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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

暴言を連発するNHKのトップ

2014-02-05 | 政治と金

本ブログで昨年10月30日に、NHKの経営委員選任メンバーについて、右傾化するNHKを書いた。その時危惧したことが、次々と現実のものになってきている。
安倍首相のお友達で、何かを言いたい右翼たちである。いずれ馬脚を現すと思われていたが、次々と自説をあちこちで述べている。昨日東京都知事に立候補している、田母神の応援に永遠のゼロがヒットして、ご機嫌の百田尚樹が、南京虐殺はなかった、東京裁判の不当性など主張したのである。
不偏不党の放送倫理に反する。本人は自分の意見と、経営委員の立場は異なる。と愚にもつかない言い訳を言っている。こうした下品な右翼が、日本の公共放送の最高決定機関にいることに、満足しているのは安倍首相であろう。
また長谷川三千子委員も、昨年右翼の大物である野村秋介が朝日新聞社内で銃で自殺した行為を称える文章を、機関誌に書いていたことが判った。銃を携えて報道機関に押し入る、いわばテロ行為であるが、彼女は賛辞を送っているのだる。このような人物が、不偏不党を守れるわけがない。
第一、籾井新会長が彼らと同類の発言をしている。NHKが今後とも、放送倫理規定を守れる放送局になるとはとても思えない。
これまで、NHKは歴史の暗部に光を当てるような番組や、弱者を救うような取材や、国家の過ちを正すようなドキュメンタリーを制作してきた。
秘密保護法で、そうしたことも危うくなるのではないかと危惧していたが、さらに経営陣にこのような不貞の輩を並べるようになっては、もやは政府の御用機関に堕するのも近いことであろう。

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