啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「えちご 雪割草街道 後編」

2019-03-26 19:02:26 | 里山
 「カタクリ」 ユリ科
 雪国の里山をそのままに、48万株のユキワリソウが群生する雪国植物園。のべ1万8千人もの市民ボランティアが参加して造成したという。手入れが行き届いた里山は、実に気持ちがよく、居心地がよい。ミズバショウ、フクジュソウ、ショウジョウバカマ、オウレン、キクザキイチゲ、ナニワズ・・・全てが大自然と調和し、絵本のような世界が広がっている。もうじき雑木林には若葉がしげり、そのもとには可憐な山野草が咲き乱れ、里山を彩ってゆくのにちがいない。
 白色のカタクリがあります、とガイドさんに案内されたその場所は、一面のピンク色。その中に、ポツンと咲いていた白色の花。この上品な佇まい・・表現する言葉が見つからない。雨で中の様子が見えない。晴れていれば、絵筆で描いた美しさが見えるのに。カタクリは、種がこぼれてから花が咲くまで、8年かかるという。

チョウジサクラ
 まだ、冬枯れの里山に、何と桜が咲いていた。説明によれば、チョウジは、丁字であって、花の形を横から見ると丁の字に見えることからの命名という。どうですか?・・横向きのサクラ”丁”に文字に見えますか?
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