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もやもや日記

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『流れよわが涙、と警官は言った』

2012年02月28日 | 読書日記ーSF

フィリップ・K・ディック 友枝康子訳(早川書房)




《あらすじ》
三千万の視聴者から愛されるマルチタレントのタヴァナーは、ある朝見知らぬ安ホテルで目覚めた。やがて恐るべき事実が判明した。身分証明書もなくなり、世界の誰も自分のことを覚えてはいない。そればかりか、国家のデータバンクからも彼に関する記録が消失していたのだ! “存在しない男”となったタヴァナーは、警察から追われながら悪夢の突破口を必死に探し求める……現実の裏に潜む不条理を描く鬼才最大の問題作!


《この一文》
“ ルースはうなずいた。「無意識の意識ね。わたしの言うことがつかめたかしら。わたしが死ぬときはそれを感じられないはずよ、それが死ぬってことですものね、そんなものをすっかり失ってしまうことだもの。だから、たとえばね、私はもう死ぬのは怖くないの。あのマリファナのひどい“旅(トリップ)”を経験して以来よ。でも悲しむというのは、死んでいると同時に生きていることなのよ。だからわたしたちの味わうことのできるもっとも完璧で圧倒的な体験なの。でもときどきね、わたしたちはそんなことに耐えきれるようには作られていないのにと、悪態をつくことがあるわ。あんまりだって――そんな波やうねりを受ければ人間の体なんてガタガタになってしまうもの。それでもわたしは悲しみを味わいたいのよ。涙を流したいの」 ”




なんとも寂しい物語でした。孤独で、皮肉な、でも少しだけあたたかい結末。SFサスペンスを期待してたのに、途方もなく寂しくなりました。


さて、私はフィリップ・K・ディック作品をまともに読むのは、たぶんこれが初めてです。この『流れよわが涙、と警官は言った』は、kajiさんが貸してくださいました。タイトルが印象的ですね。

あらすじにもあるように、お話は人気スターのタヴァナーが、3千万人のファンを持つ、誰もが知る有名人のタヴァナーが、突然誰からも忘れられてしまうところから始まります。なにが起こってそんなことになったのか、事実が次第に明らかになっていきますが、正直に告白すると、その理論は私にはよく分からなかった…!! 分からなかったけれど、面白かったです。タヴァナーがあらゆる身分証明書を喪失したために警察から追われつつも謎に迫っていくという筋書きの方もハラハラして面白かったけれど、この物語にはテーマがあったと思う。そして、そのテーマが面白かったから、タヴァナーがどういう理屈でそんなことになったのか私には結局分からなかったけれど、おおむね興味深く読めました。たぶんそれでよかった。


あとがきで大森望さんも書いてらっしゃいましたが、この物語は、泣くこと、涙を流すことについての物語でした。タイトルの通りですよね。主人公はタヴァナーの他にもうひとりいて、それはタヴァナーを追いかける警察本部長のバックマン。泣かないタヴァナーと泣いてしまうバックマンの物語でありました。



なぜ涙が流れるのか。それは悲しみのため。悲しみは私たちをくたくたにさせるけれども、そのために涙が流れるとき、心は生きようとする強い意志を獲得するのかもしれません。悲しみながら、泣きながら、死ぬまで生きる。そうだな、これは私が読むべき物語だったな。ようやくちょっと分かったかもしれない。


フィリップ・K・ディック作品はこれまでにいくつも映像化されていて、私も観たことはありますが、小説を読むのは初めてでした。思っていたのとは違った感触でしたが、それはこの『流れよわが涙、…』が特殊な作品なのか、それともこの人はいつもこんな感じなのかに興味がわいたので、ちょっとほかのも読んでみたいぞ!







「誰が為に鐘はなる?」

2012年02月26日 | 自作まんが




せめて終末 週末くらいはマンガトレーニングをしようと思いまして、ちょっとがんばりました。
下ばかり向いていたおかげで首を傷めそうですっ!
(´;ω;`)ヤベー!


とにかく、つまらなくてもいいからどんどん思いついたネタを描いていくことにしましたよ。そしてたくさん集まった中から良さそうなのを選んで清書すればよい、ということに今更ながら気がついたのです。そうすれば「うぅ…つまらないマンガだ…」と泣きながら延々と長時間にわたる作業をしなくていいですもんね。いやー、迂闊だったわ~(^o^;)


というわけで、この週末はかなりがんばって5頁マンガになりました。
文字がちょっと小さいかもですが、お暇でしたらどうぞ☆



 * 誰が為に鐘はなる? *











***************************




☆(ゝω・)テヘペロ


はあ。おそまつでした。。。
首痛いから寝る!!









無限に拡大しておく

2012年02月24日 | 旅の記録





木曜日は、一時帰国中のI氏とAkikoさん夫妻が京都へ立ち寄ってくれたので会いに行ってきました。2年ぶりくらいの再会です。

前回会った時には、一家はI氏とAkikoさん、それからまだ2歳くらいだった男の子のH君と3人でした。あの時はもうひとりの友人onagaさんも一緒だったし楽しかったな。今度は、H君は4歳半になっていて、7ケ月の女の子Hちゃん(あ、ふたりともHだわ。ともに可愛く美しいお名前です)も加わりました。みんな元気そうで、幸せそうでなにより、なにより。けどI氏はちょっと肥えたって言ってたな。「ちょっとした中年太りだから大丈夫」ってどっかで聞いたような台詞だけど、そう思ってたら思わぬ重病にかかってたりするんだぜ~~!(迫真)…まあお互い気をつけないとね。いつの間にそんな歳になりましたね(^_^;)ウフフ


I氏一家とは昼食をご一緒しましたが、とにかく久しぶりに会ったH君は可愛くてたまりませんでした。彼はとにかく超絶フレンドリーなお子さんで、私に会うなりニッコリと「マユミチャ~ン!」と寄ってきて手を繋いでくれました。

(´∀`*)ギャー!カワエエ~☆

そして、彼は新幹線が好きらしく始終新幹線やお寿司(お寿司屋さんに新幹線の形をした器があって…?)のお話を一生懸命にしてくれるのですが、ごめん、おばちゃんは半分くらいしか分からなかったや(^_^;) でも君が可愛いことはよく分かったぜ!

H君の可愛さはとどまることを知らず、食事中もしきりに私のお相手をしてくれます。お子さまランチに付属していた「アンパンマンのかばお」の指人形を持ち、「見てみて! ほら、ヒュ~~ン! いなくなっちゃった☆」と解説付き小芝居を見せてくれるH君。カワエエ~~☆ 

H君は歩いている間中、ずっと私の手を握っていてくれましたが、ご両親が東京行きの新幹線の時刻を調べている間、「好きだから、ドーーーン!」とか言って私に体当りをかましてきました。3回くらい連続で。しかもぶつかったあとで、ギュッとしがみついてくるH君。

ぐはっ!!Σ(=´o`=*)★

私もかれこれ35年くらい生きてきましたが、男性からこんなに直接的に情熱的に(文字通り体当りで)アタックされたのは初めてであります! 言うまでもなく、私は最初の一撃でノックアウトですわ。うはー、かわええのう!! ああ、かわいい、なんてかわいいんだろうか! そんな4歳半にして率直で男前なH君は、妹のHちゃんが寝ている間は起こさないように「し~!」と小声で話すという優しさを発揮していました。お父さんやお母さんに似て優しい子だね。

生まれて7ケ月の女の子、Hちゃんの方はお食事中は寝ておいででしたが、食べ終わったちょうどそのころにお目ざめでした。まだとても小さくて、この子もまためちゃくちゃ可愛い。くりくりしたその目が私と合うとニコニコしてくれます。この家の兄妹は実にフレンドリーですね。それはお母さんに似たのかもね。I氏はいつもニコニコしてる印象があるし、実際とてもいい奴だけど、結構人見知りするタイプだと思う。私もそうだから分かる!(私はニコニコすらしてないし、あからさまな人見知りだが…) まあとにかく、男の子も女の子も両親のいいところを受け継いで、すくすく育っておるようですね! ほほほ、その調子ですわよ!



さて、I氏やAkikoさんともあれこれとお話ししましたよ。二人とも私が昨年末に病気したことをすごく心配していましたが、相変わらず馬鹿気て元気そうな私と実際に会ったら安心してくれたんじゃないかと思います。私の方ではおふたりについて何も心配したことなんてないですが、しばらく会わないうちに、ふたりは軽い言い合いをするようになっていて、そこは少し変わったなと。
「もー、仲良くしなよ~」なんて私は彼らに言いましたが、実のところ、気遣いが服を着て歩いているようなAkikoさんがこんなに自己主張をするのは、それだけI氏に打ち解けているということなのでしょうね。そのまませいぜい仲良くしててくれや! いや、ほんと、それが私の喜びなのですよ。



I氏一家とは、3時間くらいでお別れしました。

I氏も、Akikoさんも、最初はそれぞれが私の大事な友人で、会えれば嬉しいし別れるのはいつも寂しいものでした。それがI氏とAkikoさんがふたりになったら、会える喜びは2倍に、別れる寂しさもまた2倍になりました。H君が生まれてからは3倍に。木曜日はHちゃんが加わって4倍に。

Akikoさんも別れを惜しんでくれましたが(H君もすごく惜しんでくれた! 私も一緒に新幹線に乗ると思ってたのかな?^^)、別れたあと、予想はしていましたが私も恐ろしいほどに寂しくなりました。人と別れたあとに電車に乗るという行為は、いつも私を感傷的にさせて寂しさを加速させるので、しばらく京都駅付近をぶらぶらしてから帰途につきましたが、全然効果はありませんでした。逆方向に列車が進んでいきます。ああ、距離がまたしても開いていくぜ。…新快速じゃ速すぎたか。快速にすべきだったかな(感傷の度合いは不思議と速度に比例するから)……新幹線だったら泣いてたな、京都大阪間でそれはないけど……。で、まあ、これを書いている今もまだとても寂しい。

彼らと私とのあいだに横たわる距離を思うと気が遠くなる。その気になればメールだって電話だってできるし、互いの消息はたとえばこのブログ上でだって確認できる、会いに行こうと思えば行けないことだってない便利な世の中に生きてはいるけれども、それでも、もしももっと身近に、いつでも気軽に会えるようなところにいられたらどんなにいいだろうと思わずにはいられませんね。

あんまり寂しくなったので、私は木曜日の思い出を、これまで積み重ねてきた彼らとの思い出を、私たちのあいだに広がるこの広い空間に敷き並べてやり過ごすことにしました。思い出がたくさんあるから、次に会えるその時がたとえばちょっと遠くても、楽しい思い出を無限に拡大すれば…


と思ったのですが、思い出を取り出せば取り出すほど、寂しさが募るばかりでした。うん、でも、そうね。この恐ろしいまでの寂しさ、つまり会いたさこそが、必ずや私たちをまた引き合わせてくれるということを私は知っているから大丈夫。会いたいと思っていれば、必ずまた会えるものです。だから盛大に寂しがっておくことにしよう。おい、私は寂しいぞ! また会いにきてよねっ!

まあでも、ほんとうに今回はわざわざ会いにきてくれて、ありがとう(^_^)♪
あ、それからたくさんお土産をもらっちゃって、それもどうもありがとう! それはまた別記事でまとめま~す♪ いつもいい物、珍しい物ばかりをありがとう~! 



ともあれ、まずは久しぶりの日本を楽しんでくれたまえ!






【長崎堂】抹茶カステラ

2012年02月21日 | もやもや日記





キーボードの調子が悪い……。「Enterキー」が3回に1回しか反応しない。昨日は2回に1回だったからちょっとはよくなってるみたいですが、うーん、ストレス! 接触不良なのか、間になにか挟まっているのかとも考えましたが、どうもそういうわけでもないような、どうなのか…
いよいよ純正品に買い替え時かしら~~(ヽ´ω`)



さて、このあいだ梅田の伊勢丹の地下でカステラを買ってきました。

私は梅田へ行ってもいつも同じお土産(リクローおじさんのチーズケーキ、または551の豚まん)しか買わないのですが、たまには違った味にチャレンジしたかった。新しくなった大阪駅とくっついている【三越伊勢丹】のデパ地下には、あまり他のデパートでは見られないようなお店が入っているんですよね。で、ちょっと行ってみた。

【長崎堂】というカステラ屋さんは、名前の通り長崎で創業し、その後大正13年に大阪へ進出したんだそうです。へえ~、古いお店なんですね。
【三越伊勢丹】内のコーナーはとてもこぎれいな感じで、カステラやラスクなどがお洒落にガラスケースのなかに並んでいて、お店のお姉さんが試食もさせてくれました。私はラスクをいただきましたが、きめ細やかにさくさくしていて美味しかったなあ。

カステラは3種類(たまご、抹茶、黒糖)、2月ということで限定でチョコレート味もありました。チョコ味と悩んだけれど、私は抹茶を選択!

上の写真でもお分かりのように、とても鮮やかな抹茶色、しっとりふわふわでとても美味しかったです。包丁でうまくカットできず、上部が乱れてしまったのが残念。切る前に撮影すべきだったな…せっかく正方形で綺麗な形をしていたというのに。
カステラの原材料は小麦と卵と水飴と抹茶、というようにシンプル。いつも不思議なんですが、それでどうしてこんなに膨らむんだろうなあ。おいしいなあ、カステラは!


次はどこの何を食べようかな!(´∀`*)♪





土曜日のまんが道場!

2012年02月19日 | 学習




土曜日はkajiさんとお茶してきました!
【にしむらコーヒー】のグラタンセット、おいしかったっス!

ストルガツキーやらブルガーコフやらSF映画やらその他の映画やらの話でいつものように盛り上り、本屋へ行けば欲しい本が次から次へと見つかってしまってえらいこっちゃで楽しかったです。でも私は結局小説を買うのはやめて、漫画を2冊買ってきました。萩尾望都の『ポーの一族(文庫版第3巻)』と諸星大二郎『栞と紙魚子(文庫版第1巻)』です。我ながら渋いセレクションであります!! うへっへっへ、読むのが楽しみ。


夕方には梅田から場所を移動して、電車の中でkajiさんが「紙に漫画のネタを描きたい」みたいなことをおっしゃるのですが、奇しくも私も同じことを思っており、この日はあらかじめ紙とペンを用意してきていたのでした。

てなわけで、久しぶりに即興まんが道場が開催されたというわけです。



このところ「やる気出ねえ~~」と怠けまくっていた私でしたが、「1頁漫画」を描こうとkajiさんから促されると、不思議なほどにすらすら描けました。いやー、集中力って振り絞れば出るもんですね!

けれども、そもそもkajiさんというのは不思議な人で、kajiさんから言われると私はずっと心の奥底に仕舞い込んでいたネタを掘り出して紙の上に乗せてやることができたりするんですね。自力だと半年に一回くらいしかそんなことはできないのに、土曜日は2度もそんなことができました。

あやふやなアイディアを具体的に視覚的にしてくれる。

これは間違いなくkajiさんの持ってらっしゃる特殊能力。もしかしたらkajiさんはスタンド使いなんじゃなかろうか? というくらいに、kajiさんといると、私は急に創造的な人間になったみたいな気になり、魔術的な力に支配されまくって、どうにかこうにか形にすることができてしまうんですね~。


さて、そういうわけで、私とkajiさんとふたりで漫画の描きっこをしてきましたよ。それぞれ2作品ずつ、描いている間に時間が飛ぶように過ぎているのにも気づかぬほどに集中して描き上げました!


描いたのは、こんなのです。
まずはkajiさんから。

*【むかしのともだち】



少女漫画の手法を研究中のkajiさん。
うっ、なんかこの前よりかなり上手くなっておいでです!
さすがだなぁ~(^o^)!

1コマ目などは、非常に少女漫画的導入部という感じですね。それからモノローグの達者なところが素晴らしい。これぞ少女漫画における重大ポイントというところがおさえられています。

帰宅してからK氏に見せたら、彼はこれが一番気に入ったそうです。凄く分かる! と言ってましたぜ。そうよね、たしかに伝わってくるものがありますよね。



一方私のはこんなん。

*【アッチからとコッチからと】



「意味不!」と帰ってからK氏には厳しい評価(てか、私もそう思うが…)を貰いましたが、kajiさんは気に入ってくださいました。
褒め上手で、深い洞察力をお持ちのkajiさんは、この意味の感じられない私の漫画からも「ああ、言われるとそんな気がしてきた!」という素晴らしい分析をしてくださいます。これがkajiさんのスタンド能力だ!

「このふたりの猫たちは、本当は会えるかどうか分からないのだけれども、それを確かめるべくひとつの決意をもってこのような行動に出たのである」とか、そんなこと私は考えたこともなかったぜ!
「そして、これがノトさんのやりたいことの究極的な形であり、出会えるかどうか分からなくても、それぞれが違う道を辿ったとしても、最後はやっぱり会える。そういうことです」とか言われると、「はっ、そ、そうかも!!」と私は盛大に納得しました。やだ、そんな哲学的な漫画を描いてたなんて知らなかった…(=´v`=)ムフ

まあ私としては意味などはなくとも、10年近く温めてきたネタを放出できて満足なのです(でも10年も温めるようなネタか!?と;)。建物のあっちとこっちの入り口から別々に入って、真ん中で合流する! というのを描きたかった。このイメージがずっと呪いのようにつきまとっていたので、スッキリしましたわ~。



さらにもうひとつkajiさんの。

*【フルーツパーラー】



実際に見た夢の再現だそうです。続きはまだあるそうですが、1頁には収まらなかったと。。。じゃあ、それはまた次回に。夢のお話を詳しく聞いていたら、続きを描けたらすごく素敵な漫画になりそう。

それにしても、いつのまにこんなにレベルアップなさったのか。もう完全に漫画じゃないですか。コマ割と構図、それからやはりモノローグにkajiさんの繊細なロマンティシズムを感じますね。ちょっと前まで絵とかあまり描かない人だったのに、これはすごい。

うーん、私もこんなの描いてみたいなあ!



とか言ってたら、kajiさんからお題が出されました。

kajiさん「少女漫画で、テーマは『恋』で!」
私「え…むりっす…」
kajiさん「主人公は人間の女の子で!」
私「に、にんげん…?? (しーん)」
kajiさん「…じゃあ、人間の男の子で…!」
私「に、にんげん…?? (しーん)」
kajiさん「人間だとキャラが動かないのね?…なら動物でもいいよ」
私「それならなんとか!☆(ゝω・)v」


という、いささか無茶ぶりなやりとりがあって、私は「恋」にまつわるような漫画を描いてみましたよ。辛かったわ~~!


*【雨傘】


ただでさえ意味が分かりませんが、これは以前に描いた漫画の続編というか別バージョンです。
(参照:以前描いたロマンチック(?)漫画『夢のなかで』

ぐはっ…!!(´;ω;`)

やっぱストーリーがあるっぽいのは難しいぜ。モノローグが苦手な私の手にかかると、それはテンポも響きも悪くていまいちだし、直したいところが盛りだくさんだわ~。それに最後にむりやりクロネコを登場させてしまうところなんて、恥じらいを捨てきれない私の心の弱さを露呈しちゃってますね。やるならやり切らなければ!

コマ枠の装飾などは、kajiさんには結構ウケました。こういう装飾的なのは少女漫画風でいいですよねー。私ももうちょい研究したいところです。


内容については、kajiさんから「少女漫画の恋愛ものの醍醐味は『恋に至るまでの過程』の面白さであることが多いけれども、ノトさんのは最初から恋人関係になってしまっている」という鋭い指摘を受けました。おー、ほんとだ!
私も恋愛ものを読むのは好きなのに、自分で描くとなると随分難しいですね。「恋に至る過程? なにそれ??」 あー、でも考えてみると私は「出会った瞬間にお互いにそれが相手だと分かる」的なシチュエーションが好きなのかも。そんでこれは習作のつもりなので、いずれ16頁くらいのまとまった作品として作り直したいと考えています。今回のはそのエッセンスを抽出しただけ、意味がよく分からないのはそのせい、みたいな…(言い訳エンドレス)






なにはともあれ、充実した楽しい時間を過ごしました。
なんだかんだで私たちは漫画が大好き! 自分で描こうとすると、漫画を読む時の読みかたも変わってきます。プロの漫画家の描く1頁にはどのようなテクニックが駆使されているのかを解析すべく、私とkajiさんは「次回までには、どれか漫画の模写をしてくること」という宿題を持ってお別れしてきました(^_^)
おつかれさまでした!
どうもありがとうございました~~☆







さ、む、い

2012年02月18日 | もやもや日記




うーん、寒い。寒くてなにも捗らず、捗らないので気ばかり焦ります(^o^;)ああ、ああ!

そして、まんが読みたい病をこじらせてしまった私は、手持ちの漫画を飽きもせず読み返しまくったりして、そんなことをしているとますます捗らなくなるので一層焦りが募るのでした。うぅ。本が読みたい…(←読めやっ!つー話ですね;)

あと、てっとりばやく達成感が得られるかしらと、Wiiの『ゼノブレイド』をやってみようと思ったんですが、寒くて手がうまく動かないので放置中。ていうか、オープニングのムービー見てる途中でコントローラの電池が切れまして、あれ、電池が切れると「コントローラと通信できません」みたいなメッセージが出て、強制的にムービーが止まっちゃうんですよね。なんで!? ムービー中はコントローラとか関係ないじゃん!
という叫びも空しく、ゲーム部分に突入する前に終了させられてしまいました。内蔵電池を充電しましたが、なんかやる気が削がれてしまったぜ…。コードレスなコントローラというのも考えものですわね。やれやれ。でも『ゼノブレイド』は風景が綺麗っぽかったから、旅行へ行くかわりに旅行気分を味わうつもりで、やっぱやってみたいな。



さて、気がつけば土曜日ですが、今日は午後から出かけます。寒いですが、きっと家にいるよりも暖かく充実した時間を過ごせることでしょう(^_^)
もう、寒いのは充分なので、そろそろ暖かくなってほしいです。







5×5の可能性

2012年02月14日 | 手作り日記





ドット絵に興味があります。シンプルで美しい表現方法ですよね。

というわけで、ちょっと「5×5」のマスで練習してみました。



まずは基本の「インベーダー」
 

 

 

 

「輪」
 

「木」
 

「花」
 

「うさぎ」
 

「ヒョウ」?
 





ぐはー!
楽しい!!

大きい画像よりも小さい画像の方がそれらしく見えるので、小さいのも並べてあります。マスを塗りつぶしただけなのに、それなりに形に見えるから不思議です。

たった「5×5」の世界にも、無限の可能性があるような気がしてきますね。まあ、私は4種類くらい考えたらもう限界でしたけど…っ!\(^o^)/

ドット絵風キルトとか作ったら楽しそうかも。むふむふ。






鰯と半快

2012年02月12日 | もやもや日記





金曜日の夜、ユキさんにイワシが美味しいイタリアンのお店に連れて行ってもらいました。しかし、自分から「ご飯でも食べに行きましょう!」と誘っておいて、平気で連れられていく私って……。スミマセン!

そのお店はこじんまりとして席数もそれほど多くなく、音楽も流れていない静けさの中、いっぱいのお客さんたちの話し声が明るくざわざわと響くような雰囲気の良いお店でした。

そして肝心のイワシのメニューはどれもとても美味しくって、私は大満足♪ とくに看板メニューの「オイルサーディン」は、黄色い四角の陶器にジュワジュワと熱せられて、身は大きく立派、刻んだネギなどが添えられて出てきて、それはもう旨かった!! 豚肉とキノコのパスタもめちゃくちゃ美味しかったですし、うーん、ここはまたぜひ行きたいですね。店員さんも爽やかフレンドリーな感じで、帰りがけにはお土産にパンをくるんで持たせてくれました(^_^) パンもおいしかったなあ! あー、おいしかった! 思い出しヨダレが!!


レストランへ行く前には、ユキさんと本屋さんやら喫茶店やら輸入食品店やらを巡り歩いたのですが、その合間にも私は病気の話ばかりしてましたね。なんていうか最近の私にはそのくらいしかネタがなくて…2時間くらい病院話が続いちゃいましたわ。ちょっと反省。でも年配の方々が病院に通うようになってその話ばかりしてしまうという気持ちが少しわかってきたかも。

そんなこんなでしゃべりまくっていたら、この日は私が手術でお腹に1センチの穴を開けたというところから、最後の方は宇宙の広大さについてにまで話が及んでしまいました。
どうしてそうなった!\(^o^)/

まあでも、私としては好き勝手なことを話せてすごく爽快でした。「宇宙のことを思うと心が安らぐのです…」なんてことを真顔で言える相手というのは限られますもんね(^_^;)テカ、ドウイウ話ノ流レ…? ユキさんはそんな私のヨタ話にうんうんと付き合ってくださるのでありがたかったです。そして、ユキさんのお話も相変わらず面白かった。アトリエシリーズ、ちょっとやってみたいなあ。錬金術師に私もなりたい☆



そうして金曜は楽しく過ごしたわけですが、興奮しすぎた私はその晩は寝られず、朝まで起きていました。朝になるとようやく眠くなって、昼まで寝て、ちょっと起きて仕事をして、また眠くなり夕方から仮眠、夜起きてアニメを少し観てまた眠りました。土曜日は寝て終わった……


イワシが美味しくて私はとても充たされましたが、全快しているはずの肉体が調子を全開にしてくれないので、まだちょっと半分快復状態のようです。つーかいつまでそんなこと言ってんだって感じですが、えーと、うん、寒いからだな。もう少し暖かくなるまで、焦らず気長に体力をつけるぞ!







ミルクチョコスコーン

2012年02月10日 | 手作り日記





チョコ入りのホットケーキにするか、スコーンを作ってみるかで悩んで、結局スコーンに挑戦することにしました。本日早朝のことでございます。ときどき朝からこんなことをやってみたくなります。


で、ホットケーキミックスという便利なアイテムを利用したわけですが、ホットケーキミックスで作るホットケーキ以外のお菓子は、やっぱりというか当然というか、いずれも「ホットケーキミックスな味わい」を超えることができません。バターやその他の香り付け材料をもっとたくさん入れたら乗り越えられるのかしら…?



固く焼いてビスケット寄りの歯ごたえを得たホットケーキ、という感じで私の作ったスコーンは出来上がりましたが、それでもまずまず美味しかったです。ビターチョコレートがなかったのでミルクチョコレートを入れましたが、私はやっぱりビターな方が好きですね。ココナッツとか入れたらどうじゃろか?

最近は、手作りお菓子熱が高まりをみせつつあります。お菓子を上手に作れる人には憧れてしまいますね(^o^)!






ポンカン

2012年02月07日 | もやもや日記





少なくとも1日おきには記事を更新したいと思っているのに、このところ、1日なのか2日なのか、時間の経過がいまいちよくわかりません。気がついたら2日くらいは平気で過ぎてしまっています…うーん、うーん……どうなっているんだ~(あ、でも別にそんなにボンヤリしているわけでもないんですよ!…^_^;)。



さて、このあいだポンカンをいただきました。
伊豆産(^o^)☆うまいっす!

ポンカンは皮がむきやすく、実もさくさくと柔らかく、さっぱりとした甘みがあって美味しい果物ですよね。私はネーブルやポンカンのような柑橘が好きです。普通のミカンよりも好きかも。



ポンカンで思い出したのは、とある翻訳ブログのこの記事です。

 ↓↓
 「海外記事-デコポンを求めて~カリフォルニアにデコポンがやってきた~」:とりいそぎ


デコポンも美味しいですよね。形も愛らしい。

この『とりいそぎ』さんは私の愛読しているブログです。現在は少しお休み中のようですが、日本に関するさまざまなニュースや文化に対して海外の人々がどのように反応しているかを翻訳してくれています。とても面白いです。私は日頃から他にいくつもの【海外の反応】翻訳ブログを読んでまわっていますが、私の印象では『とりいそぎ』さんがもっとも分量的にも質的にも優れていますかね。

ともあれ、海外の人たちがどのように考えているのかの一端を垣間見られるのは楽しいものです。わざわざ翻訳の手間をとってくださる方々に感謝、感謝でございますね!
アニメ関係の反応を中心に翻訳してくれているブログもありますが、遠く離れた国の人たちと『ピングドラム』ネタであんなにも共感できるなんて(ついでに『ウテナ』ネタでも)、実にいい時代を生きているなあと思ってしまいます。物理的距離や文化的差異にもかかわらず、人はどの程度まで共感し合えるのかというのを確認したい。私が洋画や外国文学に興味があるのと同じように、日本の文化や娯楽に興味を持つ海外の人も存在するということでしょう。自分とは全然違う発想や思考に出会うことも多いので、こういう翻訳を読むのはとても楽しいのです。


と、よそさまのブログを紹介してお茶を濁してしまう; でも面白いんですよねー。なんていうか私のところももうちょっとマシなことを書かなきゃだわ!