このあいだY女史から、一緒にプラハへ行ったときの写真をいただいてきました。楽しかった思い出が、一層鮮明に蘇ってきてヤバイ! ただでさえもう一度行きたいのに!
プラハには、このような、建物と建物の間を抜ける通路があちこちにありました。こういう通路を伝っていくと、たしか必ずしも別の通りへ抜けられるわけではなくて、その奥の建物に囲まれた中庭のようなところに出たりした記憶があります。
私はこの種の通路がたまらなく好きなのですが、こっちの通りから、暗い通路を通して向こう側が見えているのは、なんというかとても想像力を刺激されます。なにか秘密が隠されていそうな気配を感じます。
プラハでは、私はほんの数時間だけY女史と別行動をして、ひとりでプラハの街をぶらぶらしたのですが、夕刻の薄暗さを増してくる街なかをぐるぐると書店から書店へと彷徨っていると、私はこのまま当分ここで彷徨っていてもかまわないのだがなあ、なんて考えたことも思い出します。ここで永久にこの時が繰り返されるのではないかという幻想性が、夕暮れのあの街にはありましたね。楽しかったな~。ああ~。
チェコにはいつかもう一度行きたい。