Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ルイス・ウンベルト・サルガードの交響曲第9番「統合体」を聴く

2022-07-03 19:16:28 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
今回は1903年生まれのルイス・ウンベルト・サルガードが、
1975年に作曲した交響曲第9番「統合体」を取り上げる。
交響曲第2番と同様に単一楽章制の作品で、
どちらにも「統合体」という副題が付いている。
聴いたCDはミヒャエル・マイスナー指揮、
クエンカ交響楽団の演奏である。
「アレグロ・クワジのテンポで」で始まる。
力強くリズミックな旋律が弦楽器と金管楽器で奏でられる。
荒々しさと軽快さがみられる音楽が続くが、
独奏チェロが入るあたりから音楽が変化し、
金管楽器などにフーガ風の展開がみられもする。
ファゴットなど木管楽器が活躍するゆったりとした部分を経て、
フルートやクラリネットが活躍する軽快な舞踏風な音楽の部分に入り、
金管楽器と弦楽器中心に盛り上がったところで、
最後はあっさりと予期しないところで終わる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ルイス・ウンベルト・サルガ... | トップ | ルイス・ウンベルト・サルガ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編」カテゴリの最新記事