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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

国民に人権なんてあるのがおかしいとする西田昌司が、沖縄地上戦を知らないのは当たり前ダロ、しかし

2025-05-08 | 戦争

那覇市で開かれた憲法改正に関するシンポジウムで、 講演者として登壇した自民党参議院議員の西田昌司が、「戦後の歴史教育について、でたらめなことをやってきた」と発言した。「沖縄の場合、地上戦の解釈を含めてかなりむちゃくちゃな教育のされかたをしている。自分たちが納得できる歴史を作らないとならない。歴史を書き換えられると、こういうことになっちゃう」などと発言した。
新聞記者の何処が書き換えられているかという質問に、ひめゆりの展示や説明のどこが歴史の書き換えなのかについて、西田は具体的に答えることはなかった。
西田のバカ程度は知れるところであるが、今回の発言はただ思い込んでいるだけである。事実かどうかは彼には関係ないのである。
講演では、「要するに日本軍がどんどん入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬことになった。そしてアメリカが入ってきて、沖縄が解放された。そういう文脈で書いている。歴史を書き換えられると、こういうことになっちゃう」などと発言していたと。
さらに、「沖縄の場合、地上戦の解釈を含めてかなりむちゃくちゃな教育のされかたをしている。自分たちが納得できる歴史を作らないと」とも続けた。
西田氏の講演内容について、玉城デニー沖縄県知事は、報道陣に「認識錯誤も甚だしい」と語っている。自民党県連の座波一幹事長ですら、「大変残念に思っている。県民の反発を招くような表現は避けるべきだったと抗議せざるを得ない」と述べ、発言の撤回を求めるとしている。
しかし西田昌司ならこれくらいのことは、本心からの発言と言って間違いないだろう。この男は日本国憲法のもつ三原則、即ち平和主義、基本的人権の尊重、国民主権をほぼ全面的に否定している。西田は発言については撤回するつもりはないと述べている。
西田昌司はこれまで、お世話になった勝共連合の統一教会を擁護し、あるいは国際金融支配するとディープステートを信じているなど、極右翼発言ならまだしも、浅薄な思いの無知の発言が多い。
LGBTはマルクス思想が作ったったとか、癌やアレルギーは小麦が原因だとか、国民に主権など存在しない、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄すべきとも述べている。兎に角、無知に基づく発言が絶え間ない。
今回の発言は、夏の選挙も近く右翼の票をまとめるための、西田特有の存在感を示すためのものかも知れない。

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