半透明記録

もやもや日記

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問題→解決?

2010年01月19日 | もやもや日記

チラシの裏の落書き。
ネコの筋トレ。
本文とは関係なし!




今度の同人誌【ミズオト】のウェブ版を作成しているところなのですが、あることにすごく悩んでいます。

私はウェブ版のデータはほとんど「Flash」で作っているのですが、特定のフォントで文字を表示しようとすると、特定の文字だけ文字化けするんですよね……。「こ」とか「よ」とか「ん」が正しく表示されない。

実はこの問題には前々回の同人誌のときからずっと悩まされていたのですが、原因も解決策も私には分かりませんでした。使いたいのとは別のフォントを使うことにしたりして誤摩化していました; しかし、その手を使うのも限界がきたなという感もあり、あれこれと調べてはみたのですが、どうもよく分からない……


それで、ふとそのことをK氏に話したら、K氏はカタカタとgoogleさんで検索し、解消法のひとつらしいものを教えてくれました。私は1日がかりで検索して、それらしきものを全然見つけられなかったのに、K氏はあっさりと、15分くらいでそれらしきものに到達していました。

「……」
「君、もう自分で調べるのは無駄じゃない?」
「……かもね」


K氏が探してくれたものはまだ試してませんが、それで解決するといいなぁ! 
うまくいったら、また書きます。同じことで困ってる人がいるかもしれないですしね。




向こう側が見える

2010年01月18日 | もやもや日記




このあいだY女史から、一緒にプラハへ行ったときの写真をいただいてきました。楽しかった思い出が、一層鮮明に蘇ってきてヤバイ! ただでさえもう一度行きたいのに!


プラハには、このような、建物と建物の間を抜ける通路があちこちにありました。こういう通路を伝っていくと、たしか必ずしも別の通りへ抜けられるわけではなくて、その奥の建物に囲まれた中庭のようなところに出たりした記憶があります。
私はこの種の通路がたまらなく好きなのですが、こっちの通りから、暗い通路を通して向こう側が見えているのは、なんというかとても想像力を刺激されます。なにか秘密が隠されていそうな気配を感じます。

プラハでは、私はほんの数時間だけY女史と別行動をして、ひとりでプラハの街をぶらぶらしたのですが、夕刻の薄暗さを増してくる街なかをぐるぐると書店から書店へと彷徨っていると、私はこのまま当分ここで彷徨っていてもかまわないのだがなあ、なんて考えたことも思い出します。ここで永久にこの時が繰り返されるのではないかという幻想性が、夕暮れのあの街にはありましたね。楽しかったな~。ああ~。

チェコにはいつかもう一度行きたい。




なぞの木の実

2010年01月17日 | もやもや日記

なんですかね? これ。





近所の公園を歩くと、歩道沿いにぽつぽつとコレが落ちています。直径4cmほどの変わった形の木の実です。たぶん木の実です。
表面はちくちくとウニのような形です。乾燥していて、軽いです。種が含まれているんでしょうか。とげとげのところが種子なのでしょうか。それとも、とげとげの間は空洞になっているので、種はすでに弾け飛んだあとなのでしょうか。

なんなんだか分からないのですが、妙に魅力的です。私はこういうものの形って好きですね。
作業台の上に置いて、毎日なんとなく眺めています。


それにしても、なんだろう、この植物。





『肩胛骨は翼のなごり』

2010年01月15日 | 読書日記ー英米

デイヴィッド・アーモンド 山田順子訳
(創元推理文庫)


《あらすじ》
引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの茶箱のうしろの暗い陰に、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。「なにが望みだ?」しわがれきしんだ声。アスピリンやテイクアウトの中国料理、アオバエや蜘蛛の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。フクロウたちが彼に餌を運ぶ。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何? ぼくは隣に住む変わり者の少女ミナと一緒に彼をかくまうが……
命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウイットブレット賞受賞の傑作。

《この一文》
“「進化に終わりはない」ミナはいった。そしてすっと膝を進め、ぼくのそばに寄ってきた。「あたしたちは前進する覚悟をしなければならない。でもそれは、あたしたちが永久に存在するということを意味するわけではない」 ”




「きっとこうなるだろう」「こうなればいい」と思いながら読んでいって、実際にその通りの結末を迎えましたが、そこには意外性がなかったかと言えば大ありで、予想通りの物語の中には、それ以上のものが込められていました。実に感動的な物語です。

主人公の少年マイケルは、引越し先の庭にある崩れかけたガレージの奥に、不可思議な人物を見つけます。よぼよぼで、薄汚れた、不可思議なその人物は、ぼろぼろの黒いスーツを着ているが、背中のあたりには膨らみがある。

と、このあたりで私はガルシア=マルケスの「大きな翼のある、ひどく年取った男」を連想しましたが、あとがきの訳者による解説にも、作者のガルシア=マルケスなどとの影響関係についてちらっと言及されていました。ガルシア=マルケスのこの短篇は、かつて私を、その当時の私にとってはあまりにも奇妙で不思議で濃密な世界観によって激しく驚愕させたものでしたが、この『肩胛骨は翼のなごり』は、同じような題材を扱い、同じように奇妙で不可思議な世界を描いてはいますが、もっと透明で、もっと優しく、もっと読みやすかったです。もともとはこれが児童文学として書かれたものだからかもしれません。飛ぶような勢いで読めました。

マイケルの生まれたばかりの妹は具合が悪く、新しい家の片付けもあって、お父さんもお母さんもイライラしている。入院してしまった赤ちゃんが心配で、家族が疲れてしまう。そして、その家のガレージには、翼のある男がいて。

物語はもちろん、不思議な出来事が起こったりして、ハッピーエンドを迎えます。それ自体には目新しさはありません。しかし、そこへ至るまでのマイケルの心情が、さっぱりと、かつ丁寧に描かれているので、読者は彼の心がたしかに成長していくのを目の当たりにできるのでした。そしてこのマイケルの成長の仕方が、このバランスの取り方が、なんだかとても良いのです。私はけっこう感動してしまった。

マイケルは、生きることの悲しみ、残酷さ、醜さについて知りながら、同時に生きていることの喜び、優しさ、美しさを認めていきます。ああ、私にはうまく説明できないですが、この物語の中では、こういうことが、もっと印象的に、もっとよく分かる感じに書かれてあるのです。すべてを同時に成立させることはできるんだ、というような。残酷さも優しさも、ただ、見る位置の違いからくる同じもののことなんだ、というような。


「言葉がとても美しくて」と、私は友人から聞いていたのですが、たしかに言葉がとても美しいです。透き通るような。穏やかに満ちてくるような。胸がいっぱいになるお話でした。






Y女史と銀座で

2010年01月14日 | 旅の記録

その気になれば、1時間とちょっとで
ここまで来られるという事実に
少しばかり感動。



昨日は、Y女史に誘われて、ちょっと銀座まで行ってきました。Y女史は、私の憧れのお姉様で、私はこの方と一緒に東欧へ旅行した日々のことを、今でも夢のように思い出します。マジで夢だったのではないかと思ってしまうこともあるほどに楽しかったのですが、あれは夢ではなかったはず、多分。私はちゃんとあの旅の記録を書いたよね? うん、書いた。妄想じゃ、ないよね? と疑っていましたが、昨日Y女史とお会いしたら、ちゃんとその時の思い出話にもなりました。よかった、夢じゃなかった……!

ここ数年は私が関西へ移り住んでしまったためにお会いできませんでしたが、このあいだまた関東へ戻ってきて、ふたたびお会いできるようになったので、私は大変に嬉しいのでした。実は、私は横浜へやってきてすぐ、すでに一度Y女史のお家へお邪魔したので、今回でお会いするのは2度目。でも、どきどき。

Y女史はまさにお姉様、という感じ。美しく聡明で、楽しい、優しい(でもって、結構豪快な)方で、私は本当に心から憧れずにはいられません。真逆! なにもかも私とは真逆なのです! いいなー、私もこんなふうになりたいなーと思って長らく経ちますが、はは! 無理です、無理、無理! でも私は憧れているだけでもいいのです。美しいものに憧れているだけで満足。そういう自分が好きです。美しいものは、遠くにあってほしい。うふふ……


昨日は、映画の試写会の席をY女史から半分譲っていただきました。映画はなかなかヘビーな内容でしたが、面白かったです。どうもありがとうございました♪

その後、スタバでお茶。私はひたすらY女史のお話を「うん、うん」とうかがいましたが、すごーく楽しかったです。どうしてこんなに面白いんだろう。Y女史のお話というのは、いつもすごく面白いんですよね。私が一番憧れるのは、ここかもしれません。やっぱ素敵だなー。Y女史と、銀座で、お茶、おしゃべり。楽し過ぎる! あっと言う間に夜も更けてしまいました。

また会いたい、とずっと念じていたら、本当にまた会えました。それは、さり気なく凄いことかもしれません。私には、他にも会いたいと思っていながらなかなか会えない人が何人もいるのですけれど、また会いたいとずっと念じていようと思います。こういうのは、多分実現すると思うので。不思議なんですけど、そうなんですよ。







『君に届け』第10巻

2010年01月13日 | 読書日記ー漫画

き、きき、キターーーーーッッ!!!




早朝からコンビニまで猛ダッシュ!
1軒目ではしかし見当たらず、すぐさま2軒目に駈け込み!(←なんか毎度こんなことを…;)
やった、あった! このコンビニではいつもマンガばっか買ってるから、さすがにちょっと恥ずかしくて避けようかと思ってたけど(←私のことなんざ覚えてるはずがないと思いつつも;)、やっぱ頼りになるわ~。セブンイレブン。


わなわなしながら、ページを開きました。

ああ! 10巻発売まで実に長かった……!!
そしてこの内容ときたら……あなた!
ああ~~~っ!!
萌え殺す気ですか~~ッ!?
(転げ回る)


9月に9巻が出て以来、私はそれはもう耐えに耐えてこの10巻の発売日を待っていたのですが(その間、繰り返し読むこと数えきれないほど。いい加減、暗唱できるほどです)、今日ようやく出ましたよ! みなさん、早く買いに走って!!


へっへっへ。
さて、11巻が発売になるまで、また執拗に繰り返して読もうっと!






あまやどり

2010年01月12日 | もやもや日記




今日は冷たい雨が降り続きましたが、さっとカーテンを開けたら、ベランダの柵に鳥が一羽とまっていました。

雀よりも大きく、鳩より小さな黒っぽいその鳥は、ヒヨドリだったかもしれません。丸い頭をおおう羽毛が少しちくちくと尖ってました。

しばらくじっと見ていたら、よっとっと、と柵の上を飛び跳ねながら、お隣のベランダへと移っていってしまいました。



寒い日の雨は鳥も大変です。よく見ると、お向かいの建物のベランダにも、鳩が二羽、ならんで止まっていました。今日は寒いかったなぁ。





イチゴとドーナツ

2010年01月11日 | もやもや日記



ミスドで、過去のオールドファッションが大復活しているということだったので、抹茶チョコ味のを買いに行ってきました。やったー、久しぶり。私はこれが好きなので、レギュラー商品にしてほしいと思って仕方ないのですが、いかが。それから、コーヒー味のオールドファッションもあったので、それも買ってみました。
今回復活したオールドファッションは、他にも黒蜜とかそういう感じの和風味のもあるはずでしたが、私が行ったお店には置いてなかったです。小さい店だからな、仕方ないか。

……それにしても、大阪に住んでいたときはすごく近所にミスドがあった(徒歩2分。ミスド本社があるせいか、町中ミスドだらけという夢のようなところでした……)ので通い放題でしたが、横浜へ来てからは遠くなってしまって残念です(/o\;)いや、いいんですけどね……。


ミスドの帰りに寄ったスーパーでは、イチゴがバカ安かったです。アマオウ。一度食べてみたかったんだよな、これ。一粒がでかいよ! というわけで、1パック購入。


今日は曇り空であんまり明るくないのですが、イチゴと抹茶ドーナツで、ちょっと春気分です。






『こねこ』

2010年01月10日 | 映像



ロシア映画。猫映画の決定版だそうです。たしかに……!!


マーニャ(姉)とサーニャ(弟)がおばあさんに買ってもらった子猫のチグラーシャはいたずら好きで、家中でいたずらし放題。音楽家のお父さんの楽譜を散らかしたり、楽器ケースに悪さをしたり。けれども家族中から可愛がられている。ところがある日、チグラーシャは開いたままの窓から外へ落っこちて、トラックの荷台に乗ったまま遠くまで運ばれてしまう。飼い主一家はチグラーシャを探しまわるが見つからない。その頃チグラーシャはフェージンという猫好きの若者に拾われていた。フェージンは猫を愛し、猫たちに愛されている。しかし、フェージンはちょうど家も職も失おうとしていて……というお話。


猫の可愛らしさはもう言うまでもなく壮絶でした。可愛過ぎます。私はいちいち悶絶しながら観ました。あー、猫、可愛い。子猫のチグラーシャもさることながら、フェージンのところの芸をするお利口な猫、別に飼い主が居るのになぜかフェージンのところへやってくる大きな白猫、愛嬌のあるペルシャ猫、いずれも魅力的な猫ばかり。あー、猫! 猫!!

猫が可愛いだけでなく、ところどころに優しいユーモアを散りばめ、さらにはさりげなく人間ドラマ、社会ドラマ的要素をも盛り込んでいるところが、なんとなくロシアらしくて良い感じでした。猫たちが遭遇する街行く猫好きの人々の描写にも、じんわりとさせられます。
また、あの結末は、なんとも言えないしみじみ感がありますね。ただ猫が可愛いだけで終わらず、物語の中にそこはかとなく哀愁を滲ませるところが、いかにもロシアな感じです。かなり面白かった。



ああ、それにしても、猫というのは可愛い。私も生きている間に一度でいいから、子猫というものと触れ合ってみたいものです。猫。猫。ああ、猫よ。





叫びたい日もあるさ

2010年01月08日 | もやもや日記






いえ、別に私は何も叫びたいことなんてないんですけど……。でも、お正月だし、なんか決意表明とか、そういうのを叫んでみてもいいかもしれませんね。



というわけで、さっそく!










……しくしくしく。すぐ近所に本屋も漫喫もないので、漫画を買いに行くことも読みに行くこともできません(ToT)←いや、20分くらい歩けばあるんだけど、その気になれなくて;
来週には『君に届け』の10巻の発売日があるので、今から待ち遠しくてたまりません。はぁはぁ。これはコンビニで買う。はやく、はやく!

よーし、今年も張り切って漫画を読むぞー!(←今年の私の決意)