Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルイス・ウンベルト・サルガードの交響曲第6番「弦楽とティンパニのための」を聴く

2022-07-23 19:33:45 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
今回は1903年生まれのルイス・ウンベルト・サルガードが、
1968年に作曲した交響曲第6番、
「弦楽とティンパニのための」を取り上げる。
聴いたCDはミヒャエル・マイスナー指揮、
クエンカ交響楽団の演奏である。
第一楽章マエストーソ-アレグロ・フェスティーヴォは、
序奏のマエストーソは低弦の響きで重々しく始まる。
そのあと主部アレグロ・フェスティーヴォに入り、
ヴァイオリンが生き生きとした主題を奏でる。
続いてヴァイオリン・ソロで始まる室内楽的で、
内相的なもう一つの主題奏でられるが、
そのなかにも最初の主題がチェロなどの奏でる旋律で現れる。
そして、最初の主題がもう一度現れて繰り返され、
もう一つの旋律も奏でられていき、
ティンパニの音とともに最後盛り上がって終わる。

第二楽章アダージョ・エスプレシーヴォは、
ヴァイオリン・ソロの旋律で始まり、
それが他にも引き継がれ、進行していく。
情熱的に盛り上がる部分もみられるが、
室内楽的な響きで簡素な部分もみられる。
最後は消え入るように静かに終わる。
第三楽章アレグレット・ポコ・モッソは、
軽快で舞踏的な旋律が奏でられて始まる。
ティンパニが弱い音で入るが、
続く部分は室内楽的で簡素な感じである。
冒頭の舞踏的な旋律が再び奏でられ、
ティンパニの音ともに軽快に進み、
最後は盛り上がって終わる。
第四楽章アレグロ・コン・ヴィータは、
軽快で生き生きとした旋律で始まる。
ティンパニも加わり、ダイナミックになる部分と
弦楽器のみで簡素だがリズミックな部分が現れる。
ティンパニの叩く音とともに、
盛り上がりをみせて、最後力強く終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルイス・ウンベルト・サルガ... | トップ | ルイス・ウンベルト・サルガ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編」カテゴリの最新記事