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もやもや日記

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さらば横浜!

2010年06月23日 | もやもや日記







とうとう明日が引越し。
画像は月曜日の横浜、水上バス乗り場の近くあたり。月曜日にはちょうど横浜へ仕事でいらしていたKさんとお茶してきました。二人で駅の周辺をしばしブラブラし、「あ、こんなところにこんなお店が!」などと発見したりしました。
何と言うか、私は去り際になってようやく横浜駅周辺のことが分かったりとかってね……。思えば東京にばかり遊びに出ていたので、横浜のことは結局あまり分からなかったなぁ。そのことはちょっと反省しています。




↑これは、横浜駅近くの何とか言うビルに「KALDIコーヒーショップ」が入っていることを今更知って、その可愛さについ購入してしまったペンギンの絵付き塩。オーストラリア産らしいですよ(中味は)。こうやって土壇場でまた荷物を増やしたりとかね……ハハ。ちなみに「KALDI」というお店はコーヒーや輸入食材なんかを売っているお店で、私は関東へ来てから知って、なかなか気に入っていたお店だったのですが、調べたら大阪にもあるとのことで嬉しい(^_^)☆



さて、荷造りはおおむね完了しました。あとはちょっとしたものを詰めるだけ(しかし、毎度その「ちょっと」に手間取るのですが、まあどうにかなりそう)。



さて!
引越し先のネット環境がまだ微妙に確定しないので、次回の更新は7月5日くらいを予定しております。だいたい2週間程のお休みになるでしょうか。メールも不通になりますが、ご了承くださいませ!

で、ちとお休みが長いのですが、それには理由がありまして、実はそのあいだに私は台湾へ行ってきます! 海外旅行だ、わ~い!(しかし旅行を巡ってはK氏とみじめなぶつかり合いを繰り広げました; 楽しいことの計画すら楽しめないだなんて、私は人間としてどうなのかと小一時間自問自答してしまいましたね……)


というわけで、みなさま、ごきげんよう!
また来月お会いしましょう~♪♪







6月18日(金)庭園美術館→六本木

2010年06月20日 | 旅の記録

アール・デコの館へ行ってきた






金曜日に目黒の庭園美術館へ行ってきました。

今のうちに行きたいところへ行っておこうと思い立った私は、間近に迫った引越しのための荷造りを放り出し、「忙しいのに、いいご身分ですね」というK氏の言葉にもめげず、前々から行ってみたかった庭園美術館(旧朝香宮邸)へひとり向かいました。しかし、あいにくの雨。木曜日も土曜日も雨は降らなかったのに、この日は雨でした。どうしてだ! 半日雨の中をうろつきまわったおかげで、足もとがずぶ濡れになりましたよ。うん、まあ、ひとりで行ってよかった……。


さて、庭園美術館です。目黒駅から徒歩で5分ちょっとの距離にあります。アール・デコの館として名高い旧朝香宮邸を美術館として利用しているそうですが、私の目的は美術展ではなくて、その建物。アール・デコっていいですよね(*´∀`*)
雨にもかかわらず、館内にはわりと大勢のお客さんで賑わっていました。小さな美術館だから大勢に感じただけかもしれませんが、それでも意外な人出だったのではないでしょうか。

建物に入るとまず、正面玄関の床のタイルと、ルネ・ラリックのガラスのレリーフが目に入ります。残念ながらあまり詳しく書いている暇がないのですが、このお屋敷は細部がいちいち美しかったです。階段とその手摺、各部屋の照明、扉の装飾、壁・天井のレリーフ、人が住んでいた頃は一体どんな感じだったのだろうかと想像したりして楽しみました。どのような生活があったのでしょうね。

 館内の様子はこちらから:朝香宮邸のアール・デコ|東京都庭園美術館HP 

ちょっと残念だったのは、私は建物目当てにここを訪れたのに、壁や窓の多くは展示品のためのボードで覆われまくっていたことです。全然向こうが見えない。カーテンももちろん閉まりっ放し。またウィンターガーデンと呼ばれるいかにもアール・デコ!な感じの一室があるのですが、そこが非公開だったことも残念でした。残念すぎる……。素敵なお屋敷だということは分かったけど、残念でしたね。今年の3月末~4月にかけて「庭園美術館建物公開」という建物自体の展覧会があったそうですが、私はバッチリ見逃していました。なんてこった。次回は今年の12月だそうですが、……もうこっちに居ねえ! しまったーーっ あーぁーーー…


気を取り直して今回の展示内容を。



この時はちょうど「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構造主義のまなざし」という展覧会が開催されていて、私にもそれなりに楽しく見てまわれそうなものでした。私はロトチェンコもステパーノワも知りませんでしたが、ここではグラフィック(ドローイング・版画)、空間構成、建築、デザイン、演劇、印刷物(本・ポスター)、写真の8つのジャンルの展示がありました。私の趣味からすると、ポスターがとても格好良かったです。すごく格好良い。さすがあの頃のロシア(1910-1930年代)は先進的ですね。写真も良かったな~。期待していたよりもずっと楽しかったです。小さな展示スペースなのでサラッと見てまわるつもりでしたが、なんだかんだで1時間半くらいを費やしてしまいました。

面白かった!



さて、美術館を出て、せっかくなのでお庭も見てまわろうかと思います。「庭園美術館」ですからね、なんせ。しかし、雨。入館する前よりも激しく降ってきました。貧弱な折り畳み傘を差しながら、雨のせいか人気のない庭をとぼとぼと歩き回ります。靴が濡れてきたのを少々気にしながら、うろうろと庭をまんべんなく歩きます。晴れていたら素敵だったでしょうねー。
以下、微妙な写真ですが雰囲気だけでも味わっていただければ(ちなみに建物内は撮影禁止でした)。

 庭園からお屋敷を見る。2階の廊下を渡りたかった……

 なんかネコ科の像。

 薔薇が何種類か植わってます。その他の植物もあり。花壇にはブルーベリーも実をつけていました。

 池。人気のない暗い雨の日の池…怖; たくさんの鯉が池の隅の一か所に集まって身動きもせず……不思議。

 芝生のところで亀と遭遇。目が合った途端に猛スピードで反転、あまりの速さにカメラで追い切れず!



そんなこんなでそれなりに堪能した美術館を出、この日の夜はM所長と約束があったので六本木を目指します。美術館周辺には目黒駅も白金台駅もあるのだから大人しく地下鉄に乗ればよかったのですが、私の認識では目黒から六本木ならどうにか歩ける距離ではなかろうかと思い、よせばいいのに雨の中を歩き出してしまいました。いやー、止めておけばよかった! マジで!

しかし歩き始めてしまった愚かな私は、例によって「なんとなくこの方向のような気がする…」という勘に従っててくてくと歩いていきましたが、庭園美術館から至近距離の白金のあたりはさすがの高級住宅地でした。私のような薄汚れた身なりの人間がいていい場所ではない気がして、足早に通過します。綺麗なお店が道沿いに並んでいたりしましたが、ウィンドーをのぞきこむ気力(勇気)もない私。しかし、東京には色々な街並があるんですねー。




歩くこと3、40分。家を出た時には降っていなかったし歩くつもりもなかったのでうっかりパンプスを履いてきたら、降り注ぐ雨のせいで既に足はずぶずぶです。その上、途中までは勘のわりにはいい感じで歩いていたと思うのですが、どこかで道を誤って、広尾に向かっているはずが、どうしてか恵比寿駅の方向へ来てしまっていたので、諦めて恵比寿から地下鉄に乗ることにしました。結局あまり進まなかったな。いやあの、私だって晴れてれば歩き切ったはずなんですけど、今日は雨だったからさ…とか言ってみても、ふっ、まあ徒労でしたね――。


六本木ではM所長とお食事をご一緒しました。またしばらくお目にかかれないというご挨拶がてらに御馳走になりました(←我ながら本当に図々しい…いつも御馳走さまですf^_^;))
思えば、関東へ戻ってきた最初にも六本木でM所長とお会いしたのでした。その時は「所長、実はもうすぐ関東へ帰るんですよ!」とご報告したら「じゃ、会おうよ! 着いたらすぐに!」と言っていただき、今回も「所長、実はもうすぐ大阪へ帰ることに…」とご報告したら「じゃ、会おうよ! 今週にも!」という感じで、私はM所長のそういう反応の良さとフットワークの軽さを心から尊敬しているのでした。

というわけで、六本木に始まり、六本木に終わる。六本木も少し路地を入ると、落着いたお店があったりするんですねー。知らなかった!
そして、いつものように楽しくお話しして、ミッドタウンの地下が綺麗に整備されていたりするのを見て歩いたりしました。『飢餓海峡』が面白そうであることを知りました。あと、西日本にもあれこれと見所があることもわかりました。楽しかったです~! 一緒にお仕事をさせていただいた頃の私は呆れるほど生意気な若者でしたが、所長には大変に可愛がってもらいました。いまだに良くしてもらって、感謝してもしきれません! 本当にいつもどうもありがとうございます♪♪ 



去年の秋に横浜から東京へ出るのに東急線に乗った時には、どこかまだ馴染まず、ぐいぐいと身を押し込むようにして首都へと入っていく感じを覚えたものですが、この日の夜はまた別の感傷に浸りながら東急東横線に揺られて帰りました。

今回の移動では、私は極力感傷を抑えているつもりではありますが、油断すればやはり噴き出しそうです。色々な土地を同じように愛していても、その全部の土地に同時に存在することができません。はぁ、残念だ。鉄道や航空機その他の輸送や通信手段が進歩して、土地と土地との距離はずんずんと縮まってはいますけれど、でもまだ遠いですよね。遠い。遠くなる。寂しくなるな。…でも! 悲しくはないから大丈夫さ!



そうとも。この短い間に、楽しかった「旅の記録」が積みあがりました。楽しかったんだ!
さて、荷造り、まだ終わってないぞ……(^o^;)やっちまわないと!






引越しと歯

2010年06月17日 | 自作まんが

「歯」で4コマとか、ちょっぴりグロテスクだったでしょうか…





荷造りもだいぶ進みました(^_^) なんというか、これまでよりも順調に進行しているような感触です。さすがに手慣れてきたっていうか、テキトーになってきたっていうか…

引越しまであと1週間ということで、今日は炎天下を役所まで歩いていって転出手続きなどを済ませてきました。もうすぐ選挙があるのに、公示日ちょうどに引越しなので、そのための手続きもやってきました。色々と面倒でしたが、これでよし。しかし暑かったなー。



さて、去年の秋に大阪から横浜へやってくる直前、私はその1カ月前から狂気のハイペースで親不知を4本とも抜歯するという暴挙に出て、抜歯後の激痛にのたうちまわりながら荷造りをしたのでした。辛かった日々…(/o\;) あれからまだ1年も経っていないのか、うーむ。親不知が無い生活にもすっかり馴染んでしまったなぁ。しみじみ。

それはともかく、今回は私はもう親不知もないし、虫歯もないし、歯医者なんて無縁だと思っておりましたが、ここへきてまさかの歯科通院! いえ、通うのは私ではなくてK氏なんですけど、ある晩にキャラメルをもぐもぐやっていて「……!」と、おもむろに立ち上がり洗面台へ駆け寄ったかと思うと「詰めものが取れた……」と青い顔をして戻ってきたのでした。

 えっ!? なぜ! 今!?

 キャラメルなんか食ってるからだぜ!
 (↑飴、キャラメル類を一切食べない私は、ちょっと強気の発言)


K氏は引越し先で歯科に通うか、それともここにいる間に速攻で直してもらうかでしばし悩んだようですが、やっぱりこの近所で直してもらうことにしたみたいです。直前にまた歯医者。引越しのプレッシャーが歯に圧力をかけるのでしょうか。なんだか引越しと歯のトラブルがセットになりつつあります。おそろしいですね~。でもどうにかギリギリで間に合いそうでよかったよ。



荷造りはわりと順調ですが、あれこれと気が回らないことが多くて落着きません。ついでに旅行を計画しているのですが、はやく決めないとチケットが……!

ドタバタドタバタ――。






ちょっとしたお知らせ

2010年06月15日 | もやもや日記






「あかつき」といい「宇宙ヨット」といい、先日の「はやぶさの帰還」といい、サッカーW杯のカメルーン戦の勝利といい、最近の日本は調子がよろしいようで。よかった、よかった。特に宇宙関連はロマンが溢れていて、人類の美しさをあらためて実感させられましたね♪

それにしても、梅雨入りしたのかと思ったら、今日は晴れました。こんな日はどこかへブラブラと出かけたいものです。旅に出たいなぁ。

旅。
人生は旅のようなものだとよく言われますが、私もそう思います。大阪から横浜へ移ってきてはや8カ月、その間にもう2度も引越しを経験しました。「2度あることは3度ある」などと申しますが、まさか引越しに限ってはそんなことないさ! そう思っていた矢先、まさかの3度目の引越しが決定したのでありました。なんてこったーっ!! 


で、次の行き先なんですが、大阪。ということで。

 えっ!!??

 戻るの????


いえ、私は大阪が好きだからいいんですけど(住むにはなかなか良いところなんですよ、大阪は)、でもちょっと移動のペースが速すぎるっていうか。まだもう少し関東で遊び足りないっていうか。なんていうか……。鳩山政権よりも短かった私の横浜生活。どういう経緯でこんなフラフラと移動を繰り返しているのかについて、ここで詳しく語ることはできませんが、まあ色々あるんですよ。

でも、短い滞在になるという予感があったのか、私は最初からかなり全力で友人諸氏に声をかけまくって遊んでもらったので、まあ、悔いはありません。懐かしかった方々、初めてお会い下さった方々、みなさま、本当にありがとうございました♪ おかげさまで楽しく過ごせました(^_^) 直接お会いできる機会は減ってしまいますが、どうか今後ともよろしくお願いします!!


さて、そういうわけで、これからしばらくの間、こちらのブログの更新はかなり不定期なものになりそうです。どうかご了承ください。なにしろ、引越しが来週の24日なものですから……急過ぎ。夜逃げ状態(/o\;)でも夜逃げじゃないんですよ(念のため);



ただいま必死で荷造り中。


  くそ重い。


ここ一年で3度の引越し。そろそろ本の多さと重さに、真剣に嫌気がさしてきました(ToT) 段ボールに詰めるもののほとんどが本! もうダメ!! (運ぶのは私じゃなくて運送屋さんだけど)もうダメです! あ~、電子書籍かー。そういう時代も来るかなぁ……? 来るといいなぁ。そしたら荷造りが楽になるよ。というか、私も真剣に本を減らす努力というものをしよう。身軽にならないと!


人生は、旅のよう。
こういうことがある人生とは、まさに旅のようなものです。空間を、時間を移動し続けているのですよ、我々は。少しも止まっていることはないんだ!(と、言い聞かせます……さすがに3度目はショックだったんだぜ!)




さあて、大阪へ帰ったら、まず何しようかなぁ☆
前回やり残したことが、たくさんあるのだった!
関西のみなさま、私はもうすぐ戻りますので、よろしくどうぞ♪(^o^)/





花のある暮らし

2010年06月13日 | もやもや日記

いただきもののお花。
しかし、うちにはまともな花瓶がないことが発覚(/o\;)
大きめのグラスにさしてありますが
それ以前にもうすこしちゃんといけろ、と……




昨日、花のようなお姉様方とお会いして、手作りのカレーをご馳走していただいたり、お花をいただいたりしてきました。そんな素敵なおもてなしをしていただきながら、私が買っていったのはチョコ菓子。あんな暑い日にチョコとかって……(/o\;)溶けかかってましたしね。うぅ、スミマセンでした;

いただいたお花は、部屋の空気をガラリと変えてしまいました。うーん、いいですね♪ というか、今までがどれほど素っ気ない部屋だったかにあらためて気づかされたという感じでもあります。私はいつからこんなに素っ気なくなってしまったんでしょうねー。花々を愛した頃もあったというのになぁ。


で昨日は、「私も近々どこか旅行に行きたいと思っているんです」と申し上げたところ、ハワイを熱心におすすめされて、今、ものすごくハワイに行きたい気分です。我ながら単純すぎますが、実際お話を伺ったり、映像を見せていただくと、なるほど楽しそうなんですよ! うーん、ハワイかぁ。いいなぁ、海だし(´∀`*) パリもいいと思ってたけど、ハワイものんびりできていいかもなぁ♪

まぁ、まだ計画を立てているだけなんですけどね…(^_^;)
いつも計画だけで(選び切れず疲れて)満足してしまう私。
いや、今度こそちゃんと行きたいぞ!! でも、今ちょっと忙しいんだよなぁ。それで、台湾とかもよいのではという案もあるんですよねー、近いし。選べないですね、なかなか。結局国内に落着いたり、とかありそう……いやいや!

とりあえず、あちらこちらへ行きたいと考えているだけでも楽しいです。
タイミングが合えば行けるでしょう。
うむうむ。





『君に届け』第11巻

2010年06月12日 | 読書日記ー漫画

やっと出た11巻






何カ月振りかで発売になった『君に届け』第11巻を、もちろん私は発売当日にコンビニまでシュバッと行って、ササッと買って読みました。前の10巻で爽子と風早くんのもやもやしていた関係性もクリアになったことですし(あ! サラッとネタバレ?すみません;)、まあこの11巻は落着いてほのぼのしながら読もう、と、そう思っていたんですよ、私は。それで、たしかにほのぼのはしました。5回くらい読み返した段階で、ようやくほのぼのしてきました。ようやく少し落着きました。やっと血管を血液がズガッズガッと流れていく音が聞こえなくなったですよ。アハー☆ どんだけ夢中なんだよ、おい。


~~そこに至るまでの私のようす~~

 *はげしく動悸

 *息切れ

 *手がワナワナする

 *血流が激しすぎてマジ頭痛

 *てか…何泣きそうになってんの!?





という感じでございました。今回もやっぱヘトヘトですよ! 萌え過ぎて!! いい加減ワナワナするのはやめたいのですが、つい興奮してしまう…(/o\;)だが、これでいいのだ。。。

いやー、しかし年を取ると涙もろくなるというのは本当ですね~。私なんていい歳して高校生の恋愛模様を描いた漫画をマジ読みしてどうすんのかって感じですけど、でもでも! そうじゃなくて、なんていうか、とにかく爽子が可愛いんだよぉ~~~! ぐはぁ! ああ、可愛い、なんて可愛い子かしら、もうダメだーー。幸せになってほしい…とか思って涙が滲みました。あと、アヤネちゃんも可愛い。というか、みんな可愛くて和みます(´∀`*)

さて、爽子が超絶可愛いのはいつものことでしたが、今回は風早くんも可愛かった。第1巻の「プロローグ」のエピソードを、風早くん目線で描いた回があったのですが、それに萌え殺されるところでした……というか、この巻の風早くんは、いちいち可愛過ぎ、殺人的可愛らしさ。どこまで可愛さを加速させれば気が済むのか、恐ろしい漫画だぜ!


ああ~、それにしても、いいなぁ☆
素敵だなぁ~~☆☆
できれば爽子と風早くんには、このまま美しい恋愛関係を維持していってもらいたいものです。
今後もどうか倦怠とか失望とか裏切りとかそういうものとは無縁でいてくれ!!
ファンタジーを、きらめくようなファンタジーを見せてくれ~~っ!!!

と私は、ほのぼのと読むはずが、つい血の叫びのような熱狂に襲われてしまったでござる。てへへ。


てな感じで、今回も存分に堪能しました(^o^)
あー、面白かった♪♪
あー、可愛かった!!

漫画が面白くて、今日も楽しい!
早く、次、次!!





「ジャンケン」

2010年06月11日 | 自作まんが







と、クロネコはほのぼのしちゃってますが、私にはシロいのとペンギンの勝負がどのように着いたのか、まったくわかりません。でも、ま、そういうことで。



このあいだ、執拗にジャンケンを迫ってくるK氏とジャンケンをしました。「俺が勝ったら○○、君が勝ったら××ね」と言い、そもそも「○○」も「××」も私にはまったくどうでもよい選択肢ではありましたが、私が勝ちました。はい、あっさりと。
しかし諦め切れないK氏はなおもしつこく食い下がり、

 ジャンケン、ポン!(→また私が勝った)
    ↓
 ジャンケン、ポン!(→また私が勝った)
    ↓
 ジャンケン、ポン!(→また私が勝った)
    ↓
 ジャンケン、ポン!(→また私が勝った)
    ↓
 ジャンケン、ポン!(→ようやくK氏が勝った……)
    ↓
 やっと勝負が着いたらしい


ということがありました。

……どういうことなんですか? 私には全然わからなかったのですけど(/o\;) まあ、自分では決められないことってありますよね…(でも、最初からK氏は○○を選択することを決めてたってことだよなぁ。どういうことなんだろなぁ、これは)









『少年十字軍』

2010年06月10日 | 読書日記ーフランス

マルセル・シュオッブ 多田智満子訳(王国社)


《収録作品》
*黄金仮面の王
*大地炎上
*ペスト
*眠れる都市(まち)
*〇八一号列車
*リリス
*阿片の扉
*卵物語
*少年十字軍


《この一文》
“――このようにして、と王は言った。いつも同じ黄金の面をわれらに向けるあの月も、おそらく暗く残忍な別の面をもつのであろう。 ”
  ――「黄金仮面の王」より


“世界の諸部分は、善の路をたどらぬときには、いずれもひとしく有罪である。”
  ――「少年十字軍」より





初めて読む短篇が多かったですが、やっぱり「黄金仮面の王」と「少年十字軍」の2篇に私は打たれました。この二つの物語は、何度読んでも胸を打ちます。
その他の物語は「ペスト」をはじめ暗く不気味なお話が多いです。その中では「卵物語」が童話風のほのぼのとした物語ながら、はっとするようなことも書かれてあって面白かった。


さて、私はおよそ5年前にも「黄金仮面の王」と「少年十字軍」の2篇を別の本で読んで記事を書いていますが、前回の読書と今回の読書は違っていたようです。2005年にこの2篇を読んだ時は、私はこんなことを書いています。

*****
人間の持つさまざまの価値の全ては、人間自身が好き勝手に作り上げたものに過ぎないのだということに思い至ります。人間は何も分からないまま、闇雲に生きているだけなのかもしれません。いつか知ることが出来ればいいと願う「真理」に「神」と名付けて信じることを信仰というのでしょうか。自分達が歩いている道がどんなところか、今どのあたりなのか見当も付かなくても進むしかない不安にああでもないこうでもないと言って対立し傷つけ合う人間は哀れで、しかもそういう風にしか存在できないところに自ら罪をおわせ呪いをかけているのでしょうか。しかし、罪をおうからこそ赦される可能性があるし、呪われるからこそそこから解き放たれる望みがあると考えるべきなのでしょうか。ふたつの物語は大体こんな展開だったと思います。人間によって作り上げられた価値を捨て去る、もしくは最初から持っていない者達だけに見える世界があるかもしれない。
*****

ふむ。あの時はそういうことを考えていたんだな。でも、今回はこういうふうには思わなかったな。ここについてはあまり問題に思わなかったや。全然こんなことは思わなかった。

では、何を思ったのかというと、特に、なにも。ただ、とても悲しくなりました。何が悲しいのか説明できませんが、とにかく悲しかった。

前回「もっと考えるしかない」と書いて、5年が経ちました。そして出てきた言葉が「悲しかった」。たったの一言。色々と思ったことはあったはずなのに、全然言葉になりません。なんてこった!
ま、でもそういうこともある。私にはこれらの物語はまだ複雑すぎるんだ。次はもうちょっと……。新しい短篇を読めたことは、ひとまずの収穫でした。とにかく、諦めずにいきたい。






ほのぼの動物動画

2010年06月09日 | 映像




私は時々【ニコニコ動画】などで、モフモフ系の動物映像を見ては和んでいます。ニコ動では、画面上を視聴者のコメントが流れていくので、まるで大勢の人と一緒に見ているかのような気分を味わえて楽しいです。

というわけで、昨日も見てました。ものすごく面白い動物映像がいくつかあったので、軽くまとめてみます。



まずは、定番「ラッコ」。

 「萌えたら死亡 ラッコ編」:ニコニコ動画
(サムネイルではなく、↑タイトル文字列からリンクしております)

この動画は元々はyoutubeに上がっていたもので大変に有名な動画です。私は以前にもここで取り上げたことがあります。NHKのニュースでも取り上げられたこともあるくらい、ラッコ動画といえばコレ! というくらいの人気動画です。私は定期的に見直していますが、これは本当に何度見ても癒されますね。
一度別れ別れになったふたりが、また手を取り合うところが感動的(´∀`*)ナゴムー



次に、「コアリクイ」。


「コアリクイの威嚇が可愛すぎて萌え死ぬ」:ニコニコ動画
(サムネイルではなく、↑タイトル文字列からリンクしております)

コアリクイというのは、よく知らなかったですが、模様が面白いですね(^_^) 威嚇ポーズが可愛い。というか、これは威嚇なのか…? 可愛すぎて、むしろ近づきたくなる感じですね(´∀`*)モヘー



三つ目は、「ハリネズミ」。


「硬いニンジンを食べた時のハリネズミの反応」:ニコニコ動画
(サムネイルではなく、↑タイトル文字列からリンクしております)

ハリネズミって可愛いですよね~~! 手乗り!!
ここではニンジンを齧っていますが、その顔が……!! し、死ぬ!! 笑い死ぬ!! た、助けて……!!!(*´∀`*)ヒャハハ!



最後にもういっちょ「ラッコ」。


「セルフマッサージ。」:ニコニコ動画
(サムネイルではなく、↑タイトル文字列からリンクしております)

こちらのラッコは自分の顔をひたすらにマッサージしていますが、そのようすが猛烈に笑えます。ラッコのマッサージは、顔と手が濡れることで体温を下げてしまわないためのものだったかと。油分をすりこむんだか、毛の間に空気を含ませるんだか忘れましたが、ラッコはわりと四六時中マッサージをするものらしい。それにしてもこの執拗な顔面マッサージには参りました。笑、笑、笑、笑、笑………!!! この恍惚の表情を見よ!(´∀`*)(*´∀`)アーハッハッハ!!



こんな感じで、昨日もこれらの動物映像で盛大に笑わされました。あー、可愛かった。平和でいいですなぁ~~。







『ふらんす怪談』

2010年06月08日 | 読書日記ーフランス

H.トロワイヤ 澁澤龍彦訳(青銅社版)



《収録作品》
*殺人妄想
*自転車の怪
*幽霊の死
*むじな
*黒衣の老婦人
*死亡統計学者
*恋のカメレオン


《この一文》
“「さもなければ、こんなものですよ、人生って、煙みたいなものです」と言った。「愛したり期待したり、恐れたりするだけの価値もないものです。空の空ですよ! かなり前から、あたしは遠いところへ出発する用意をしているんです!……」 ”
  ――「黒衣の老婦人」より




K氏が眠そうな顔をしていたので、私はちょうど読み始めたところの小説の一節を読んで聞かせてやろうと思い、「…「それで、わたしは二人を殺(ば)らしてやろうと決心したんです」と単調な声で言った。「まず男を先にやってやろう、とね。(略)……」」と朗読を始めました。するとK氏は呆れたように、「君はまたそんなものを読んでいるのか」と言うのです。私は答えました、「ええ、またこんなものを読んでいるんですよ、へへへ…」。

しかし、なんとなく私も眠くなってきたので、その日はそこで止めてしまいました。そして、後日残りを読んでみて、私はこのときには選択を誤っていたのかもしれないと気がついたのです。このあいだ読み聞かせようと思ったのは最初の「殺人妄想」という短篇でしたが、最後の「恋のカメレオン」のこの出だしのほうがよかったかもしれません。「アルベール・パンスレが、たったいま天上の鉤で首を吊ったばかりの時、ドアが開いて、黒い服の小男が礼儀正しく会釈しながら室内に入って来た。」――ね、面白そうでしょう、しかもこの「恋のカメレオン」はSF風味なんですよ、こっちの方がよかった。主人公のパンスレ君は「二十五歳で、地位もなく、将来もなく、家族もなく、恋人もない」ことに絶望して首を吊ったところからお話が始まるんですよ。その彼が、《性格実験体》となって、様々に人格を変えてゆくというお話。へへへ、今度はこれにしよう。


それとも、「黒衣の老婦人」の方がいいかしら。ここにはかなり強烈な性格のお婆さんが出てくるし。骸骨のような容貌で、ホテルというホテルを転々と渡り歩いている謎の老婦人が、作家である主人公を部屋に招いておいて、こう言うのです。「よかったら、このいやらしい飲物もお飲みになってごらんなさい。つぶされ損なった南京虫みたいな味がしますから! 買いつけの店を変えなくちゃね、これじゃあ! でも、あなたはお茶なんぞ、多分あまりお好きじゃない方でしょう? まあ、これがおいしいって? そりゃ何よりだったわ! あたしはどうもね、口にあわない、捨てましょう!」――ああ、なんと強烈なキャラクター! 自分でお茶を振る舞っておいて「捨てましょう!」だなんて!! 素晴らしい面白さです。物語の結末もとても意外で洒落が効いていたし、こちらの方がよかったかもしれないな。うん。私はこのお話がとても気に入りましたよ。


あるいは「死亡統計学者」がよいだろうか。統計学には興味がありますかね? 毎月の死亡者数をピタリと予想するラケル氏の物語。ピッタリ当りすぎて大変なことになりますよ。ふふふ。




というわけで、なんだか誰かに読んで聞かせたくなるような、洒落た感じの怪談集です。怪談集とは言っても、怖いというより、奇妙なお話が多いという印象でしょうか。私はとても楽しみました。こういうニヤッとしたくなるような物語はいいですね。ええ、本当にいいものです。

ついでに面白かったのは、「あとがき」のところで、訳者の澁澤龍彦氏は、この本を訳してみたのは別にトロワイヤに興味があったのではなくて、なんとなくこの短篇集(原題は『共同墓地』)を読んだら、ふと訳したくなったから……というようなことを書いていたことですね。そんな簡単に訳してしまえる訳者の才能に少しの妬ましさを感じてしまいましたが、いや、でもありがたいことです。


アンリ・トロワイヤは評伝で有名な人だと思っていましたが、小説もいくつか書いているようです。この本に収録されている「自転車の怪」は別のアンソロジーにも入っていて読んだことがありましたが、他にも結構あるようです。
また、亡くなったのは2007年で95歳、ほんの最近までご存命だったようです。知らなかったなぁ。おまけに私はこの人をフランス人だと思っていましたが、モスクワ生まれのアルメニア系ロシア人だそうで、ロシア革命の時にヨーロッパに移住、その後はパリに定住したらしい。なるほど。

ちょっと他の小説も読んでみたいですね。