Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

木星の衛星の名前?~ミヨー交響曲第8番「ローヌ川」を聴きながら上星川まで

2007-04-10 22:31:55 | 古典~現代音楽フランス編
木星の衛星っていくつあるの?
国立天文台のHPでは2002年10月31日時点で39と出ているが、
『ウィキペディア(Wikipedia)』では現在63もあるという。

地球の衛星は月1個だけなので、
こんなことに悩むことはない。
でも仮に木星の衛星が60近くあったとすれば、
その名前を付けるのは大変なことだろう。

国際天文学連合(IAU)が4月9日に、
今まで仮符号だけを持っていた木星の衛星1個に、
Koreという固有の名前がつけられたようだ。
だから何ということもあるし、
じゃあ誰が使うのかというのもあるが、
これだけあるとするのは大変だ。

今日は二俣川から上星川まで歩く。
途中聴いた交響曲はミヨーの交響曲第7,8,9番である。

フランス人の作った交響曲の多くは1曲程度が多い。
その中で考えると12曲も書いたミヨーは例外。

交響曲第7,8,9番は、フランス的な部分や、
室内楽的な要素をそれぞれが持ちながら、
とても現代的であり、それぞれは魅力的ではあるが、
自分の耳がそのレベルについていっていないと思う。

交響曲第1番や第2番はこれらよりはさらに聞き易い。
私としてはミヨーは「世界の創造」などの管弦楽曲が有名で、
それらに比べると交響曲はやや難解である。

一曲しか残さなかった交響曲を作った作曲家は、
フランスでは少なくないが、
10曲以上書いたのはミヨー以外にいない。

そのうちミヨーの交響曲にタイトルが付いたものは少なく、
第8番は「ローヌ川」という名称が付いているが、
他は第3番の「テ・デウム」、第11番の「ロマンティーク」
第12番の「田舎」ぐらいで(かってに自分で訳しました)、
3分の1くらいしかない。

交響曲を1曲しか書かなかったフランス人の作曲家と違い、
たくさんの交響曲を書いたミヨーが名付けた交響曲に比べ、
ちなみに木星の衛星に付けられた数は約3分の2。
よくまあ名称をつけるもんだねぇと感心するとともに、
なぜ付けなければいけないのという疑問もある。

人間って何、考えているのだろうと考えてしまうと、
老子・荘子の思想の世界に入ってしまいそうだからやめよっと。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デュカスの交響曲ハ長調を聴... | トップ | 誕生日とフランクの交響曲二... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古典~現代音楽フランス編」カテゴリの最新記事