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摩羅の川、連勝記録更新

2011-05-14 17:34:53 | まらずもうニュース

 

 平成23年夏場所7日目、小結・摩羅の川が豪快な突き出しで勝利をおさめ、初場所14日目から継続中の連勝を24に伸ばした。

 いままでの連勝記録は汚痔の山(記録達成時は序ノ口~幕下)が持つ23。雲虎・毛呂乃など名だたる力士たちがこの記録の更新に挑み、20連勝前後で更新を阻まれてきていたため、まらずもう界では「23連勝は更新不可能なのではないか?」とも言われていた大記録。伏兵とも言える摩羅の川が、さきの大震災を乗り越えながら記録を更新したことに、まらずもう界は驚きと賞賛の声に包まれている。

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連続勝利ランキング
(平成23年夏場所7日目時点・20連勝以上)

1 摩羅の川 24連勝 平23初14日目~継続中
2 汚痔の山 23連勝 平22春5日目(3)~平22秋6日目(4)
3 汚痔の山 22連勝 平23春初日~継続中
4 雲虎 21連勝 平23初4日目~平23春9日目
5 毛呂乃 20連勝 平22秋9日目~平22九州14日目(引分1を挟む)

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・摩羅の川関のコメント「連続勝利記録を更新できた事、心から誇りに思います。この記録更新の喜びは、まず今回の大震災で苦しまれた岩手県内全ての方々、特に沿岸地域で未だ避難生活を余儀なくされている方に伝えたいです。私の記録更新の原動力となった方々を、今度は私が勇気付けられたらと思います。そして、影で支えてくれた嫁には感謝しても感謝し尽くせません。あの震災の直後の場所で全勝できたのも、嫁が少ない食材で精が付くような料理を考え作ってくれたお陰だと思います。まらずもうに関しては嫌悪している嫁ですが、本当に感謝しています。この記録を更に伸ばせるよう明日以降も精進していきます」

 

・玉椿広報部長のコメント「いやあ、まさか汚痔の山の連勝記録を抜くやつがでてくるとは思わなかったな。それも雲虎とか毛呂乃とかじゃなくて、あの摩羅の川だろ? 世の中わからんもんだねえ。ここまできたら、いっそのこと大相撲の双葉山がもっている69連勝も更新してほしいよね」

 

・大黒柱理事長のコメント「不滅の記録と言われた23連勝を破る力士が出てくるとは。それも幕内の土俵ですからね。汚痔の山が幕下時代に作った記録以上に評価されるべきでしょう。摩羅の川、今25歳で、もうすぐ26でしょ?大相撲の双葉山が69連勝に到達したのも26の時で、前頭から横綱にかけて連勝で駆け上がったんですよ。摩羅の川も前頭からの連勝スタートですからね、これだけ状況が似てると、期待してしまいますね。しかし摩羅の川、まだまだ若いですからね、期待の裏返しともいえるいんですが、注文をつければきりがありません。これに驕ることなく、相撲を追求していってほしいですね。上の表を見ていただければわかるとおり、記録を破られた汚痔の山本人も2日遅れで連勝を伸ばしてるんですよ。明日には汚痔の山自身も2度目の23連勝になりますし、摩羅の川が先に躓いたら、汚痔の山がその3日後には摩羅の川の記録を抜き返せるんです。明日躓いたりしたら文字通り三日天下になりかねませんからね。勢いの続く限り突っ走ってほしいですが、協会全体としては、追う汚痔の山からも目が離せませんね。いずれにしても二人とも連勝を継続して今場所を終えてくれたら協会としては最高ですね。」

 

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幕内の結果(七日目)

2011-05-14 10:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(7-0)

 雲虎は場所前からの毛呂乃ノイローゼが悪化したうえに、きのうの二度寝について激しいブーイングをうけたことで、精神的に萎縮してしまったようだ。起きたときにはまらの反応はなく、15分ほど粘ってようやく勝ちを拾う、という苦しいまらずもう。ここまで状態が悪いと観客も怒るより先に「かわいそう」という気分になってしまうのか、きのうの厳しい雰囲気とはうってかわって暖かい声援に包まれる。しかし、「憎まれるほど強い」というのが横綱本来のありかた。悪いなりに勝ちを拾えるのはさすがだが、「なかなか勝てずに、同情されたり、憐みの目で見られたり」という状態は、横綱としてはいただけない。ファンも横綱本来の豪快なまらずもうを見たがっている。奮起に期待したい。

 

○毛呂乃(7-0) 

 攻守入り乱れての技量を見せつけてきた毛呂乃、前日はソーサに責められて悲鳴を上げていたが、身体の方も悲鳴を上げ出したのか。毛呂乃のまら、傍目にはいつもどおり立派にそそり立っているのだが、本人は「アソコの調子が悪い」と深刻な顔。さすがはトップアスリート、わずかな身体の異変も見逃さない敏感さを持ち合わせているのだろう。何しろ人一倍敏感なまらをもちあわせているのだから。そんな毛呂乃、この日はダッチとのプレイを中止、後半戦に備えて調整に入る。まらずもうの本来の姿、「ひとりずもう」に立ち返り、昼間は「徹くん」夜は夜で「修くん」を心に描いて自己処理に次ぐ自己処理。一晩中シコ、テッポウを繰り返す。完璧な相撲を目指す毛呂乃、中途半端な状態で土俵に上がることは自分自身が許さない。300回、いや500回は打ちだしただろうか、眠らないまま、すなわち土俵に上がらないまま朝を迎えてしまう。中途半端な勝利などいらない、と自らの相撲道を追求する毛呂乃、今日は不戦敗か。自身もそれでも構わないと言わんばかり、血走った眼でまらをすり続ける。だが相撲の神様は稽古する力士を見捨てない。稽古後、精魂尽き果て、うとうとした毛呂乃。わずかな時間だが睡眠が訪れる。うたた寝から目覚め、朦朧とした意識の中、真っ先に「まらは・・・?」と確認する毛呂乃、「まあ!立ってる!大砲か!?」と感激するほどの立ちっぷり。どうやら納得の仕上がりらしい。後半戦、他の力士に徐々に疲労や精神的重圧が蓄積されていく中、万全のまらで土俵に向かえることは大きなアドバンテージになるだろう。

 

○ 玉椿(7-0)

 「扇風機をつかいはじめたんだけどよ、涼しいとよく眠れるね」と笑顔の玉椿。「よく眠れるおかげか、夢にまらずもうの神様がでてきて『もっと牛乳をのめ』っておつげをしてくれたんだよ。あとで牛乳を買いにいかなくちゃな」と上機嫌。いっぽう、報道陣のほうは玉椿のハイテンションについていけず、「神様のおつげ? 牛乳? 本場所のプレッシャーで発狂したんじゃね」と心配顔。

 

○ 摩羅の川(7-0)

 連勝記録更新がかかる摩羅の川。「昨日のような無様な試合はできない」と、夕食を魚料理から肉料理に変更してもらい、さらにいつもより2時間早く就寝。早めに寝たため、いつもより早い時間の立合いになったものの、目覚めた瞬間に「勝った!」と確信するような会心のまらずもう。これで初場所14日目から続く連勝を24に伸ばし、汚痔の山の持つ23連勝のまらずもう記録を更新。雲虎や毛呂乃も破れなかった大記録に「心から誇りに思います。この記録を更に伸ばせるよう明日以降も精進していきます」と、気持ちを新たに誓っていた。

 

○ 汚痔の山(7-0)

 「普段寝るような時間に今日は起床」と、いつもよりかなり早い時間の取組となった汚痔の山。その影響が心配されたが、早寝早起きの健康的な睡眠時間がむしろプラスに作用したようだ。外出しなくてはならない用事のせいで制限時間も短く、いつものような「待った」が使えないという苦しい条件もはねのけ、爽快なまらずもうで7連勝。技巧派のイメージが強い汚痔の山が、基本どおりまっすぐぶつかっていくまらずもうをとったということで、会場にいたファンからも「ほほー」と感心したようなため息がもれていた。取組後はすぐに出発する必要があったため、インタビューも手短。一言「幕内としての責任感を寝ぼけた身体、寝ぼけた頭、いきり立つまらは忘れていない」とだけコメントすると、あわただしく引き上げていった。

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十両の結果(七日目)

2011-05-14 10:00:01 | 取組結果

○ 蒼狼(6-1)

「明日は勝てないかも」と不安をのぞかせていた蒼狼だったが、きのうの大相撲終了後、十両単独首位に。せっかく立った首位の座、簡単に明け渡すのはもったいない。心配された今日の一番も無事勝利で首位を堅持。苦しい相撲に「私はぎりぎりの戦いです」と振り返った蒼狼。・・・どうやら寸止めをおぼえたらしい。

 

● 月乃猫(3-4)

 職場での取組となった月乃猫。ここのところの睡眠不足を解消しようと0時には床についたものの、午前2時ころに業務上のトラブルで叩き起こされ、睡眠のペースがつかめないままずるずると土俵を割ってしまい、これで黒星先行。「最近は暑くもなってきたし、より睡眠不足になりそうですね。俺も玉椿関のようにそろそろ扇風機出そうかな」と語る月乃猫。スランプ脱出のためには、睡眠不足の解消が大切だ。 

 

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幕下以下の結果(七日目)

2011-05-14 10:00:00 | 取組結果

<幕下>

○ 家満(4-0)

 家満は勝ち越し。報道陣がなんとかコメントをとろうとマイクをむけたが、「今場所は負ける気がしない」との一言だけで、そのまますたすたと引き上げてしまった。これには報道陣も「まあ、家満さんはカープの前田みたいに無愛想が持ち味だからね」と苦笑い。

 

<序二段>

○ 今濡(3-0)

 実力面では優勝も期待されるロシア出身・今濡は序二段力士とは思えないほどの豪快なまらずもうをみせて3連勝。「形態を忘れたためご報国が送れて孟子わけありません。3勝目を揚げました。1発抜くまで隠岐上がることもママならない怒張でした」と、1発抜いて満足げ。関係者が「報告する時間さえあれば」と語るとおり、心配なのは報告できるかだけ。多忙な上に慣れない日本語で取組結果を書かねばならず、普通の力士よりこの点苦しい。だが7日間で3番は悪くないペース。今日の怒張を励みに、のこり4番突き進みたい。

 

○ 両玉国(2-2)

 「きょうは女性と会う予定がある」と早起きをした両玉国。女性ときいただけでまらが興奮して、いつも以上に元気いっぱいの目覚め。気合の入ったまらずもうを見せて、星を五分に戻した。

 

<序ノ口>

● 河豚狸(0-4)

 場所入り後、師匠・茶柱親方からの指導で1日10分程度のエクササイズに取り組む河豚狸。その効果を期待されながら土俵に上がったものの、いまだに効果は見られない。けさも淡白なまらずもうで、いいところなく4連敗。夏場所の負け越し第1号となってしまった。茶柱親方も「勝ちに対する執念が見られず情けない限りです。負け越しとはお恥ずかしい限りです」と語り、いくら師匠が食事・運動などを工夫しても、まったく反応のない河豚狸のまらに、もう打つ手なしといった状態。白星は果てしなく遠い。

 

○ 金精山(2-1)

 取組内容に納得いかない金精山は「物言いがつきそう」と首をかしげる。しかし、勝ちは勝ち。ひさびさの白星先行に気分がいいのか「技量審査場所だったら、みなさんに見てもらえて、間違いなく豪快に勝てたはずだと思います。ただ、大相撲と違うところは取り組み前に塩をまくのではなく、取り組み後に精子をまいてしまうところっすかねー。」と軽口も飛び出した。

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