啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キングサリ」

2015-05-03 21:16:53 | 旅行
「キングサリ」 (金鎖) マメ科
 青の絨毯「ネモフィラの丘」、春の花めぐり「足利の大藤、白藤のトンネル」と題したバスツアーに参加した。ネモフィラの丘は、茨城県ひたちなか市にある国営公園。ここは、太平洋岸に位置し、まさに、海と、空の青と、ネモフィラのブルーと青一色。可愛らしい花々が群生し、450万株のネモフィラは圧巻だ。
 足利の藤は、栃木県天然記念物の大藤、八重藤そして白藤のトンネルなど、甘くやさしい香りに包まれ、華やかでつややかな藤は、この世のものとは思えない美しさだった。そして、ついに見つけたキングサリ。別名、キバナフジともいわれ、フジのような房に、鮮やかな黄色の花が咲くので黄花藤。また、金色の鎖のような房が、ぶら下がって咲くので、Golden Chain。花房は、30cm位。フジとキングサリの違いは、専門的には知らないのだが、一つには花房の長さ、もう一つは葉の付き方。1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形の3出複葉。キングサリは名前も興味をひかれるが、鮮やかな黄色の目立つ花なのに、フジのあでやかさとは違い、少し、もの悲しさを漂わせる美しい花だ。

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