そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そんなことできるのか

2013-06-25 | 政治と金

自民党北海道連は、TPPの脱退も辞さないと参議院選挙に向けて、できもしないことを党の方針に打ち出した。圧倒的なTPP参入反対者の地域となっている、北海道で自民党は、票が欲しくてできもしない方針を打ち出した。

一方、沖縄では自民党沖縄県連は、普天間基地の県外移転を示し、本部との折衝を行っている。普天間の県外移設は明記しない代わりに、県連は県外移転を言わないという案を提示した。

これは沖縄県民への騙し政策である。自民党は沖縄では、辺野古移転をやるけど言わないという方針なのである。代わって、日米同盟の重要性と強化を打ち出し、県民の負担軽減をするというのである。負担軽減とは、金を出すから国の方針に従えということである。

奇しくも日本の最北端と最南端で、出来もしないことを公約に掲げる自民党である。

昨日国会で、野田前首相が安倍首相に噛みついた。大幅な定数削減をやるという前提で、負けるのが判っている(とは言わなかったが)総選挙をやったのだ。0増5減で騙された私が悪いのか、とつめ寄った。

笑止千万である。野田佳彦にそんなことを言う資格などどこにもない。消費増税はやらないと、毎日地元の駅前演説をやった男が、国民の信を問うことなく消費税増税を党の方針までにしてしまった。騙された国民が悪いのか、野田は問われるべき立場である。

自民党は、すでに国民の70%が反対である原発再稼働に、3年以内に踏み切るのは確実である。消費税の増税は、一時的なアベノミックスによる実態がないが浮かれた市場を背景に、実行されることは確実である。

農民には所得倍増を打ち出して、一般国民には全く無根拠の150万円もの所得アップを言い出した。そんなことできるのか?食料の自給率も雇用の創出もないままの、騙しの政策である。

自民党も民主党もできもしないことを掲げて、参議院選挙に踏み込むのである。東京都議会選挙の結果を見ても分かる通り、民主主義はこの国には存在しなくなったと言える。

左のフォトアルバムに<崕山(きりぎし)山モニター登山>アップしました。

コメント (1)
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