Mars&Jupiter

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ポール・タファネルの「魔弾の射手」の主題による幻想曲を聴きながら、希望が丘から東戸塚まで歩く

2008-04-29 07:42:43 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は希望が丘駅から東戸塚駅まで歩きました。
希望が丘から二俣川へ出て、大池公園の中を通り、
緑園都市を抜け、東戸塚へと向かった。
大池公園を通過する間に聴いた曲は、タファネルの作品である。
ポール・タファネルは、1844年ボルドーに生まれた。
パリ音楽院に15歳で入学し、フルート、和声学などを習得した。
25歳には、オーケストラとソロのフルート奏者として、
成功をおさめ、45歳には新たな職を手に入れたようだ。
1892年には、パリ音楽院管弦楽団の首席指揮者となり、
1893年にはパリ・オペラ座の指揮者に就任し、
同年パリ音楽院のフルート科の教授に就任したようだ。

指揮者としての活動もさながら、作曲者としても活動し、
フルートとピアノのための作品を多数作曲したようだ。
1876年に作曲された「魔弾の射手」の主題による幻想曲は、
ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」の第2幕にある
アガーテのアリアなどを利用しているようだ。
ヤーノシュ・バリントのフルート演奏によるCDを聴いた。

曲は最初はピアノ伴奏によって劇的な雰囲気を伝え、
第2幕のアガーテのアリアを利用した序奏部が続く、
その後に提示された主題は第2幕でエンヒェンが
アガーテに対して歌うアリアの中に
登場する勇ましい感じの華やかな旋律を利用している。
をもとに、変奏曲風に主題は展開され、
フルートの技巧を発揮する場面がたくさん出てくる。
さすがフルート奏者のタファネルらしく、
曲の中にはフルートという楽器の魅力を、
これでもかとちりばめ、最後の終わり方も華やかだ。
タファネルのフルートとピアノのための作品ばかりを、
集めて録音したCDにはベネットのフルートと
ベンソンのピアノ伴奏によるものがある。
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