いましたのでご心配なく。

そして、この季節に絶対外せない定番中の定番。
みーばい亭名物「無花果田楽」。

真っ白なハサミムシの御利益満載の土曜日。

コメント (2)

ブログ村 リンクバナー

にほんブログ村 酒ブログ 家飲みへ
にほんブログ村 観賞魚ブログ ヤドカリへ
にほんブログ村