旧盆でトキの島に帰省した。時期を後半にずらしたので、高速道路の渋滞は避けられた。“こんなに乗客が少なくては大変だなぁ”と心配になる連絡船「アイビス」もまずまずの客数。観光ルートから少々外れた寺泊ー赤泊航路。本土と島の距離は最短距離(約31キロ)で、短時間(約60分)で島に渡れるが、最近開発された“日帰り観光パック”や“釣り客”などしかおらず、苦戦しているようだ。冬の期間、運休するなどの身勝手運転で黒字路線だとか???
トキの赤ちゃん誕生など少し明るい話題があったが、観光客は近年減少を続けピーク時の半分だと言う。鼓童という太鼓を中心とした演芸集団をご存知だろうか。このグループが17,18,19日の3日間アース セレブレーションと題したイベント(演奏会)を開催した。私は知らなかったが、外国人観客も多く人気のあるイベントなのだそうだ。釣り客が殆どで閑散としているの赤泊港の民宿程度の旅館も、毎年この時期だけは満員になる。?!
「ミョウガ」はショウガ科ショウガ属の多年草。本州から沖縄まで広く分布している。日陰で湿ったの林の縁や畑や庭の日陰の部分などに生えている。トキの島で実家が所有する柿畑の外れに自然に生えていた。大量に花芽(ミョウガ)があり、花を開いているものもあったので写真に撮って見た。覆いかぶさっている草を除けて写真を撮った。ミョウガの草丈は40-70センチほど。茎を伸ばし、先のほうに幅3-5センチで先が細った大きな葉を付ける。花は地面すれすれの高さに付く。食べる“茗荷”そのものの形で地面から突き出している。これは花穂と呼ばれる部分で、この中に開花前の蕾が3-10個入っている。花は淡いベージュ(写真)で優雅で幻想的。
花芽(花穂)は食材としてスーパーに並んでおり、蕎麦や素麺の薬味などに一般的。天プラや味噌汁の具、漬物、生食など多様に使われる。遅い春から初夏の若芽(茎)も美味しく食べられる。
野生で自生しているように見えるが「人間が生活している場所以外に見られない」ということで、大陸から持ち込まれたもの」だという。その際に香りの強い方を「兄香(せのか)」と呼びショウガに。弱い方が「妹香(メノカ)」で、訛ってミョウガになった。