Mars&Jupiter

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リヒャルト・シュトラウスの弦楽四重奏曲イ長調作品2聴く

2014-02-09 17:47:41 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日は大雪が降っていたので、ウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはリヒャルト・シュトラウスの作品で、
1880年に作曲された弦楽四重奏曲イ長調作品2である。
聴いたCDは、ジンホッファー弦楽四重奏団による演奏である。
第一楽章アレグロは、おだやかな旋律でそっと始まるが、
雰囲気はモーツアルト風で古典的である。
主題は提示部で変形されたあと、再現部で主題が奏でられ、
いきいきとした旋律が奏でられ、最後は力強く終わる。
第二楽章アレグロ・モルトは、軽快なテンポで、
いきいきとした舞踏風の旋律が奏でられていく。
中間部はやや叙情的な部分も見せ、対照的であり、
再び冒頭の旋律が繰り返され、最後は静かに終わる。
第三楽章アンダンテ・カンタービレ,モルト・エスプレシーヴォは、
ゆったりとしたテンポの中、チェロが歌うように旋律を奏でていく。
叙情的な旋律を弦楽器の中で引き継いでいくが、
チェロと他の弦楽器の旋律のやりとりが自然で、
幸福な感じに包まれた気持ちになっていく。
最後はやさしくおだやかな感じで静かに終わる。
第四楽章フィナーレは、明るく軽快な旋律が奏でられて始まる。
主題は弦楽器の中で引き継がれていき、提示部を経て展開部に入る。
ドラマティックに盛り上がる部分も見せたあと、
再現部で主題が繰り返され、最後は盛り上がったところで力強く終わる。

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