みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

ホムンクルスの作り方

2011-09-17 19:19:27 | 生き物の話
たぶん、翻訳本の文庫版だと思うのだが、中学生か高校生の頃、黄色い表紙の「白魔術・黒魔術」とかなんとか言った題名の本を愛読していたことを、ふと思いだした。
断片的だが内容も微かに覚えているので、本当に愛読していたのだろう。
恐るべし、思春期の記憶力。
その中に、ホムンクルスの作り方に触れた一節があった。
ガラス容器に、精液と血液を入れ、夜露やら動物のエキスやらなんやらかんやらを加えて、どうにかこうにかすれば、なにがどーなると言った内容だったと記憶している(え~かげんな記憶だが)。
まあ、わざわざ翻訳されて、しかも中学生が読むような本の記述だから、それなりにホムンクルスの作り方などは一般知識として世間に浸透しているのだろうが、未だに成功したという報道はないので、オカヤドカリの繁殖よりは多少難しいのかもしれない(笑)

中世欧羅巴の科学者(魔術師?)は、磯遊びなどには縁が無かっただろうから、知らなかったと思うが、「人間の姿」に拘らなければ、ガラス容器内に生命を発生させるのは、簡単なこと。
春から夏にかけて、海岸の石やら砂やら海藻やらを、せっせとガラス容器に投入してやれば、秋ごろにはいろんな生物が(勝手に)現れる。

で、今秋最初に現れたのが、上の画像の生命体。
少し前に、クモヒトデのオフィオプルテウス幼生らしい生命体が浮遊しているのを目撃したので、よっしゃ!と思ったのだが、触手が5本以上あるし、全体のフォルムからしても、腔腸先生のポリプなんだろうな・・。
サルラック以外の腔腸動物は、あまり長生きしたことのない水槽だが、なんとか生きのびてくれることを祈る!

※下の画像は、ファンへのサービスです。




コメント (9)

ブログ村 リンクバナー

にほんブログ村 酒ブログ 家飲みへ
にほんブログ村 観賞魚ブログ ヤドカリへ
にほんブログ村