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ロシア映画。猫映画の決定版だそうです。たしかに……!!
マーニャ(姉)とサーニャ(弟)がおばあさんに買ってもらった子猫のチグラーシャはいたずら好きで、家中でいたずらし放題。音楽家のお父さんの楽譜を散らかしたり、楽器ケースに悪さをしたり。けれども家族中から可愛がられている。ところがある日、チグラーシャは開いたままの窓から外へ落っこちて、トラックの荷台に乗ったまま遠くまで運ばれてしまう。飼い主一家はチグラーシャを探しまわるが見つからない。その頃チグラーシャはフェージンという猫好きの若者に拾われていた。フェージンは猫を愛し、猫たちに愛されている。しかし、フェージンはちょうど家も職も失おうとしていて……というお話。
猫の可愛らしさはもう言うまでもなく壮絶でした。可愛過ぎます。私はいちいち悶絶しながら観ました。あー、猫、可愛い。子猫のチグラーシャもさることながら、フェージンのところの芸をするお利口な猫、別に飼い主が居るのになぜかフェージンのところへやってくる大きな白猫、愛嬌のあるペルシャ猫、いずれも魅力的な猫ばかり。あー、猫! 猫!!
猫が可愛いだけでなく、ところどころに優しいユーモアを散りばめ、さらにはさりげなく人間ドラマ、社会ドラマ的要素をも盛り込んでいるところが、なんとなくロシアらしくて良い感じでした。猫たちが遭遇する街行く猫好きの人々の描写にも、じんわりとさせられます。
また、あの結末は、なんとも言えないしみじみ感がありますね。ただ猫が可愛いだけで終わらず、物語の中にそこはかとなく哀愁を滲ませるところが、いかにもロシアな感じです。かなり面白かった。
ああ、それにしても、猫というのは可愛い。私も生きている間に一度でいいから、子猫というものと触れ合ってみたいものです。猫。猫。ああ、猫よ。
と思ってAMAZONで商品情報見てたら、まゆまゆに「ひょっとして買うつもり?」と言われました。
これ、結構面白かったですよ~。おすすめです! 猫がかわいい~!
DVDは結構安いみたいですね。
私はちょっと買いたくなってしまいましたf^^;
意外と繰り返して観たくなる感じです。
私はアメショー飼ってました。胸に乗るので、息苦しかった記憶。側で寝るにしても、私にお尻を向けて寝る。背を弓なりに曲げて足にすり寄るかと思うと、何をしても無関心だったり。
犬と猫では犬が賢いと言いますが、人間の言うことなんかきかない猫の方がきっと賢いんですよ。自由に生きて、全てを人間にさせるんですから。
言われてみると、たしかに何故あんなに寒いのに窓を開けているのか疑問ですね……(/o\;)
>同じような映画を日本でとっても、話題にさえならないでしょう。
そうかもしれないですねー。そもそも、もしも日本で撮っても、ああいう映画にはならないんじゃないですかね。あんな風にユーモラスな作品にはならなそうな気がします。感動ものになるのではないかと。
私はこの映画のラストシーンが非常に気に入ったのですが、フェージンが最後に猫に囲まれて無言になるというあの場面が、この作品をとても印象深いものにしてると感じました。
フェージンにはとにかく大好きな猫たちがいる。しかし、彼には猫しかいない。思わず黙ってしまう…という悲しいような寂しいようなあの場面は、その直前の子猫と家族の再会という安心安直のラストに、ぴりっとしたものを付け加えていますよね。私はびっくりしちゃいましたよ!
ところで、mumbleさんはアメショーを飼われていたのですか! ああ、いいなぁ!
この映画でも猫たちは人間よりも逞しく賢く描かれていましたね; 猫ってなんだかそういう感じがありますよね~。私は、猫のしもべにだったらなってもいいです(^^)
同じような映画で日本で撮ったというと、ムツ●ロウさんが製作した「子猫物語」というひどい映画がありました。超つまらない映画で私は5分くらいしか見ていないのですが、川を渡るシーンのために何匹もの猫を川に放り込んだという噂です。その噂の真偽はともかく、あんな映画ならないほうがマシです。
「こねこ」に匹敵するレベルの猫映画なら絶対に話題になりますよ。普段見向きもされないロシア映画でもこれだけの人々に愛されるのですから。
ラストシーンはいろんな解釈ができそうですが、なんと言ってもあの猫パンチ!「ぽこん」ときれいな音までして、衝撃の幕切れでした。
やっぱりラストは衝撃ですよね。そして、多分解釈はさまざまにできそうですね。もう一度観たい…!
『子猫物語』は私は子供の頃に観た記憶がありますが、内容は忘れてしまいました。でも、その映画の子猫も可愛かったような気はしますね;