連合はこともあろうか、メーデー中央大会に安倍首相を来賓に呼んだ。残業ゼロ検討指示させることにみっれるように、労働者の権利を雇用者に差し出す作業に勤しんでいる、安倍真相を連合が招
いたことに節操の感じる。
ここまで来たかという感じである。かつてない数の政党を来賓として呼んだようである。共産党を除く10党が顔を並べた。自民党の党首をよんだのは、小泉純一郎以来、13年ぶりとのことである。
維新の会やみんなの党やよく解らない結いの党など、節操もなくよく声をかけたものだと思う。
安倍首相は、景気浮揚の実績を訴え、賃金への反映を述べた。景気は雇用者と株主のものであって、労働者とは対峙するものである。安倍首相は労働者の側に立ったことは何も言わなかった。
安倍政権は、雇用者の権利や賃金を収奪するシステムに余念がない。連合が対峙する組織であるはずである。
連合は、何のための組織か、だれのための組織か、誰と対峙する組織かをすっかり忘れてしまた。低迷する民主党に連動しているのであろうが、今一度考えるべきである。
そもそも、メーデーは何ための集まりなのか、思い起こすべきである。連合はすっかり堕落した組織になってしまった。