そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

木原誠二の妻の元夫の17年前の不信死暴露は単なる党内抗争である

2023-07-29 | 岸田文雄

木原誠二官房副長官の妻が、元夫の死亡をめぐって警察から任意の事情聴取を受け、木原氏が捜査に圧力をかけたと文春が報じている。
木原誠二は岸田の最側近でと言われる人物である。東大法学部卒の大蔵省入省を経た超エリートでもある。岸田文雄にとって欠かすことのできない人物である。
この文春の報道を、松野官房長官は、木原氏から「圧力を加えたとの指摘は事実無根だ」などと報告をえていて、これ以上の対応はすることないとした。

「週刊文春」の報道によると、木原官房副長官の妻が、2006年に元夫の男性が死亡したのであるが、不可解な突然死である。そのぶりかえしに、木原が捜査に圧力をかけたというのである。
ここにきて、一度は文春に抗議をした木原は黙したまま、「元夫の死亡について事件性がない。」と、何の根拠も示すことなく記事連載が続くとそれも黙したままである。この木原の発言を受けて、元警視庁の担当者が異論を唱え記者会見をしている。
文春の記事は3週に及んでいるが、事実関係の表現が適切で、どうやら文春は捜査報告書を入手しているようである。元夫の死亡前後の木原の妻やその父や不倫の女の、死亡した辺りの動きなど詳細である。元夫の血液から通常使用の100倍を超す覚せい剤反応があったというのである。木原の妻も当然捜査を受けていたが、こうしたことの調査を止めろと木原は恫喝したのである。
しかもこれは17年前の事件である。これまで封印されていた操作報告書を突如文春に暴露したかである。岸田の懐刀の失脚を望んでいるのは、旧安倍派であるが、彼らは自民党内の要職を抑えている。岸田の息子の官邸内の忘年会乱痴気騒ぎも、半年過ぎての暴露であった。息子は解任さた。
岸田政権の重要政策は木原誠二がほぼ差配していると言われて、『陰の総理』とまで呼ばれる木原が解任されれば、岸田にとって大きな痛手となる。
どうやら今回のドタバタは、自民党内の権力抗争の波紋であるろう。
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