Mars&Jupiter

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小山清茂の管弦楽のための「鄙歌」第2番を聴きながら、二俣川から希望が丘を往復して歩く

2013-11-11 06:01:07 | 古典~現代音楽日本編
昨日は二俣川駅と希望が丘を往復して歩きました。
途中聴いたのは1914年生まれの小山清茂の作品。
1978年に作曲された管弦楽のための「鄙歌」第2番である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDは渡邉曉雄指揮、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏による。
第1曲「和讃」は、弦楽器のユニゾンによって示される旋律が、
日本らしい叙情的な旋律で、ホルストの日本組曲の第1曲を感じさせる。
弦楽器中心に奏でられる旋律は心に染み入ってくるようである。
やがて金管楽器も絡みながら、壮大な感じも加わってくるし、
雅楽を思わせるようなリズムが打楽器によって示される。
第2曲「たまほがい」は、打楽器が示すリズムに乗って、
弦楽器がそれに合わせリズムを刻み、木管楽器が旋律を奏でていく。
その旋律は極めて日本的であり、やがて静かに終わる。
第3曲「ウポポ」は、打楽器が荒々しいリズムを刻み、
金管楽器がいきいきとした旋律を奏でていく。
金管楽器と打楽器で盛り上がりをみせ、最後ティンパニだけが残る。
第4曲「豊年踊り」は、打楽器の叩くリズムと、
木管楽器や金管楽器が奏でる旋律で始まるが、
何となく祭りを感じさせる華やかな感じである。
打楽器と管楽器の旋律のやりとりを中心に曲は進行し、
祭りのような盛り上がりをみせて最後終わる。

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