半透明記録

もやもや日記

お知らせ

『ツルバミ』YUKIDOKE vol.2 始めました /【詳しくはこちらからどうぞ!】→→*『ツルバミ』参加者募集のお知らせ(9/13) / *業務連絡用 掲示板をつくりました(9/21)→→ yukidoke_BBS/

昨日の戦績

2006年02月27日 | もやもや日記

惨敗。


昨日は市の主催する「手作りショップ」に参加しました。色々と悪条件にも恵まれましたが(横なぐりの雨、アクセスしづらい辺鄙な会場などなど)、根本的には私の作戦ミスです。やっぱ商品が暑苦しかったですね。もうすぐ春なので、まるっきり売れませんでした。それでもなんとか、モデュラス(ペンギン)のバッグ(2月25日の記事参照のこと)とオオサンショウウオの絵を手描きしたバッグは売れました。私はやはり中途半端に普通っぽくするよりも、思いきってキワモノを作る方がいいんだろうなあ、となんとなく感じます。モデュラスとオオサンショウウオは同じ人が買ってくださったのですが、その方は私の(変な)デザインにとても共感してくださったそうで、凄く励ましていただいてありがたかったです。モデュラスのバッグは贈り物にしてくださるそうです。どこかでどなたかにあのペンギンバッグを持ち歩いてもらえるかもしれないと想像すると、非常に嬉しいですね。
季節を問わないもの、出来る限り独創的なものであれば、ちゃんと売れるんだ(値切られなかったし)なーという当たり前のことを実感しました。

さて、今回はあまり上手くはいきませんでしたが、やるだけやって満足です。大量の不良在庫を抱えてしまいましたが、それは自分で大事に使いましょう。

ペンギンのバッグ

2006年02月25日 | 手作り日記
新登場のペンギン、名前はモデュラス。
アステリスクと卓球をやっていたのは、この方です。強いらしい。格好のよい帽子がトレードマークです。

サイズはA4サイズ。リバーシブル仕様で、内側は水色の無地。ポケットなしのシンプルスタイル。モデュラス部分は裏に接着芯(布の補強などのために用いるアイロン接着の特殊布のことです。これを貼ると、切りっぱなしでも端がほつれにくくなって便利)を貼った布を大きくアップリケして、ご覧の通りのとても大胆なデザインになっております。

ほぼ同じ構図のポストカードと一緒に明日のお店に並べてみる予定です。思いつきでドドドドッと作ったわりには良く出来ました。

読みかけ 読みかけ

2006年02月23日 | 読書ー雑記
ネットに繋がらなかった間、久しぶりに落ち着いて読書をすることができました。といっても1冊分くらいしか読めませんでしたが。

まず、ひっくり返るほどに感動したのは、井伏鱒二の『山椒魚』。私はこの作品を以前にも読んだことがあったはずなのに、あらためて読み返すとたまげました。あの書き出し! そしてラスト! 処女作だったんだ……。天才ですね。『鯉』という、これまた初期の作品もとっても味わい深かったです。それにしても文章がうまいなあ。素晴らしいですねえ。というわけで、目下他の作品にも挑戦中です。

それから、『ムーミンパパ海へいく』を途中まで読んでいます。この作品は、どうもやや大人向けに書かれているようで、家族がそれぞれに少しずつ気持ちがすれ違っていったり、ムーミン谷を離れてしまって何もない島に何とか生活を組み立てようと奮闘したりと、何となくしんみりするお話です。

あとは、ダンテの『神曲』を読みたくて、図書館で借りてきたのに、忙しくてまだ読めず。急がねば、急がねば。

針山の一家

2006年02月21日 | 手作り日記
我々はネズミじゃなかっただろうか。

 そうさ。

針が刺さっているように見える生き物は他にいただろう。

 うむ。ハリネズミとかな。

我々はネズミだろう。

 ネズミだな。

おい、お前、背中に待ち針が刺さっているぞ!

 なにっ!! 奴め、どういうつもりだろう? 
 一体おれのネズミとしての尊厳はどこへ行ってしまうんだ。



さて、こんなものをちまちまとつくっている私は相当暇な人間だと思われても仕方がありませんが、楽しい針山があったらいいかなあ、と思って作りました。私がいつも使っている針山は、なんと小学生の頃から使っている年季ものです。もはやぼろぼろになっているので、なるべく可愛らしい針山に乗り換えたいところだったのです。
本当はもっと洒落たデザインを考えていたのですが、ふとネズミが浮かんだので早速作業開始です。とても小さいものなのでミシンは使わずに、全て手縫いです。ちくちくちく。ちくちくちく。
ちなみに作業中の脳内BGMは「禿山の一夜」。そう、今回のタイトルは洒落です。「禿山の一夜 → 針山の一家」……なんたる短絡。いや、しかし、どうでもいいことを考えながらだと、作業がはかどるのですよ……。

お馬のトーシカ

2006年02月20日 | 手作り日記
トーシカは夜に生まれました。
月の明るい晩のことです。
立ち上がったトーシカは、自分の影が地面に黒々とのびているのを美しいと思いました。そして、自分の毛並みもきっとこんなふうに黒くて美しいのだろうと考えます。

しかし、朝が来て、トーシカはそれが少しばかり間違いであったと気が付きます。彼は燃えるように赤いたてがみと空のように青い毛並みをしていたのです。黒くはありませんでしたが、それでもやはり彼が美しいことにかわりはありませんでした。




トーシカという名前の馬の形をしたミニバッグをつくってみました。背中に付いた蓋を開けると、お腹の部分は小さな袋になっていて、ものを入れることができます。「携帯電話くらいなら入ります」と言って、今度の手作りショップで売ろうと思いましたが、最近の携帯は大きいものもあるらしく(私のは割と小さいのです。それに合わせて作っちまいました……)、入らないものもあるかも。改良の余地がありますね。
というか、こんなのを持ち歩くのかよ。と突っ込まれそうですが、まあ、お待ちなさい。『気狂いピエロ』という映画がありました。その中でアンナさんも犬の形をしたバッグを持ってたじゃないですか。え、あれは犬だから許されたのですか? 違う? アンナさんだから許されたと? ふ、す、するどいな……。

えーと、家の中で小さなものをしまっておくのに使うのも良いでしょう。鍵とか予備の電池とか。生活には多少の遊びがあった方が楽しいですよ。多分。

そして、顔が怖い、という意見もありそうですが、私はお気に入り。目は布用絵の具で手描きで入れました。私のヨーロッパかぶれがありありと感じられる表情をしておりますね。
1頭でも売れるといいなあ。(現在、トーシカの双子のきょうだいのアントン、黒毛のサーシャもおります。まだまだ増殖予定。そんなに作って大丈夫なのか)

間が空いております

2006年02月18日 | もやもや日記
みなさま、ご無沙汰しております。
久しく更新しておりませんでしたので、ご心配をお掛けしたことと思います。すみません; インターネットの回線を光回線にすることになったのですが、その工事がうまくいきませんでした。変更前に使ってた回線の撤去を、K○○Iさんがやってくれなかったんですねー。不思議ですねー。随分前から申し込んでいたんですけどねー。まあ、でも手続きしてくれたのはK氏なので、私としては何も言うことはありませんから、ネット圏外の生活もたまにはいいなあと楽しんでいました。

しばらく離れてみると、ほとんど依存症だったことが分かります。最初の2、3日は不便を感じてしまいました。私もすっかり現代人らしくなってますね。しかし来週の日曜には市の手作りショップの企画に参加する予定で今月は大忙しでしたので、時間が空いてちょうど良かったのかもしれません。あと1週間に迫っていますから、気合いを入れ直して頑張らねば。変なものを沢山作ってみたので、近々ご紹介したいと思います。ああ、別に見たくないなどとおっしゃらずにどうぞお楽しみに。

オフラインついでに(?)、フラッシュアニメも訂正作業に入りました。とりあえず「J町のアステリスク新聞」は完全改訂です。まるっきり話も変わってます。というか、去年の公開時にはよくあれで仕上がったと思えたものだなーと恥ずかしい限りです。全然話が分からないじゃないですか……そして面白くない……。というわけで、夏頃を目指して鋭意訂正中です。
それから、これまた恥をしのんで公開しておりますフラッシュ漫画の「たんていものがたり」(餃子屋さんで店主のニンニクさんが殺されるというお話)も続編というか新作というかを制作中です。例によって大変に下らないストーリーになってます; これも夏までには仕上がるといいなあ。

これからしばらくは、ちょっと忙しくなりそうなので、思うようには色々なことが進まなそうなのですが、地道にがんばります。