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ルイス・ウンベルト・サルガードの交響曲第7番を聴く

2022-07-10 18:18:53 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は松戸のみのり台駅近くにある兄の墓参りに行きました。
兄が亡くなったのは61歳で、私も今年同じ年齢です。
ずっと行くことができなかったのですが、
久しぶりに行き、線香をあげてきました。
さて、今回は1903年生まれのルイス・ウンベルト・サルガードが、
1970年に作曲した交響曲第7番を取り上げる。
聴いたCDはミヒャエル・マイスナー指揮、
クエンカ交響楽団の演奏である。
第一楽章アダージョ・ソステヌート~
アレグロ・コン・アニマは、
木管楽器と弦楽器の響きの序奏で始まる。
やや重々しい感じであるが、そのあと軽快な主部に入る。
弦楽器が速く流れるような旋律を奏でていき
木管楽器も絡んでいき、軽やかさもあるが、
打楽器がせかせるような感じでもある。
最後はテンポアップして盛り上がり、
ティンパニの音が鳴り響いて終わる。
第二楽章アダージョ・ソステヌートは、
木管楽器で始まり、チェロが呼応し、
ハープの音も入り、オーボエが旋律を奏でていく。
やがて弦楽器が旋律を奏でるが、やや悲しげである。
木管楽器は対照的に明るく軽やかである。
ハープの音が神秘的な雰囲気を出し、
最後は金管楽器中心に盛り上がって終わる。
第三楽章アレグレット・ノン・トロッポは、
弦楽器とおどけたようなクラリネットの旋律で始まる。
舞踏的な感じの旋律が弦楽器によって奏でられていき、
木管楽器もそれを引き継いでいき、
打楽器と金管楽器も加わり盛り上がっていく。
中間部は木管楽器中心に音楽が展開され、
ハープの音も絡んでいく。
冒頭の舞踏的な旋律が繰り返され、
打楽器と金管楽器で盛り上がって終わる。
第四楽章アレグロ・マエストーソは、
金管楽器がファンファーレ風の明るい旋律を奏でて始まる。
ハープと鐘の音が入り、木管楽器により旋律が引き継がれる。
弦楽器が奏でる突き進むような旋律とは別に、
冒頭のこの明るい旋律は何度も楽器を替えて現れる。
最後は金管楽器中心にその旋律が奏でられ、盛り上がって終わる。

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