今日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのはマルティヌーの「戦場のミサ」。
チェコ生まれの作曲家マルティヌーは、
私の好きな作曲家の一人である。
「戦場のミサ」は、1939年に作曲された作品。
第2次世界大戦の時期、ナチス・ドイツにより、
チェコ解体が行われたのに対して、
南フランスでチェコの義勇軍が結成されたようだが、
その義勇軍のための作曲された作品が、
この曲で、イジー・ムハがテクストを選んでいる。
歌詞は詩篇や聖書の中のマタイ伝などを引用しているが、
それ以外にイジー・ムハが書き加えた詩が入っている。
バリトン独唱と男声合唱と室内管弦楽のための作品で、
戦うことへ勇気づけられるような歌詞である。
祖国解放と自由と求めて戦う義勇軍を
励ます作品であることは、曲を聴くと伝わってくる。
ヒューマニズムに支えられた力作であることには違いない。
詩の中には故郷を思わせる部分もあり、
強い民族意識を感じさせるところがある。
戦争というものは決していいものではないが、
そのことが素晴らしい作品を
生み出すきっかけになることもある。
でも、忘れてはいかないのは、
その作品を書かざるをえなかった
時代状況は何だったかということだろう。
途中聴いたのはマルティヌーの「戦場のミサ」。
チェコ生まれの作曲家マルティヌーは、
私の好きな作曲家の一人である。
「戦場のミサ」は、1939年に作曲された作品。
第2次世界大戦の時期、ナチス・ドイツにより、
チェコ解体が行われたのに対して、
南フランスでチェコの義勇軍が結成されたようだが、
その義勇軍のための作曲された作品が、
この曲で、イジー・ムハがテクストを選んでいる。
歌詞は詩篇や聖書の中のマタイ伝などを引用しているが、
それ以外にイジー・ムハが書き加えた詩が入っている。
バリトン独唱と男声合唱と室内管弦楽のための作品で、
戦うことへ勇気づけられるような歌詞である。
祖国解放と自由と求めて戦う義勇軍を
励ます作品であることは、曲を聴くと伝わってくる。
ヒューマニズムに支えられた力作であることには違いない。
詩の中には故郷を思わせる部分もあり、
強い民族意識を感じさせるところがある。
戦争というものは決していいものではないが、
そのことが素晴らしい作品を
生み出すきっかけになることもある。
でも、忘れてはいかないのは、
その作品を書かざるをえなかった
時代状況は何だったかということだろう。