Mars&Jupiter

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ジョルジュ・ビゼーの演奏会用半音階的変奏曲を聴きながら星川から横浜まで歩く

2008-04-24 06:19:20 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いた曲は、ビゼーの演奏会用半音階的変奏曲。
1868年に作曲された作品であり、
ピアノ曲としては有名な曲のようで、
ビゼーが残したピアノ曲自体、少ないので、
その中にあっては、貴重な作品である。

演奏時間が約14分かかる曲である。
19世紀後半のピアノ曲の中でも
傑出した作品といわれるように、
重々しく始まる最初の主題が、
最初悲しみを伴いながら変奏されていく、
曲は変奏していくうちに華々しさも感じさせていく。
演奏会用とあるように、聴かせる曲ともいえる。
様々なピアノの演奏技巧を変奏の中でみせていく。

聴いたCDはグレン・グールドの演奏によるものだった。
これを聴くまでは、グールドがこの手の作曲家
つまりはロマン派のビゼーの作品を
録音しているとは知らなかったので意外であった。
しかし、このビゼーの演奏会用半音階的変奏曲の、
代表的な演奏としてグールドは出てくるようである。
もちろん、よく耳をすませば、
あの特有のグールドのうなり声も聞こえる。
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