そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

「安全なら飲用水にすればよい」と王毅に言われ反論できない岸田

2023-07-14 | 原発と再生可能エネルギー
福島原発の汚染水を海洋投棄に奔走する岸田文雄である。IAEAのお墨付きはどうにかつりつけているが、G7ではドイツが認めずNATOにあれ程岸田は擦り寄っても、容認されなかった。ところでIAEAは、2013年に設置されたALPSの性能検証を一度もやらなかったということであるが、これがIAEAのやり方なのであろうか。
原発事故の汚染水を、処理水と言い換えても漁業関係者からは、汚染水の海洋投棄は認めてもらえなかった。
ASEANで中国外交担当トップの王毅共産党政治局員 は汚染水としながら、「そんなに安全なら、飲用水にしたら」と反論されて、林外務大臣は何も言えないでいた。
そもそも安全なものなら、なぜ貯め込まなければならなかったのであろうか。そして安全なもののならば、薄めて海洋投棄する必要性も、一キロも遠方に引きする必要などなかったはずである。
兎に角、原発ムラの発言も研究も言い訳も、虚言を繰り返してきていた。信用しろというのが無理というものである。自民のコバンザメの公明党党首さえうっかり、間接的に危険である発言をしている。海水浴が終わってから投棄しろというのであるが、本音の方が正しいに決まっている。
この汚染水は貯めるだけ貯めるがいい。投棄が始まって汚染水がなくなれば、原発再稼働、新設を言いだすに決まっている。のど元過ぎても忘れないためのメモリアルとして、タンクに貯めるだけ貯めればいい。忘れやすい民族に原発の記憶を留めてくれる。
原発事故の汚染水の海洋投棄に反対する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港