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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

トランプ関税が仕掛けた経済戦争であるが早々にアメリカの敗北が決定的とまった

2025-04-23 | トランプ
トランプが早々に白旗を、市場の反発とあちこちでの国でのアメリカへの対応から、トランプは大きく舵を切ってきた。トランプは要求を無視つづけた連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長を繰り返し批判し 、Mr Too Late(遅すぎる)と、解雇を匂わせていたが、報道の早とちりだと留任の意向を示している。
中国はアメリカに対し、トランプが扉を開けた関税制裁は、WTOに違反する、国際秩序を乱す、勝者がいないと言いたい放題である。中国が言う権利があるとは思えないが、これらの指摘は全て当たっている。
いやそれ以上のことが起きていると言って良い。中国の電気自動車は世界中から買いが集中している。
トランプは、中国は良い国だ習近平は悪い奴じゃない。145%の関税は下げることになるが、ゼロにはしないというのである。トランプは修正したとは言わないが、内容は敗北宣言である。
ゼレンスキーは、ロシアの仕掛けたウクライナ戦争の停戦案即ち、クリミア半島はロシアの領土にする、ウクライナはNATOに加盟しないといするトランプ案を受け付けないと発表した。翌日に停戦させる→一月後→三か月後→秋には停戦すると言っていた。
トランプのウクライナ戦争の停戦案は、大統領選向けのそれも共和党支持者向けへの、根拠を持たない宣伝文言でしかなかったことがはっきりしてきた。仕事の関係から、ロシアに着いては何らかのルートがあるかもと思われていたが、結局何もない。本書で繰り返すように、25年もロシアのトップにいるプーチンを、企業家上がりの新参者政治家のトランプが敵うわけがない。専制体制は国民から情報を奪い、反体制者など弾圧するなどやりたい放題である。
中国がここまでトランプが行き詰まるとは予想していたかは良く解らないが、日本の献上外交は完全にに予想が外れた。世界各国は日本のようにトランプにひれ伏すことはなかったのである。

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