Mars&Jupiter

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コダーイの「ハンガリー詩篇」を聴きながら二俣川から西谷まで歩く

2008-02-26 06:32:01 | 古典~現代音楽ハンガリー編
昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのはコダーイの「ハンガリー詩篇」。
1923年に作曲されたテノールと合唱団、
および少年合唱団と管弦楽による作品である。
ブタペスト市合併50周年の祭式典のために
作曲の委嘱を受け、聖書の詩篇55をもとに
古いハンガリー語で書かれたものを、
テクストに使用したということだ。

曲はハンガリーの民族色の強い作品である。
バリトン独唱に続き、合唱が加わるが、
音楽は管弦楽が劇的な展開をつくりだしていく。
20分近くの演奏時間を要するこの曲の中では、
感動的な合唱の部分を聴くことができる。
曲の中間部に聴くことができる静かな音楽の部分は、
幻想的でかつおだやかで、美しい音楽である。
後半は合唱の素晴らしい部分を聴くことができる。
最後は静かに消えるように終わっていく。
コダーイのこのような作品を聴くと、
ふだん聴いたことないコダーイの合唱曲には、
美しい作品がまだまだ他にもきっとあるに違いない。
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