そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

よく解らないスポーツ報道

2008-07-03 | 政治と金

スポーツ報道がよく解らない。特に、NHKは競艇や競輪は絶対に報道しない。同じ、賭けごとでも競馬は報道する。どこが違うのか? 競馬は伝統があるためなのか、馬がかわいいのためだろうか。

NHKはK1やプライドなどは絶対に報道しない。放映権のある場合は、その放送局とネットワークは詳細に報道する。しかし、どんなことがあっても、NHKだけは報道しない。

少し前、まだ負けたことのなかった亀田兄弟のボクシングは、ランク外だったこともあってNHKは報道をしなかった。それは解らないでもないが、二男の試合は世界選手権であっても、報道しなかった。

最近のゴルフの報道内容も、歪である。コマーシャルに出たりする、人気者の若者から報道する。女子の場合など、映像を流して説明した見た目に可愛い人気者は、我慢の40位でし55 たなどと報道する。

上位の、不人気の実力者は文字画面だけの報道で終わる。今日報道された男子ゴルフでも、人気の石川少年の映像とスコアーだけを流している。上位のオジサンたちは、名前が出ただけである。

要するに、スポーツ報道に関する限りNHKは、報道が歪であるばかりでなく、姿勢が一貫していない。

それでは、民報はというとこれもおかしな現象が起きている。最近の、バレーボール実況報道などは、わけのわからないタレントが前面に出て騒いでいる。解説者もアナウンサーも、テレビショッピングかと思われるほど、歯の浮くような褒め言葉ばかり並べ立てる。

選手たちの公正な技術評価や、相手国の本当のレベルが分からない。イケイケ、キャーでは何が何だかわからない。

これがスポーツ報道か? スポーツを単なるショーに仕立てているだけである。あの喧騒は選手にとって有益なのだろうか。

報道は、スターが欲しいのである。スターには、常勝して英雄になって欲しいのだろうが、これがスポーツを支えなければならない報道と言えるのだろうか。

とにかく、懸命に練習を積み重ねてきた、アスリートたちにとって、失礼なことばかりが目につく。健全なスポーツが育つ土壌が欲しいものである。

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