半透明記録

もやもや日記

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アニメ『山田くんと7人の魔女』

2015年06月30日 | 映像(アニメーション)


原作:吉河美希(講談社 週刊少年マガジン連載中)



《あらすじ》
この学校には7人の魔女がいる。
私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変! 新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!





毎週かならず観て、こころの支えの一つだったアニメ『山田くんと7人の魔女』が、まさかの1クールで終了してしまった…!! ショーーーーック! 嘘だろーー! シクシク(ToT)

第1話の時点で激ハマりした山田くんと白石さんの関係性は、最終話まで素晴らしく維持されたまま大団円。回を追うごとに可愛くなる白石さんに私は息も絶え絶え。最終話に至ってはとうとう私は爆発しました。可愛すぎるだろ白石さん…ドカーン……!

ああ、短すぎる。もう1クールあればなあ。後半は展開が早過ぎていまいちよくわからないところもあったので、できれば2クールでやってほしかった。けどまあ、ドハマりしたのは山田くんと白石さんに対してなんだから、ストーリーの細かいところが知りたければ原作を読めってことですかね。ふむ、なるほどな。くそっ、、買っちゃうかもしれない! だって白石さんが可愛すぎるんだよ、もうダメだーーーっ。ともあれ、最初から最後まで、男女入り乱れてキスが飛び交うという過激な設定の勢いの良いドタバタラブコメでしたね。うむ、良いものを観たな。綺麗サッパリとした最終回を迎えていましたが、原作はまだ続いているそうなので、2期があることを期待。2期があることを期待…!!!



ところで、当然2クールあるんだろうと思ってたのに1クールだったものとして、もうひとつ『血界戦線』があります。嘘でしょ、ありえない。こころの支えがまたひとつ折れるわ…7月からなにを楽しみに生きていけばいいというの?? 『アルスラーン戦記』と『俺物語!』しかないよ、って、まあ、どうにかなりそうだな。『俺物語!』もかなりの良作ですし(←こちらは2クールで万歳!)。

ていうか、7月からの夏アニメのリストをまだ作っていないのに、放送が始まっちゃうよ! たいへんだ~~! 急いでチェックしなきゃ!!! 『うしおととら』をやるって言ってたような気がする! リストを作れ、急げや急げ!!






PESfilm にハマる

2015年06月23日 | 映像(アニメーション)



 “ Fresh Guacamole by PES ”
最初のアボカド(に見立てた手榴弾)にナイフを入れるところで「きぃぃぃぃっ」となる。
最後には腹も減る。




息子は最近、上の【PES】さんという人(グループ?)の動画にハマっています。ほとんど全ての作品はストップモーション・アニメ(コマ撮り)の作品なのですが、それはもう凄いハマりようで、朝5時半に起きるなり「ぺしゅしゃん(=PESさん)、みう(見る)…」とか言うくらいです。私が熱でくたばる前からハマっていましたが、熱でくたばっている間は特にこの【PES】さんにはお世話になりましたね。YOUTUBE にチャンネルがあるので登録しています。で、ただいまリストを延々ループ再生中。息子は何度観ても飽きないらしい。ハマるとしつこいのです。


私たちが最初に【PES】さんを知ったのは、次の作品。



  “ Western Spaghetti ”
あまりの素晴らしさに私が「ほぇぇぇぇ!!!! きぁぁぁぁぁ!!!!」などと奇声を発していたために印象に残ったのか、息子もそこそここの作品が好きなようです。「ぺしゅしゃん、しゅぱげ(=スパゲッティ)!」と言っています。

それにしても、何がショックだったって、この作品、全て食べられない物(ルービックキューブとかサイコロとか針山とか)を食品に見立ててトマトソースのスパゲッティを作るんですけど、見ているとなぜか凄まじく腹が減ってくるのです。扱う素材も非常に洒落ていますし、色遣いも最高、一言で表すと「洗練」そのものです。ショックだった。
私は特にバジルか何かを模した紙幣でできた植物から葉っぱを一枚ちぎり包丁でカカカカっと刻む場面と、白い毛糸玉のチーズをすり下ろしてスパゲッティの上にかける場面に横っ面をはたかれました。もうダメだっ!!! 腹減った!! というわけで、この作品のあと堪えきれずトマトソースのスパゲッティを私も作りましたとさ。
あ、もうひとつこの【PES】さんの作品では「音」も重要ですね。「音」のリアリティが全てを本物らしくしています。ご覧になるなら是非音声をオンにしてどうぞ。


以下、今では私よりもずっと息子の方がハマってしまった【PES】さんの動画で、息子がとりわけ好きなものをいくつかご紹介。



 “ Submarine Sandwich ”
薄汚れたボクシングのグローブなどでサンドイッチを作ります。完成品が黄色い潜水艦の形で、めちゃくちゃイカす!




 “ Game Over ”
パックマンのところでいつも爆笑する。懐かしゲームが次から次へと。




 “ Washington State Lottery ”
ワシントン州のくじのCM動画らしい。息子は「やま! やま! やま、みたい!」とうるさい。暴力シーンが大好きであるという将来が心配な息子は、最後の山での対決シーンが終わると「うきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!」と全身で感情を爆発させています。




 “ Bacardi Yacht ”
お酒のCM。これは私が好きなシリーズ。夜の海、ヨット、最高! 他にも「潜水艦編」「ロケット編」「列車編」があります。いずれも美しい。


他にももっと沢山の作品が公開されていますが、いずれも「ほほう!」とそのアイディアに唸らされるようなものが多いです。



それにしても、私も以前からコマ撮りアニメは好きなほうですけど、息子はこういう「物」が動く作品が好き過ぎますね。「人物」が動くものよりも「物」の方がより興味を示す傾向にある気がします。子供はそういうもんなんだろうか。まだ人間関係とか、人間感情の機微みたいのに疎いからだろうか。なぜなんだろうか。私が幼い頃はどうだったかな。全然記憶にないな。『まんが日本昔話』を観てた覚えしかないや。

いずれにしても、息子は毎日【PES】さん、【PES】さん、言って楽しそうにしています。【PES】さん、うちの息子に感動をありがとう! あ、あと、おままごとセットの玩具の包丁を正しく使えなかった息子が、【PES】さんの料理系動画のおかげで、ほとんど正しく使えるようにもなりました!(←私がここ数ヶ月いくら言い聞かせても、実演してみせても、まったく効果がなかったというのに…;) 色々とありがとう!









2015春アニメ

2015年05月13日 | 映像(アニメーション)




冬は『ユリ熊嵐』と『アルドノア・ゼロ』しか観れませんでしたが、この春は頑張っています! てか、よりどりみどりで視聴が追いつかない! 嬉しい悲鳴! アニメって癒されます。あー、面白い。


とりあえず、欠かさず観ているのはこれら。

 *『血界戦線』
 内藤泰弘さんの漫画が原作(同じく内藤さんの『トライガン』は漫画版しか読んでないけど名作だった。是非アニメ版も観たい)。『血界戦線』もスタイリッシュかつクール、今のところ基本的に1話完結で毎回見応え大あり、素晴らしい背景に素晴らしい演出に素晴らしいキャラクター、声優陣も超豪華、OP/EDもめちゃくちゃイカしてるってことで、私は盛大にハマっております。初回も異常にかっこよかったですけど、最新話の第6話も最高でしたね。次が待ちきれない~~~。ジャンルとしては何になるのでしょう。オカルトSF? 吸血鬼とか異界人とか出まくりです。やべー、おもしれー。これは繰り返し見返したくなるタイプの作品ですぜ。


 *『やはり俺の青春ラブコメは間違っている-続-』
 第一期からハマった渡航さんによるラノベ原作の作品。出版元のガガガ文庫はこの『青春ラブコメ』といい『人類は衰退しました』といい、いわゆるラノベの枠を超えるというか逸れるというか、面白い着眼点を持った巧い作品が多いような気がしますね。まあ私はアニメだけで原作は読んでないですけど。ともあれ『青春ラブコメ-続-』になってもやはり面白い。高校時代の人間関係とか現実感などが結構リアルに感じます。なんかいちいちグサッと来る。それから女の子は出てくるのに全然ラブコメになりません! ぎすぎすしすぎーー。その一方で今回も彩加ちゃん(男)が可愛過ぎて死にたい。やっぱり青春ラブコメとしては間違っていますが、だがこれは青春ですね。いいぞ、いいぞ。


 *『山田くんと七人の魔女』
 なにげなく観始めたらハマった…これは完全にラブコメですが、そもそも私はラブコメに弱いんです。漫画が原作。不良の山田君と優等生の白石さんがキスしたら体が入れ替わってしまった! という、まあここまではよくある設定ですが、たぶんそれだけでは終わらない模様。不覚にも山田君と白石さんの関係に激しくトキメイてしまったので、最後まで見続けちゃうぞ! この作品もOP/EDのどちらも素敵、特にOPがやばい。


 *『アルスラーン戦記』
 田中芳樹さん原作、荒川弘さんが漫画化中の『アルスラーン戦記』です。初回から気合い入りまくりで見応えありますね。2クールくらいあるのでしょうか? 原作は終わっているのかしら? 作りがしっかりしていて落ち着いています。中世の中東っぽい国を舞台として、すべてを失った王子が国を取り戻す?物語のようです。キャラクターも魅力的だし、結末が楽しみ!



毎週追っかけているのは上の4作品ですが、これから観るつもりのものとしては『俺物語』『響け!ユーフォニアム』『攻殻機動隊』などもありますかね。前期の冬アニメでも『デュラララ!』『デス・パレード』なんかを観ないで放置してあるのでそっちも消化しないとなりません(義務)。しかし、面白い!とか思ってもそのその感想を書く暇がないのが悲しい(ToT) うちのトントン豚ちゃん(息子)が今夜もまだ寝ない、ただいま21時…。







ユリ熊嵐、しびれた!

2015年01月09日 | 映像(アニメーション)




今月から始まった幾原邦彦監督の新作アニメ『ユリ熊嵐』の第1話を観ました。途中で「おぉぉ…ぐおおおぉぉぉぉ…」と唸ってました。あぁぁぁあああぁ~~~、面白かったっ!!! いや、まだストーリとかテーマとか詳しいことは全然さっぱりチンプンカンプンでしたけど、そこは別に構わないのです。私はれっきとした幾原信者なので、まずは映像と音だけで十分。相変わらず色彩と舞台のデザインが美しいわー。螺旋階段とかまた出てきたなー。好きなんだなー。私も好きだけど。それに影絵少女を連想させるシーンもあったり、冒頭の熊が出たぞーというところからしてウテナ(の七実さん回)っぽいと感じましたが、いやはやこれぞ幾原作品という感じです。素敵すぎる~~☆ あーーーー、あーーーーーー、痺れるね! 第1話を観てスッキリして寝ようと思ったのに、興奮して寝られないよ! …ま、でも明日も早いからもう寝よう。


というわけで、『ユリ熊嵐』は今後も期待大です。今日から最終回まで、私はこのために生きます。ヒャッホーーーイッ!! 生き甲斐があるって素晴らしいなぁ! まさか『輪るピングドラム』から数年で新しい作品を観られるとは思っていませんでした。『少女革命ウテナ』から『ピンドラ』までは、それはそれは長い月日が流れましたしね。なんと言う幸運。これが二十一世紀ってやつか。気が早いけど、幾原さんにはこの調子でどんどん素敵なアニメを作っていただきたい。

しかし、オープニングは凄かったな。ウテナのあの回も当時は絶句したけど、今回はオープニングから女の子の裸体だらけでいよいよ深夜にしか放送できないだろ、これ…と、そこだけ真顔で突っ込んだ私です。残りは終始震えていました。感激で。痺れるね。

じゃ、もう一度見返してみようか! ウフフフフ★





今期アニメのことなど

2014年06月05日 | 映像(アニメーション)





2014年春アニメは、『ピンポン』と『ハイキュー!!』の2つが私の心の支えです。このために1週間をがんばっている。やっぱスポーツものはいい、青春はいい、心が洗われるよ!!!!


というわけで、特に『ピンポン』。これは松本大洋原作の漫画のほうも私は大好きなんですが、アニメ版はオリジナル設定が追加になっていて原作とはまた違った味わいがあり、どういう展開になるのか毎回ワクワクしながら楽しんでいます。うーん、しかし、やっぱ名作ですね。私などは原作だって何度も読んでいるんですけれど、アニメの方は2話目から落涙し続けていますよ。やべーよ、格好良すぎるぜ。
悲しいほどの美しさはアニメでも健在。つーか、松本大洋の独特の迫力のあるあの絵がこんなふうに動いているっていうのも凄い。もうオープニングアニメと音楽だけでも泣ける。本編でウルウルと堪えてもエンディングで毎回決壊してます。私が年を取って涙もろくなったのか、この作品が素晴らしいからなのか、どっちだか分かりませんがどっちでもいい。とにかく面白い。


『ハイキュー!!』は、知り合いの知り合いがこのスタッフの知り合いということで(←もう完全に他人だが)何の気なしに観始めたら、普通に熱血スポーツアニメだったのでハマりました。原作はジャンプ連載だそうですが、うんうん、いかにも少年漫画らしい爽やかさに満ちていて、絵も綺麗だし、安定の面白さ。キャラクターはある程度スラダン的に定番化していますが、バレーボールっていうのはちょっと新しいような。


他には、脚本が榎戸洋司さんだということで『キャプテン・アース』を観ようと思ったのですが3話まで観たところで既視感を抑えきれず(舞台といいキャラといいロボティクス・ノーツ??)中断中ですが今後に期待、『シドニアの騎士』は予想よりもずっとエグかったのでやはり3話あたりで中断、『ノーゲーム・ノーライフ』はK氏いわく面白いそうですが今の私に頭脳を使うことは不可能なのでやはり3話で中断、『魔法科高校の劣等生』は色々な意味で寒々しくなってきたので5話あたり(でも頑張ってここまで観てるw)で中断中です。

あ、『龍ヶ城七々々の埋蔵金』は『ピンポン』の流れでついでに観ています。なんだかよく分からない話ですが、何も考えずに観る分には結構面白い。



子が生まれてからというもの忙しくてろくにアニメを観られなくなったのが残念ですが、シーズン毎に良作は出続けているので、良い作品を見極めていつか息子と一緒に観られるといいなぁ☆ 男の子だから『少女革命ウテナ』は厳しいかもしれないけど、『シュタゲ』とか『カウボーイ・ビバップ』は余裕だよな。そういや来期の『スペース☆ダンディ2期』が楽しみ。ダンディの1期はめちゃ面白かったぜ!! やっぱSF最高だぜ!! ああいう一話完結のお気楽で良質なSFアニメをもっとやってほしい。
夏も良さげな作品がちらほらあるので今から7月が楽しみ。『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』とかなかったっけ? 10月からも『デュラララ!新シーズン』とか『やはり俺の青春ラブコメは間違っている2期』とかあったような。今年も楽しい1年だな。うふふふふ。








『FLCL(フリクリ)』

2013年05月24日 | 映像(アニメーション)





北米版BD-BOXが安いな…。まあ、私はレンタルして観たんですけどね、全6巻で、全6話。一話あたりおよそ25分ほどなので、レンタルして観るにはやや割高でしょうか。ご注意あれ!(´;ω;`)13話くらいあるんだと思ってたよ…!


原作はGAINAX。2000年にOVAとして製作されたそうですが、一般的なテレビアニメとは違った内容と勢いを感じました。私は特に何の予備知識もなく観始めたところ、第1話冒頭からもの凄くテンションが高くて、ちょっとついていけないかもと不安になるほどです。また、その他のつくりも独特で、マンガのコマ割りが突如挿入されてコマの中で人物がカクカク動いたり(←「手抜きか!」と思っちゃいましたが、意外と手間がかかる演出らしいことが最後のあたりで打ち明けられていました(笑))、音楽がもはやBGMというよりはミュージックビデオのように使われていたりと、いわゆる普通のアニメとは異なって冒険的な感触のある作品でしたね。

ストーリーについても、なにげないお話のようでいて、観終わるとじわじわと胸に沁み入るような、ほろ苦い爽快感のある物語となっています。何にもない町で、なんにも起こらない日々を過ごしている小学生ナオタの前に、ある日ベスパに乗った奇妙な女がやってきて……。

ハイスピードで男子の成長やら女子の成長やら家族の物語やら草野球大会やら頭から出現するロボットやら宇宙からやってきた何かやらが描かれるので、どういうジャンルに入れるべきなんでしょうね、これは。第1話の段階で脱落しそうになった私が言うのもなんですが、振り返ってみればかなり面白い作品でした。なんかこう、癖になるような。懐かしさに心があたたまるようでいて、すごく尖ってるという。いや、この尖ってるところが懐かしいのかな。たぶん多くの人が大人になろうとしたときに覚えのある尖りなのかもしれません。

とにかく爆弾のように凝縮されたものが一気に噴出しています。小ネタもたくさんあったのでしょうが、全部は理解しきれませんでした。下世話なところもややあって反応に困りましたが、要所要所に痺れるような素晴しいシーンが挿入されてくるところはたまりませんでした。最終的には、くっそ、カッコイイぜ!


一部で評価の高いこの作品。ようやく観られて良かった。面白かったです!!







『STEINS;GATE』BOX(北米版)を買ってみた

2012年10月11日 | 映像(アニメーション)





『STEINS;GATE』の北米版 Blu-ray&DVD のボックスセット(その1)をK氏が買ってくれました。注文していたのが先日アメリカから送られてきましたが、箱の一部が潰れていたのと、予想通りパッケージングが少々雑なのとをのぞけば申し分ない状態でした。

内容は、前半の12話が収められた Blu-ray が2枚と、同じく12話までを収めた DVD が2枚。計4枚組となっていました。DVDの方はまだ未確認ですが、1枚当たり6話収録って、画質的にはどうなんですかね? まあ、私はそこまで画質にこだわる方じゃないですし、Blu-ray があるから何も問題ない訳ですが。

「北米版」ということで、日本で売られているものとは違いがいくつかありますが、一番の違いは何といってもその価格。格安ですよ、格安! たぶん、日本版と比べると1/9ほどの価格になるでしょうか。いつものことながら、どうして日本版はあんなに高いのかしら。常軌を逸しているというか…足下見られ過ぎだろ……(ヽ´ω`)アニオタ搾取され過ぎ。噂によると、こうやって格安の北米版を逆輸入する日本人対策として、これからは北米版の本編から「日本語音声を削除」しようという動きもあるんだそうです。実際に『ペルソナ4』かなんかの北米版は日本語削除されたんじゃなかったっけ…。しかし、そこまでして…なぜ…??


この『STEINS;GATE』の北米版には幸いまだそのような処置はとられておらず、「元の日本語音声」と「英語吹替バージョン」が収められています。オカリンやまゆしーがどう吹き替えられているのかに興味があった私は、早速第1話だけを英語音声で観てみることにしました。すると、冒頭でビルの屋上にたたずむオカリンを探してやってきたまゆしーが「オッカリ~ン☆」と呼びかける場面が、吹き替えでは……

 「ヘ~イッ! オッカルィーーン!!」

Σ(;´ω`)ブフォッ……! だ、誰だよ、どこの爽やかチアリーダーだよ! つか巻き舌だよ!

ってな感じで吹きました。いやー、びびった。ちなみに日本語でのまゆしーは花澤香菜さんのとっても可愛い声なのです。ギャップがすげえよ。でも、その後もしばらく観てみたら、ときどき「ん…?」と思うことはあるものの、英語版のまゆしー役の声優さんもかなり頑張って可愛い声で「トゥットゥル~~☆」とかあてていましたね。オカリン役の人もまあまあ。ダルさんはいい感じかな。それより紅莉栖の声が…イメージしてることは分かるけど…ちょっとおばちゃん過ぎない…?? まー悪くはないけど、うーむ。


そんなわけで、英語音声で視聴してみましたが、日本の声優さんの演技に慣れ切った私にはちょっと違和感を拭いきれなかったので1話限りでいいかなという感じです。それにこれは物語が結構複雑なので、私の英語力ではとても聞き取れないですしね(←ハハハ;)。



それにしても、『STEINS;GATE』はやっぱり面白いな! 劇場版はどうなったんだろうかと思っていたら、来年の春に公開になりそうだという続報も入ってきたようで、今から楽しみです! (その後)を描いたお話になるという話だけど、どんなんだろ~!!(´∀`)






2012秋アニメが忙しい

2012年10月03日 | 映像(アニメーション)




2012夏アニメは、あんまり観たい作品が多くなかったので楽でした。結局、全部で5作品しか追っかけてませんでしたからね。ちなみに、夏から始まった新規の作品では『ソードアート・オンライン』と『人類は衰退しました』だけだったかな。あとは前期から継続の『アクセルワールド』『氷菓』『輪廻のラグランンジェ・シーズン2』。うち『ラグランジェ』だけあと最後の数話を観ないで残してある状態ですが、『人類は衰退しました』と『氷菓』は期待以上の良作で、最後までよく出来ていて実に面白かったなあ!


さて、そんなぬるい夏を送った私ですが、秋はまた忙しくなりそうです。どうしてこう時期が偏るんですかね。とりあえず、チェックしてみようと思っているのは以下の作品。


 春からの分割2期続編となるもの。
*『ヨルムンガンド(第2期)』
*『めだかボックス(第2期)』


 新規作品。
*『中二病でも恋がしたい!』
*『新世界より』
*『K』
*『絶園のテンペスト』
*『BTOOOM!』
*『CODE:BREAKER』
*『となりの怪物くん』
*『PSYCHO-PASS サイコパス』
*『Robotics;Note』



えーと、にーしーろーはー…うっ、全11作品か。これはまた厳しい戦いになりそうだな。。。まあ、あらすじやスタッフなどについてあまり下調べもしておらず、ほぼ直感のみに頼ってのセレクションなので、最後まで全部見続けるとは限りませんけれども。ていうか、とてもじゃないけど全部は無理っぽい。この秋の私は忙しいのでありますよ。

しかし、ひとまず絶対におさえておきたい作品としては、『ヨルムンガンド』と『新世界より』ですかね。とくに『ヨルムンガンド』には期待! 第1期はとてもよかった! あとは『Robotics;Note』がちょっと気になるかな。まあ、とにかく観てみよう。


それから、こないだK氏が注文した『STEINS;GATE』のボックスセット(第1弾)がもうすぐ届く予定なので、それも見直したいかな。控えめに言っても『シュタゲ』は名作。絵も綺麗だし、主人公はカッコイイしで最高です。




ふう。ようやく涼しくなってきたことだし、集中してアニメを楽しむぞ☆(ゝω・)






ピングベアプロジェクト

2012年09月01日 | 映像(アニメーション)

Penguinbear.com




公開されたのは半月くらい前のことですが、これが何なのか、私、とっても気になります!!

まだ何も置かれていないこのサイトには、幾原監督のお名前がクレジットされていますが、間違いなく『輪るピングドラム』と関係あるプロジェクトですよねー。何かな? 続編かしら? アニメかな? できればアニメでよろしく! さらにできればアニメシリーズでよろしく!! あー、気になる。


【その透明な嵐に混じらず、見つけ出すんだ。】

というコピーはどういうことを意味しているのでしょうね。何を見つけ出すんだろう。ピングベアってなんじゃろ?

続報が待たれます♪(^o^)




『つり球』

2012年07月20日 | 映像(アニメーション)



《あらすじ》
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。
他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。自称宇宙人、ユキに釣りをさせようとする少年・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人・アキラ。
青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり……
ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!



*まずは重要なお知らせ:

 【ニコニコ生放送にて本日(7/20)夜8時より一挙放送!】
 「タイムシフト予約」しておくことをおすすめします~(^o^)☆




『つり球』は、2012年春アニメの中で私がもっとも楽しみに観ていた作品のひとつです。これと『謎の彼女X』はマジで面白かったぜ。いずれも堅実なつくりが好感触の良作でありました。


監督は、『モノノ怪』『空中ブランコ』の中村健治さん。『モノノ怪』でも『空中ブランコ』でも感じましたが、この監督の作品には、カラフルな色彩と魅力的なキャラ設定、無駄のないストーリー展開と構成、最初から最後まで安心して観ていられるある種の堅実さがあるようです。

『つり球』についても同様に堅調で、物語は単純に青春もので、少年たちが互いに友情を深めながら成長してゆくという爽やかストーリーなのですが、ポップな色合いの画面を見ているだけでも楽しいですし、急ぎすぎずのんびりしすぎず人間関係の変化が丁寧に描かれているのが素晴らしい。物語の中では宇宙人やそれに関係した危機が主人公たちを襲いますが、その危機の重大さのわりに不思議とあまり派手さを感じず、あくまで友情と成長というテーマに一貫していたところが良いですね。ものすごく感動するという種類の作品ではありませんが、見ていて楽しく、心地よい風が吹き渡るような美しいアニメでした。友情っていいですね。そして若者が成長するというのはいいものです。


登場人物について言えば、私はアキラ(25歳、インド人、でも転校生)とタピオカ(アヒル)のコンビが好きです。タピオカお利口すぎる~~!


とにかく隅から隅まで爽やかでオシャレなアニメでした。夏休みにはもってこいです!