鳩山由紀夫元首相がイランを訪問した。訪問に先立ち、野田内閣は外相も官房長官も不快感を示していた。与野党から2元外交であると非難されていた。
総論が得意の、鳩山ボッチャマは思ったことを率直に述べる。今回もイランのアフマディネジャド大統領に、IAEAはダブルスタンダードであると述べたようである。関係者は否定しているが、鳩山ボッチャマなら言うであろう。
事実、核兵器を持ってい国家と、核兵器を持とうとする国家では明らかに対応が異なる。インドとイランがいい例である。信用していないする点は、確かにある。
それを差し引いても、先進国の身勝手さは、これにとどまることない。
しかしながら、外交はいわば社交でもあり、総論を語るだけで十分である。そう考えると、鳩山ボッチャマに責任のない外交はお似合いである。
イラン大統領と信頼関係を構築し、「核兵器のない社会を実現
するためにともに努力する」「イランは核兵器に完全に反対の立場である」という、言質を引き出してきた。十分である。
イランも出口を模索しているのである。こうしたお人よしのエライお方が訪れて、コメントを引き出せがいいのである。経済制裁と封じ込めばかりが外交でない。
多分民主党が恐れているのは、鳩山ボッチャマが今度は、なんと小沢一郎の親書を持って、次期国家主席の習近平に会いに行くというのである。
政権交代直後、小沢一郎が500人ほどの国会議員などを連れて、訪中し胡錦濤と全員が握手し写真を撮らせたことがあった。
まったく外交がお留守になっている民主党政権である。野田は小沢の復権と、鳩山の復活を恐れている狭量でどうする。
それにしても、こんな無責任な外交は、鳩山ボッチャマにお似合いである。