都市行政問題研究会総会

2月12日(木) 新幹線から富士山がくっきりと!

 今日は9時過ぎに高槻を出て、一昨日に引き続き東京へ。午後1時半から都市行政問題研究会総会に出席しました。

 都市行政問題研究会(会長・多賀谷大阪市議会議長)は人口25万人以上の市で構成されており、現在、高槻市を含め88市が加盟しています。

 今年度は、研究テーマを「都市におけるエコ対策」とし、次年度事業計画・予算案を総会議決後、環境ジャーナリスト・枝廣淳子さんによる講演が行われました。

 枝廣さんは、気候変動による温暖化・エネルギー・食糧のトリプルリスクを警鐘。

 31億tの地球のCO2吸収許容量に対し、全世界で年間72億tのCO2が排出されており、しかも日本は年間20兆円ものエネルギー輸入国であることから、CO2削減は日本の経済サバイバルにとっても重要であると指摘されました。

 一方で、スウエーデンはGDP47%成長を果たしながら、CO2を8.7%削減していることや、EUでの自然エネルギー転換の実例を紹介。

 レジ袋有料化に見られるように、意識・啓発だけでなく経済的インセンティブ導入による仕組みづくりが自治体にも求められると強調されました。

 高槻へは夜7時過ぎに帰着。快晴に恵まれた今日、東京へ向かう新幹線から、雪をいだいた富士山の姿がくっきりと見えました。

 議長就任後、東京へ行く機会が多くなりましたが、こんなにきれいな富士山を見たのは初めてでした。

 私の東京出張中、インターン生は障害者通所施設「サニースポット」で施設実習。インターン生の感想は、「しげるサポーターズクラブ」のブログ「インターン生のひとりごと」からどうぞ。

 

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