まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

優勝インタビュー(玉椿)

2011-05-26 10:00:00 | 力士にきく

 

 初土俵から約2年。念願の初優勝を達成した大関・玉椿関にお話をうかがいました。

__________

― 優勝おめでとうございます。私たちも玉椿関が優勝、しかも全勝で決定戦を制して、という結果に驚いているのですが、大関ご自身いかがですか。

(玉椿) 「いやあ、しんどかった。優勝できてほっとしとるよ」


― いままで感じたことのないプレッシャーとの戦いだったと思いますが、場所を終えた今のお気持ち、お聞かせください。

(玉椿) 「雲虎関はえらいよな。わしは一場所優勝争いをしただけで、めちゃめちゃくたびれたってのにさ。かれは毎場所こんなプレッシャーに耐えてきたんだろ? わしはあれで限界だわ。とりあえず、しばらくまらずもうのことは忘れてのんびりしたいね」


― 序盤から連勝、折り返してから摩羅の川関、毛呂乃関、雲虎関と脱落していきましたが、優勝を意識しだしたのはどのあたりですか。

(玉椿) 「優勝しなくちゃって思ったのは、13日目に横綱が負けて、わしと汚痔の山関の二人に絞られたときだね。先場所は摩羅の川関が優勝してただろ。さすがに2場所連続で平幕優勝を許して、幕内なんて甘いもんだと思われたら、それこそさ、まらずもう興行そのものが成り立たなくなっちまう。だからさ、優勝したいとかじゃなくて、優勝は義務だとおもって土俵に上がったよ」


― 本割勝って、30連勝の汚痔の山関との決定戦になりました。この時のお気持ちは?まずどんなことを考えましたか?

(玉椿) 「まず考えたのはさ、とにかく圧倒的な大差をつけなくちゃならん、ってことだよね。わし、現役力士ってよりも事務方の人間じゃんか。僅差で判定勝ちなんてことになったら『理事会の身びいき』だとか『お手盛りの判定』だとか叩かれちまうのは目に見えてるわけだよ。まわりからへんな目で見られないためにはさ、だれがどう判定しても玉椿の勝ちであると、それこそ、あの汚痔の山関の心が折れるくらいの大差をつけなくちゃいかんと、そう思ったね。んで、数日前から作戦は考えてたんだけどよ。わしには毛呂乃関みたいな四尺まらがあるわけでもないし、横綱みたいに後の先をとるような格調高いまらずもうがとれるわけでもない。ひとさまにアピールするものがろくにない以上さ、すっきりしたKO勝ちは無理なんだよね。ひたすら手数で圧倒して大差のポイント勝ちを狙うしかないからさ、一日に何度勃起できるか、何度も何度も勃起してみせて、汚痔の山関が抵抗する気をなくすくらいの回数の勃起を見せつけてやろうと。土俵に上がるときに考えたのは、そういうことだね。ま、今振り返ってみると、一回一回の勃起を見たら中途半端な勃起も多かったんだけどさ、それも含めて作戦どおり戦えたのはよかったね。」


― 圧巻だったのは決定戦の内容です。大関にとって長い長い一日になりましたが、振り返ってみていかがですか。

(玉椿) 「んー? こりゃ勝てるかもって思ったのは、汚痔の山関が決定戦の土俵に上がる前にビールを飲んだ、ってのを読んだときだね。ビールを飲んだってことは、剣道でいえば大上段に構えて初太刀の一撃にすべてをかけるってことだからさ。こっちは一発目の強烈な一撃をしのいで長期戦に持ち込めさえすればいい。あとは、手数を出して細かいダメージをを何度も何度も与えていけば勝てる。よし、作戦は間違っていなかったって、それからは自信をもって戦いに臨めたね。決定戦で唯一心残りがあるとすれば、午後の野宿勃起ができなかったことかねえ。たしかに、不忍池の警備員に『ねそべり禁止だよ』って邪魔されたり、途中から雨がふってきたり、想定してたような条件で戦えなかったってのもあるけど、やっぱり悔しいよね。まあ、野宿勃起についてはまた機会をみて挑戦するからさ、野宿しても怒られない場所があったら教えてくれよ」


― 今までの無気力相撲が一転、誰もに優勝にふさわしいと認めさせるような相撲を見せた遅咲きの大関、いよいよ来場所は綱取りです。来場所の抱負、お聞かせください。

(玉椿) 「決定戦のときに使える技はぜんぶ使っちまって、なにも残ってねえんだよね。秘儀『乳首いぢり』も公開しちまったし、好きなAV女優の名前も知られちゃったしさ。もう持ちネタは完全にからっぽだし、充電するのにも時間がかかるだろうねえ。そもそも七月場所は暑いし夜勤仕事をはじめちまうし、毎年勝ててねえしさ。(編集部註:玉椿関の七月場所の通算成績は11勝19敗。勝率.367。)まあ、そういうわけなんでさ、横綱はあきらめてるよ」


― それではファンの皆様、ブログを見ながら応援してくださった方々にひとことお願いいたします。

(玉椿) 「来場所あたり、月乃猫関が幕内に上がってくるかもしんねえだろ? わしより月乃猫関のまらずもうに注目してやってくれよ。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする