Mars&Jupiter

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三枚町から西谷まで歩く、そしてセバスティアン・クニュプファーの「おお、主よ、我を罰することなかれ」

2009-09-08 04:46:27 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回とりあげるのは1633年生まれのクニュプファーの作品である。
彼は、ボヘミアのアッシュのオルガン奏者であった父、
トーマス・クニュプファーに最初の音楽教育を受けたようである。
1646年から1654年の間にはレイゲンスブルクのギムナジウムで、
オルガンを学んだようだが、その後ライプチヒに移り、
1657年には聖トーマス教会のカントールに就任したようである。
「Ach Herr, Strafe mich nicht(おお、主よ、我を罰することなかれ)」の
作曲時期については詳しくはわからない。
今回聴いたCDはコンラート・ユングヘーネルの指揮、
カントゥス・ケルンの演奏による。

管弦楽の厳かな前奏に続き、女声による二重唱が歌われる。
「アーメン」が繰り返され、男声も加わり、
金管楽器と打楽器による荒々しさと、
弦楽器の優しい感じの伴奏が対照的である。
独唱者の歌が続き、全体による合唱となり、
再び各独唱者たちによる重唱が展開される。
バスの独唱とトランペットの掛け合いも面白い。
そのあとソプラノの独唱となり、穏やかな感じの曲となる。
そして荒々しい管弦楽と独唱者たちの歌が重なり合い、
軽快な感じの中、フーガ風に展開し、華やかに最後は終わる。
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