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Mars&Jupiter

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ジョゼフ・カントルーブの「オーヴェルニュの歌」を聴きながら和田町から横浜まで歩く

2008-02-01 06:41:57 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は和田町駅から横浜まで歩きました。
途中聴いた曲は「オーヴェルニュの歌」。
1879年生まれのジョゼフ・カントルーブが
管弦楽の伴奏を付け、編曲したことで有名だ。
カントルーブはダンディに作曲を学び、
フランスの色々な民謡の編曲を行っている。
オーヴェルニュはカントルーブの故郷である。
この「オーヴェルニュの歌」は1924年に
コンセール・コロンヌの演奏会で、
発表されてから有名になったようだ。

カントルーブのオーケストレーションが、
素晴らしいこともあり、どれもよい。
久しぶりにダヴラツの歌うCDを聴いた。
第1集から第3集を中心に聴いた。
中でも「バイレロ」はやはりいい。
花が咲く野原と川、そしてのどかな風景が、
目に浮かんで来そうな曲である。

「2つブーレ」は、軽快な曲である。
流れるような旋律の「わたしには恋人がいない」は、
スペイン風のような感じでもある。
管楽器の即興的な旋律が間奏で入り、
次の「うずら」に続き、これも心はずむ曲だ。
その次の曲の「紡ぎ女」は、
他愛もない内容の歌詞ではあるのだが、
ゆったりとした管弦楽の伴奏が加わって、
おだやかないい曲に聴こえてくる。
民謡は現代の時代の中、忘れ去られていく運命にある。
編曲により民謡の良さを
後世に伝えるのは大切なことだろうなあ。