今回は1903年生まれのルイス・ウンベルト・サルガードが、
1956年に作曲した交響曲第3番「ラ-レ-シ-ソ-ミ」を取り上げる。
副題はロココ様式による(五音音階で書かれた) である。
聴いたCDはミヒャエル・マイスナー指揮、
クエンカ交響楽団の演奏である。
第一楽章レント-アンダンティーノ-アレグロ・コン・アニマは、
ホルンのラ-レ-シ-ソ-ミの音で始まり、
ハープシコードとハープの音が入る。
フルートの奏でるラ-レ-シ-ソ-ミの旋律が続き、
これがこの交響曲の中心的な主題になるが、バロック風である。
ロココ様式の音楽といえば、クープランのクラヴサン音楽なので、
ハープシコードの音や、フルートの音がその雰囲気を表現しているのだろう。
弦楽器は室内楽的な音楽を奏でて主部に入る。
弦楽器による明るく軽快な旋律が奏でられ、
ハープシコードの音も入り、雰囲気を醸し出していくが、
主題となる旋律はとても哀愁を感じさせる音楽である。
鉄琴なども活躍し、フルートも活躍していく。
民謡風の旋律が、バロック風の旋律と絡んでいく感じで、
なかなか面白い音楽であり、独創的である。
最後は盛り上がったところで終わる。
第二楽章サラバンド風のグラーヴェは、
金管楽器の重々しい音で始まり、
それにフルートなど木管楽器の軽やかな音が呼応する。
そのあとは弦楽器が中心となり、叙情的な旋律を奏でていく。
フルートがラ-レ-シ-ソ-ミの旋律をロココ風に奏でていく。
弦楽器がそれを支え、金管楽器が盛り上げる。
そして冒頭の音楽を金管楽器が再び奏で、
そのあとの音楽も軽やかな音楽も同じように奏でられ、
この部分が繰り返されていき、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグレット・グラツィオーソ・アラ・ブーレは、
軽快で明るいラ-レ-シ-ソ-ミの旋律が奏でられていく。
ここでもフルートなど木管楽器がロココ風の音楽を醸し出している。
中間部はそのあとは弦楽器中心に旋律を奏でていく。
金管楽器が加わり、盛り上がりを見せる部分もあるが、
再び弦楽器が冒頭の明るく軽快な旋律を奏でて、
最後は弦楽器とハープシコードでクレシェンドして終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグロ・ジウス(ジーグ風フーガ)は、
ヴァイオリン・ソロが前楽章のラ-レ-シ-ソ-ミの旋律を奏で、
他の弦楽器とフルートが絡んでフーガ風の音楽を展開していく。
徐々に金管楽器も加わりながら、盛り上がりをみせる。
ハープの短くも美しいカデンツァ風の部分があって、
その後打楽器のリズムが刻まれ、主題が様々な楽器で奏でていき、
それからチェロなど弦楽器が主題を奏でて、木管楽器が絡み、
金管楽器が加わり、盛り上がったところで最後終わる。
1956年に作曲した交響曲第3番「ラ-レ-シ-ソ-ミ」を取り上げる。
副題はロココ様式による(五音音階で書かれた) である。
聴いたCDはミヒャエル・マイスナー指揮、
クエンカ交響楽団の演奏である。
第一楽章レント-アンダンティーノ-アレグロ・コン・アニマは、
ホルンのラ-レ-シ-ソ-ミの音で始まり、
ハープシコードとハープの音が入る。
フルートの奏でるラ-レ-シ-ソ-ミの旋律が続き、
これがこの交響曲の中心的な主題になるが、バロック風である。
ロココ様式の音楽といえば、クープランのクラヴサン音楽なので、
ハープシコードの音や、フルートの音がその雰囲気を表現しているのだろう。
弦楽器は室内楽的な音楽を奏でて主部に入る。
弦楽器による明るく軽快な旋律が奏でられ、
ハープシコードの音も入り、雰囲気を醸し出していくが、
主題となる旋律はとても哀愁を感じさせる音楽である。
鉄琴なども活躍し、フルートも活躍していく。
民謡風の旋律が、バロック風の旋律と絡んでいく感じで、
なかなか面白い音楽であり、独創的である。
最後は盛り上がったところで終わる。
第二楽章サラバンド風のグラーヴェは、
金管楽器の重々しい音で始まり、
それにフルートなど木管楽器の軽やかな音が呼応する。
そのあとは弦楽器が中心となり、叙情的な旋律を奏でていく。
フルートがラ-レ-シ-ソ-ミの旋律をロココ風に奏でていく。
弦楽器がそれを支え、金管楽器が盛り上げる。
そして冒頭の音楽を金管楽器が再び奏で、
そのあとの音楽も軽やかな音楽も同じように奏でられ、
この部分が繰り返されていき、最後は静かに終わる。
第三楽章アレグレット・グラツィオーソ・アラ・ブーレは、
軽快で明るいラ-レ-シ-ソ-ミの旋律が奏でられていく。
ここでもフルートなど木管楽器がロココ風の音楽を醸し出している。
中間部はそのあとは弦楽器中心に旋律を奏でていく。
金管楽器が加わり、盛り上がりを見せる部分もあるが、
再び弦楽器が冒頭の明るく軽快な旋律を奏でて、
最後は弦楽器とハープシコードでクレシェンドして終わる。
第四楽章フィナーレ:アレグロ・ジウス(ジーグ風フーガ)は、
ヴァイオリン・ソロが前楽章のラ-レ-シ-ソ-ミの旋律を奏で、
他の弦楽器とフルートが絡んでフーガ風の音楽を展開していく。
徐々に金管楽器も加わりながら、盛り上がりをみせる。
ハープの短くも美しいカデンツァ風の部分があって、
その後打楽器のリズムが刻まれ、主題が様々な楽器で奏でていき、
それからチェロなど弦楽器が主題を奏でて、木管楽器が絡み、
金管楽器が加わり、盛り上がったところで最後終わる。
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