税制改悪が国民健康保険料に波及

6月21日(水) 委員会審議が終わりました!

 昨日に続き、委員会審議の二日目。10時から福祉企業委員会総務消防委員会がそれぞれ開催されました。

 福祉企業委員会では、年金控除額引き下げに伴う国民健康保険料激変緩和のための条例改正案等を審議。今回の激変緩和措置は、税制改正で年金控除額が140万円から120万円に引き下げられたことで、収入は前年同額なのに所得上は20万円アップとなり、結果、65歳以上年金所得者(年金収入153万円以上)の国民健康保険料に大幅にはねかえる影響を緩和しようとするもの。

 市の平均保険料そのものは据え置きですから、下がる世帯もあるわけですが、年金控除引き下げの影響を受ける世帯では、向こう3年間で現行保険料の3倍を超えるアップになる世帯が生まれることに議論が集中。「本来的な激変緩和になるよう軽減策を検討する」との答弁を受けて、条例案は可決されました。

 福祉企業委員会は昼休みを延長して12時45分に閉会。総務消防委員会は、議案が少なかったこともあって協議会を含め午前11時に閉会しました。

 委員会終了後、議会控え室で市民相談2件について協議。午後2時過ぎに遅い昼食を済ませ、府立阿武野高校へ。 社会福祉法人「つながり」が阿武野高校余裕教室を活用して実施予定の「障害児タイムケア事業」のプレオープンを見学しました。(写真左と右)

 タイムケア事業は、障害を持つ中・高生を対象にした放課後の学童保育的事業。国は事業化していますが、高槻市ではまだ実施しておらず、当面は保護者負担による開設となります。

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