半透明記録

もやもや日記

お知らせ

『ツルバミ』YUKIDOKE vol.2 始めました /【詳しくはこちらからどうぞ!】→→*『ツルバミ』参加者募集のお知らせ(9/13) / *業務連絡用 掲示板をつくりました(9/21)→→ yukidoke_BBS/

京都へ行ってきました

2011年10月31日 | もやもや日記




日曜日、ちょっと京都まで行ってきました。お友達がご旅行で京都にいらしてたので会いにいったのですが、本来なら関西在住の私がおもてなしすべきところを、逆におもてなしされまくって恐縮至極でしたがとても楽しかったです(^_^) もうすぐ1歳になる赤ちゃんもご一緒で、その子がまたものすごく可愛らしい子で、私にニコニコと笑いかけてくれるので癒されまくりでしたね。





昨日の京都は昼過ぎからあいにくの雨で、お友達と京都駅でお会いして、その後お別れしてからも私は結局京都駅から一歩も外へ出ませんでした。駅付近をぶらぶらしようかなあと思ったのですが雨でしたし、こないだ傷めた首もまだちょっと危うかったのでやめました。

そういうわけで、京都へ行ってきたとはいうものの、実際は「京都駅に行ってきた」という具合でした。しかし、京都駅は駅ビルが大きく、伊勢丹などがあるので、ひとまずデパート内をぶらぶらするだけでも満足です。せっかくだからお土産になにか和菓子を買うつもりで、あちこちを見て回りました。


伊勢丹の地下のお菓子売り場では、京都へ来たら買うことにしている「林万昌堂の甘栗」を発見したので早速購入。こんなところでも買えるなんて、なんて便利なんだ!

ちょうど「厳選大粒栗」が追加で入荷されたところだったので、そちらを選択。ここの甘栗はおいしいです。



それから、夏に友人と京都を旅行した時に、「出町ふたば」という和菓子屋さんの豆大福がおいしいらしいと、本店の前で並んだことがあったのですが、その「ふたば」さんの豆大福もまた、伊勢丹の地下に置いてありました。

最初に店の前を通った時には、「14時から店頭に並びます」というような札がかかっていたので、お友達とお別れした15時過ぎに再度行ってみたら、豆大福4つ入りと2つ入りのうち、4つ入りのほうは売り切れていて、残りわずかとなった2つ入りのほうを慌てて買ってきました。





大福は日持ちがしないので、帰宅してすぐに、夕飯前の微妙な時間帯でしたが早速いただいてみました。

夏に行列した時は、暑い盛りだというのに昼間からものすごい数の人が並んでいたのを横目に見るだけで私は買わなかったのですが、食べてみたらなるほどうまい!!

これは美味しい! 中の餡がものすごく美味しかったです。塩気のある豆と柔らかな餅がまた、たまらない感触でした。しまった~! もう1箱買ってくればよかったぁ~~~!


伊勢丹では、「ルドン展」も開催中でちょっと見に行こうかと思いつつも、やはり首が危うくて断念しました。首め……こんなときになんで傷めちまったんだろう(ヽ´ω`)


京都はうちから40分ほどで行けるので、やっぱ関西に住むのは便利で楽しいなあと、昨日も実感いたしました。こないだは神戸へ行って、昨日は京都だったから、年内に奈良へも行けたらいいな!








仕上がらない

2011年10月28日 | 手作り日記





久々に趣味の漫画などを描いてみようと思って描いていますが、なんだか今回も仕上げられなそうな予感……。これもまた中途半端のまま放棄することになるだろうか。いや、もうちょっとがんばろう。全4ページを予定していますが、まだやっと1枚目を描いたところです。先は長い。


ところで、先日悩んでいたアンチョビは、結局パスタの具にしていただきました。おいしかったです! アンチョビってうまいですね~。でも、小さい缶を開けたら、中身は予想よりももっと少ししか入っていなかったことにびっくり。いや、それでも十分に味わえる量でしたけれども。面白い食材だなあ。


それから、『輪るピングドラム』は15話まで観たのですが、第15話も、本当にのけぞるほどに面白かった。この回はマジですごかったな!! 
第9話からずっと、見終わるたびに「ぎゃあ~~~誰か助けて~~~!!」と叫んでしまうほどに面白いです。第16話も近いうちに観るつもりなので、いまから落ち着かないわ(´∀`*)


10月ももうすぐ終わり。
秋らしいことをたくさんしておかないと!!






ちくちくイワシ

2011年10月26日 | もやもや日記






最近のちまちました作業。



シンプル過ぎてどうも似合わなかった薄手の黄金色のニットに、黒いレースの装飾をほどこしてみました。いえ、まだ作業の途中です。キラキラして素敵なのに、私が着るとおじいさんの肌着(胸元が寂し過ぎておばあさんですらない)にしかみえなかったこのニットも、これで上手に着られるようになるのでしょうか(←とりあえず見切り発車)。なぜそんなものを買ったのかと言われても、世の中には不思議なことがあるんじゃ…としか言えません。あのときは似合うと思った。素敵なお姉さん風になりたかった……


私はレース飾りが好きです。この黒いレースは別のシルクのトップスに付いていたものでしたが、それが古くなったので本体は処分し、レース部分だけを剥ぎ取っておいたのです。レースにも端のところどころに擦れたような傷みがあったので、まずはそこからチマチマと補修します。この作業になんやかんやで1日かかった。首が痛くて長時間は続けられないのです。

で、レースが直ったので、いよいよニットに取り付けます。またまたチマチマと縫い付けていくわけですが、いま残り半分のところまできたところです。あー、疲れた。首が痛い。

首が痛い。なんかちょっと下を向けないみたい……こ、これは危険。

ちくちく縫い物をしていると、いつも首を傷めてしまいます。あとはイワシのワタを取る作業なんかでも首が痛くなりますね。ちくちく。イワシ。。。




それで思い出しましたが、こないだアンチョビを買ってみました。



アンチョビとは、カタクチイワシの仲間の小魚の総称だそうですが、一般的には塩漬けにして瓶や缶に詰めたものを言うようですね。ま、とにかくそれを買ってきました。

私はまだアンチョビを調理したことがなく、一度使ってみたいと思いながらも挑戦せずに今まで生きてきてしまった。そろそろいい時期かなと、不意に思った。私はイワシが好きだ。オイルサーディンは散々食ったし、そろそろアンチョビも試すべきではないのか。こういう一大決心が、スーパーの売り場の一角で繰り広げられていたんですね。道行く人々も、端からはそれと分からなくても、通り過ぎていくその瞬間に、ものすごい大きな決意をしてるのかもしれないなあ。


それで、ゆうべは買ってきたアンチョビの缶を見つめながら、どうやって調理したらいいのかしらとしばらく悩みました。パスタとか、芋と合わせるのがいいとか、あれこれと調べてみましたが、首が痛かったせいかなかなか決断できず、結局はそっとアンチョビ缶を元の位置に戻して、私はいつもどおりの味無し晩ご飯をこしらえて黙々と食事を終えました。根性なかったわー。



というわけで、今日もちくちく作業とアンチョビ缶は残ったままです。
晴れたけど、寒い今日。首がやばいですが、アンチョビ缶には今夜こそ挑戦したいと思います。うん、たぶん。








『ミッシング』放送のお知らせ

2011年10月24日 | 映像

1982年 アメリカ

監督:コスタ=ガヴラス
原作:トーマス・ハウザー
脚本:コスタ=ガヴラス/ドナルド・スチュワート
出演:ジャック・レモン/シシー・スペイセク/ジョン・シーア


《あらすじ》
クーデターによって軍事政権下となった南米チリで、アメリカ人ジャーナリスト、チャーリーが突然行方をくらます。知らせを受けた父エドワード(ジャック・レモン)は、チャーリーの妻ベス(シシー・スペイセク)と現地で落ち合い、領事館に助けを求めるが、調査は一向に進む気配がない。二人は独自にチャーリーの創作を開始、彼の失踪にはある陰謀がうごめいていることを知る。さらに、エドワードは調査に協力的ではないアメリカ政府を疑い始めるが……
1973年、チリで軍事クーデターが起こった際に行方不明となった息子のために、アメリカ政府と戦ったトーマス・ハウザーの手記を映画化、全米で大きな波紋を呼んだ社会派サスペンス。




実は、この映画はもうだいぶ前に観たのですが、あまりにグサッときて落ち込みが激しく、感想を書くことができなかった作品です。グサッときた箇所については、今でもまざまざと思い出すことができますが、全体的な感想を書くためには細かなところの記憶が薄れてきてしまったうえに、もう一度観直す気力がまだ湧かないので、また今度にしたいと思います。

では、なんの記事かと申しますと、「コスタ=ガブラス特集でもやらないかなあ~」なんて思っていたら、ちょうど今週水曜日(10/26)にNHKのBSプレミアムで『ミッシング』を放送するらしい。私は既にDVDを所有しているので観ませんが、興味のある方はぜひ!


そのついでに『Z』も放送したらいいのに。私が初めて観た時には頭を殴られたみたいに衝撃を受けた傑作『Z』は、ある小国(ギリシャをモデルにしている)を舞台にした軍事政権による腐敗との戦いの物語であり、まさにタイムリーなテーマだと思うのになあ。あの結末にはたまげたなあ!

そして『告白』とか『戒厳令』とかもやってくれれば、いろいろ捗るのに。私は持っているけれど、内容に怖れをなしてまだ観てませんがね。観るべき作品であるということは承知しています。

あるいはマスコミの報道のあり方をテーマにした『マッド・シティ』なんかは、ジョン・トラボルタやダスティン・ホフマンが出演しているのでとっつきやすいような気がするけどなあ。こちらもまた重い内容でしたが、スタイリッシュなほどにメリハリのある構成で、DVDがあんなに投げ売り状態になっているのが不思議なくらいの名作です。いや、作品が手に入りやすいのはいいことですけどね。


そもそも、ガブラス先生の作品というのはほんとうに入手困難で、私は『告白』と『戒厳令』と『Z』までは手に入れたけど、『ミュージック・ボックス』などは影も形も見たことないよ。ひどいわ。この世界は歪んでいるわ…。



コスタ=ガブラス作品においては、この社会に生きる人々は皆なにかしらの責任を負っているのだということを自覚させられるでしょう。

映画では、権力者たちがその権力を誤った方向に行使していることに対しての批判も描かれますが、それだけではなく、それを許してしまう市民、国民としての我々もまた同様に問い詰められます。

「知らなかった」「そんなことは考えたこともなければ、考える必要もないと思っていた」「誰かがやってくれていると思っていた」などという言い逃れを許されないほどに、あらゆる立場の人々が鋭いまなざしをもって描かれます。不正と混乱に覆われたこの社会のなかで、正義や善意は一瞬だけ閃きますが、たちまち無惨に潰えます。なにがそうさせるのか? 私たちのいったい誰に責任があるのか、どうしてこうなってしまうのか? 自分が社会に属していると思うとき、その中でなにか不誠実なことが行なわれていると思うとき、それに対してどのように立ち向かうべきかという深刻な問いかけが、どの作品でもなされます。


『ミッシング』もまた、胸に深く突き刺さる、痛烈な問いを投げかけてくれることでしょう。
実話をもとにしているそうですが、映画はサスペンスとしても上出来で、たくみな構成と展開によって、ジャック・レモンの素晴らしい演技をさらに一層際立たせていました。私があの場面を忘れることは、きっと絶対にないだろう。



世界はいつか、よりよいものとなるのだろうか。





****

午後1:00~3:04  BSプレミアム
BSシネマ 「ミッシング」 放送予定です!



「聖像画家アポレク」

2011年10月22日 | 読書日記ーロシア/ソヴィエト

バーベリ 木村浩訳
(集英社『ロシア短篇24』所収)




《この一文》
“ 聖像画家アポレクの賢明ですばらしい一生が、古いぶどう酒のように、私の頭にのぼった。あわただしく踏みにじられたノヴォグラト=ヴォルインスクの町の、鉤のように傾いた廃墟のなかで、運命は、世人の眼から隠れていた一冊の福音書を、私の足許に投げてよこしたのだった。そのとき、私は汚れない後光の輝きにつつまれて、アポレクに見ならうことを誓ったのだ。そして内に秘めた悪意の心地よさを、人面(づら)をした犬どもや豚どもへの苦々しい軽蔑を、黙々と心を燃やす復讐の焔を――私はこの新たな誓いの犠牲にささげたのだ。 ”





上に引用したのは、この短篇の冒頭の一段落ですが、ここからして既に私は衝撃的なほどに強い印象を受けてしまいました。ほんの短い物語で、とくに大きな事件が描かれるわけでもなく、なんでもないささやかなお話であったと思うのに、ここにはなにか蜂蜜のように滑らかにきらめく、まぶしい、溢れるようなものがありました。私の胸に充ちてくる、輝きを放つこの熱いものは、たしかに私が常に探し求めているそれそのものであります。


解説によると、このバーベリさんは、短篇作家として名高いそうです。なるほど、それはすごくよく分かりました。簡潔で、しかも色鮮やかなイメージが、次から次へと目の前に現われます。これはすごい。映画を観ているようだった。

この「聖像画家アポレク」は、ある時ノヴォグラトの町に不思議な二人組がやってきて、一人はアポレクという名の聖像画家、もう一人はその親友で盲目の手風琴弾き。アポレクは、町の住人であるびっこの改宗者を使徒パウロとして、両親不詳で大勢の子供を生んでは捨てたユダヤ娘をマグダラのマリヤとして描き、その仕事のために教会からは瀆神者とされておどされ、以後30年に渡って争うことになる。しかし、アポレクはそんなことを気にもせず、屈託なく酒に酔っては放浪する。というお話。

とくになにごとも起こらない物語です。しかし、なんだか異常な魅力に溢れていました。

この一文もまた、心に沁み入ります。

“「司教さま」と、故買をやっているびっこの墓番ヴィトルトが言った。
 「おなさけぶかい神さまは、なにを真実とご覧になっておられるか、
 このことについて無学なわしらに教えてくださる方がおりますか?
 あなたさまはただけなしたり、怒ったりされておりますが、わしらの
 誇りを満足させてくれるアポレクさんの絵の中にはあなたさまのお説
 教よりもっと多くの真実があるのでは?」 ”



人がただ生きる、この世界はそのままで美しい。そんなふうに思いたくなるような、たしかさと逞しさとがあったように思います。素晴らしい短篇! こんなに短いのに、本当にすごいな!



さて私はイサーク・バーベリはまだほとんど読んだことがないですが、所有する本のいくつかにこの人の作品が収められていることに気がつきました。なんでも集めておくもんだ。読みたいと思った時に、それがすぐそばに既にあるなんて最高ですね。手当たり次第に買い集めてきた私ったら、ほんとうに偉かったわ。

早速『現代ソヴェト文学18人集』という新潮社のシリーズに『オデッサ物語』を発見しました。これについては前々から読んでみようと思いつつ、私には合わないかもしれないなんて心配していましたが、それは大きな誤りであったと今回めでたくもわかったので、そのうちに読みます。






『岸辺の唄』

2011年10月20日 | 読書日記ー漫画

今市子(ホーム社漫画文庫)



《あらすじ》
「あとふた月もすれば、人は全て息絶えるでしょう」
水のない町に下された哀しい予言。皆を救うには水乞いの儀式を行わなければならない…。こうしてエンとスリジャの旅がはじまった。今、はるかな翠湖を目指して――。





今市子さんの連作短篇集。kajiさんからお借りしました(^_^)
こちらの作品はホラーな『百鬼夜行抄』とは違って、ファンタジーでしたね。面白かったです!


舞台は大陸風のどこかで、時代は分かりません。人間は、鬼人と呼ばれる存在とともに町に暮らしています。鬼人は人間を襲うこともあれば、また人間と区別のつかない外見をして人間として暮らしている者もある。お告げや呪術がそれなりに力を持っている世界。

6つの物語が収録されていましたが、それぞれが少しずつ繋がっていて、登場人物や世界観がきっちりと設定されているのが感じられます。幻想的で物悲しく、味わいのあるお話ばかり。


私が最も気に入ったのは、「西から来た箱」。

いつも水不足に苦しんでいる山奥の小さな村、南方から買われてやってきた少女キナはそこで逞しく成長し、牛飼いとなる。ある時、大きくて重い、真っ黒な箱を翠湖まで運ぶという依頼を受けるのだが、「中を見てはいけない」と言われていた箱の中身をうっかり見てしまい……というお話。

これは特に面白かった!
長い道のりを箱を運んでいく途中、黒い箱の中に、キナの夢が流れ込んで…というところなどは、とてもロマンチックです。美しい物語です。夢のお話は素敵ですね。



こういう漫画を読むのは久しぶりだったので、ちょっと新鮮でした。たまにはファンタジーもいいな。


今市子さんの漫画は、『百鬼夜行抄』の文庫版を6巻まで読んだところでしたが、続きの7巻から単行本の19巻までも読んだので、それについてはまた後日!






いろとりどり

2011年10月17日 | もやもや日記



週末にはいろいろありました。


まず、赤いTシャツを、色落ちしない別の赤いTシャツと見誤って洗濯機に入れたら、運悪く色落ちし、白いTシャツがびっくりするほど桃色に染まっていました。そして私の顔は青くなりました。ああ…!



つぎに、日頃の食生活がどうしてもマンネリ化して、いつも同じようなものばかりを食べている気がしてきたので、少し変化を加えることになりました。K氏と二手に分かれて買い出しに出かけ、お菓子調達係のK氏はいつものチョコ菓子のかわりに「昆布」を、私は林檎やバナナといった定番果物のかわりに「イチジク」を買ってきました。どちらも私の大好物であるものの、なかなか普段は買えない「イチジク」と「ラフランス」とで悩み、また「栗」でもよかったのですが、それは剥くのが大変そうなのでやめました。というわけで、そろそろ食べ納めだと売り場のおじさんが言っていた「イチジク」に決定。次は「ラフランス」にしよう。

そしてその流れで、夕飯もいつもと違ったメニューにしようかと、カボチャのポタージュに挑戦してみましたが、あえなく撃沈しました。カボチャの分量が足りなかったのか、なんなのか、全然ポタージュっぽくなかった。ああ…!



もうひとつ。
あれこれとアニメシリーズを観たりしていますが、面白くてしょうがないものもあれば、逆にあまりにつまらなくて最後まで見続けることができなかったアニメもあります。最近のものでは、『フラクタル』『No.6』『デッドマン・ワンダーランド』などは、どうも私には合わなかったようです。
とくに『デッドマン・ワンダーランド』には期待していたのに、そのとんだ悪趣味ぶりにはためいきが止まりませんでした。がんばって6話まで観たけど、もう限界! 悪い意味での中二病展開と無闇な残虐趣味にあふれていて、思わず胃がむかつきました。どこか良い点はなかろうかと考えてみましたが、悪いところしか思いつかないみたいなので、このへんにしときます。ふう…。



週末にはいろいろありましたね。
あ、そうだ、あれも読まなきゃ。バタバタバタ!








『ドリフターズ』

2011年10月16日 | 読書日記ー漫画

平野耕太(少年画報社)




《あらすじ》
各々の時代、其れ其れの戦場から呼び集められた戦士たち...関ケ原より島津豊久、本能寺より織田信長、源平の都より那須与一。
現在では無い何時か、現実では無い何処か、エルフの里に集いし日の本の侍たち。新たな国奪りの物語が始まる!!





やっと出た2巻!
1年は長かったわ~~。


さて、平野耕太さんの『ドリフターズ』第2巻が発売になりました。この人の漫画は、ストーリーも面白いんですけれど、それ以前にひとコマひとコマの迫力や、台詞のインパクトが強烈で、とにかくカッコイイのです。美学と美意識と美形を詰め合わせたような作風は、前作『HELLSING』の時も凄かったですが、今回も続いていますね。まあ、とにかくメチャクチャにカッコイイ。


カッコイイという以外に言うことはないのかと思いましたが、今のところは、とにかくカッコイイという以外にないですね。私は、与一さんとか十月機関の面々の描かれたコマをひたすら眺めています。うう、かっけーな! 私は普段は美少年キャラにはあまり興味を示さない方なのですが、この人の描く美少年にはなにか異常な色気があるので、ついつい目が吸い付いてしまう。美少年だけでなくて、女性や男性、じいさんに至るまでが格好良いんですけどね。いちいちすんげーかっこいいのです。たまらないぜ。

でも、一応内容についてちょっと書いてみると、主人公は島津豊久さん。お仲間に織田信長さんと那須与一さんがおられます。彼らは元の世界で死にかかっているところで、不思議な通路に迷い込み、気がついた時には奇妙な異世界へと移ってきてしまったのです。その世界で彼らは「漂流者(ドリフ)」と呼ばれ、同じように人間の世界から迷い込んできたがドリフとは性質を異にする「廃棄物」とされる人々と対立することになって、うんぬん。まあ、そんな感じです。たくさんの歴史的人物が出てきますが、それぞれに魅力的で、面白いですよ。どうなるんでしょうね、これから。気になるわあ。



次の第3巻は、やっぱり1年後くらいに発売になるのかなあ? はあ、待ち遠しい。





神戸に行ってきた

2011年10月14日 | 旅の記録

かっこいい「みなと元町駅」出口。


でも、外壁しかない。壁の向こうに地下鉄入口あり。







昨日はyukiさんと一緒に、神戸三宮と元町辺りをぶらぶらしてきました(^_^) 神戸はいい、神戸は!

あいにくの曇り空で、途中ぱらぱらと小雨が降ったりもしましたが、あちこち歩き回って楽しく街をめぐりました。元町周辺には、古い建物がたくさん残っていて、そういうのを見るだけでも面白いです。港町には、洋風のかっこいい建築物が多いですね。いいですね。

よく見て歩くと、ときどきこんな面白い装飾も見つかります。


これはどこかの保険屋さんの建物の入り口。
扉の取っ手に「ひよこ」の模様が入っています。なにそれ、かわいい!


こちら↓も変わった建物。解体途中なのか、改装途中なのか、ちょっと判断がつかなかった。



壁面に階段状の装飾。
角はこんな感じ↓。



さらに奥の方には、三角の装飾あり。



それにしても、このあたりは歩道が広くて気持ちがいいなあ。元町は綺麗で歩きやすいとyukiさんがおっしゃいますが、私も同感であります。混みごみしていなくて、落ち着いて歩くことができるんですよね。建物はいちいちカッコイイし。晴れてても、雨でも、楽しい!



さて、yukiさんとはお昼に三宮で待ち合せ、ランチをご一緒し、街に数多く点在する雑貨屋さんなどを見て歩き、落ち着いた喫茶店で美味しいコーヒーを味わい、前にyukiさんに連れて行ってもらったイタリアンのお店へまた連れて行ってもらい夕食まで楽しみました。yukiさん、たくさんの素敵なお店を教えてくださって、いつもありがとうございます♪♪


お昼ご飯は、とある軽食喫茶でいただきましたが、ハンバーグランチを頼んだら、ハンバーグの乗ったお皿がすごく可愛かったです。真ん中に小さな家と豚、皿の縁は茶色で、そこへ鶏やら馬やらの絵が描かれています。すごく落ち着いたファンシーデザイン。やばい、この皿、欲しい。とか思いながら、いただきました。おいしかったです! そしてお財布にも優しかったです!
私はここで、最近ハマったアニメの話を延々続けました。ピングドラムの面白さについて、昼から熱くなりすぎたかなと、反省はしていません!(えっ)


元町には私の好きな感じのアンティークなお店がたくさんあって、相当にわくわくしてしまいました。お店に並んだ綺麗な品物を眺めているだけで満足です。とくに、ある古着屋さんなどは、少しも古着に見えないお洋服を、かなりお手頃な価格で、しかも上品なデザインのものばかりを置いてあって、あのお店にはまた行きたいところですね。


夕方にひとやすみのために入った喫茶店は、yukiさんのおすすめのところで、炭酸コーヒーみたいなメニューがあるらしいので、前々から連れて行ってもらいたいと思っていたお店でした。残念ながら、炭酸コーヒーは夏限定メニューだそうで、9月いっぱいで終了したとのこと……うっ、惜しい! ギリギリ間に合わなかった!!
けれども、「モカ」を頼んだら、とても美味しかったです。静かで落ち着いた喫茶店でした。私はここでは、yukiさんに色々な映画をおすすめしておきました。とりあえず今度、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』を観ようということで、話はまとまりました。あれはオススメ。



街歩きのその合間にはたくさんおしゃべりして、私はまた少しyukiさんにお近づきになれたのではないかと思います。その人が真剣に考えている問題があるとして、私はそういうことこそを聞きたいといつも思っているのですが、yukiさんはそれを話してくださいます。面白かった。でも、まだ聞き足りなかった。全然時間が足りなかった。
yukiさんがお話ししてくださる途中で、私は「それはどうしてですか? どういうことですか?」と何度も何度もたずねたりして、きっと鬱陶しかったと思いますが、私の執拗な問いかけ攻撃はこんなところでは終わらないので、次回も我慢して下さいね…(^_^;) どうしてなのか、それはどういうことなのかを知りたいのです。yukiさんの考えていることは、私の考えていることにも通じていると思うのです。


というわけで、近いうちにまたお茶(という名の討論会)をいたしましょう☆ 昨日はどうもありがとうございました! おつかれさまでした~♪♪










おでかけ

2011年10月13日 | もやもや日記




今日は久しぶりに神戸へ行く予定です。た、楽しみ!!



昨日は夕方、空に大きくて赤い、真ん丸な月が出ていました。でかかったなあ。丸かったなあ。私と私が見上げている月との間をたくさんの人が横切っていきました。自転車に乗った男性には右を向けば、ほら! 駆けていく女の子には左を向けば、ほら! 月が! と念じながら、私はとことこ歩いていました。ゆうべはきっとたくさんの人が月を見上げたに違いない。忙しい生活のあいまにも、世界はたしかに美しいものを見せてくれていますね。



それからこないだ映画を見て、夢見る力とその意味について考えていますが、なかなかまとまりません。続きはまた帰ってきてからにするか。。。