啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ケマンソウ」

2015-05-05 12:13:35 | 庭の花木
「ケマンソウ」 ケシ科
 連日の夏日。花も、どんどん主役が変わり、花のリレーが続く。藤岡市の‘ふじの咲く丘公園‘では、市の花、フジをテーマに藤の里づくりに取り組み、園内には250m続くフジ棚、多品目ものフジを見ることができる見本園がある。晴天のもと、会場は賑わっているが、そこからハイキングコースに入ると、連休だというのに、人が少なくひっそりしている。野鳥のさえずり、木々は新鮮で若葉はみずみずしく美しい。そして、今日は子供の日。♪ 「屋根より高いこいのぼり・・・」という詩の様に、こいのぼりが立っていると、その家に男の子がいることがわかる。男児の成長を祈って、こいのぼりを立て、武者人形を飾ったものだが、最近の住宅事情もあり、こいのぼりを立てている家庭を目にすることが少なくなった。
 ケマンソウは、別名、タイツリソウという。どちらかといえば、その花の姿から、タイツリソウの呼び方がピッタリくる。花を鯛に見立て、竿にたくさんの花が連なり、何とも滑稽な姿で、一度覚えたら忘れられない名である。漢字では、華鬘草で、華鬘飾に由来しているとのこと。朝鮮半島や中国が原産の多年草。

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